SHARE 永山祐子に、自身が設計を手掛けている「ドバイ万博日本館」について聞いているインタビュー
永山祐子に、自身が設計を手掛けている「ドバイ万博日本館」について聞いているインタビューが、経済産業省のサイトに掲載されています。
永山祐子に、自身が設計を手掛けている「ドバイ万博日本館」について聞いているインタビューが、経済産業省のサイトに掲載されています。
今津康夫 / ninkipen!が設計した、大阪・泉佐野市の「りんくうメディカルクリニック 先進医療センター」です。
関西空港にほど近い泉佐野市の海沿いに位置する「がんクリニック」のインテリアデザインである。与えられた区画は臨海公園の暴風林が間近に迫り、空港が遠くに臨めた。
まず初めに、このクリニックを訪れた瞬間に海が感じられる位置に受付と待合を置き、さらに多くの患者は点滴を長時間行う為、治療中に海が眺めらるように個室を配置した。廊下は建物のカーブに合わせて扇型に取り奥行き感を持たせることで、扉が等ピッチに並ぶ病院らしさを和らげた。
次に、訪れる人々の気持ちに配慮して出来るだけ優しく穏やかな素材選びを行った。手漉きの和紙、ウールカーペット、桧、漆喰はどれも素朴だが暖かみがあり、その無垢な表情によって少しでも平常心で治療を受けることができるように慎重を期した。
2人に1人ががんになる時代と言われて久しい。空間が最新医療との相乗作用を生み出し、心身共に癒される場を目指した。
アーティスト村上隆とキュレーター ジャスティン・ペイトン(Justin Paton)が参加した、2019年11月1日にシドニーで行われたトークイベントの動画です。Art Gallery of NSWで行われている「Japan supernatural」展(2020年3月8日まで)に合わせて企画されたものです。
フランク・ロイド・ライトが設計した、アメリカ・ウィスコンシン州の「ジョンソンワックス本社(1939年竣工)」の360°VR動画です。制作はSquint/Operaです。
以下は動画の解説テキスト。
The Johnson Wax Headquarters in Racine Wisconsin, which opened in 1936 is a modern masterpiece designed by legendary architect Frank Lloyd Wright. To celebrate the iconic building Squint/Opera created an immersive 360 film that allows viewers to explore the ground-breaking design from an intimate perspective.
Footage is accompanied by interviews with building occupants conducted with ambisonic microphones to provide a 360 degree representation of sound. Employees stories demonstrate the intricate beauty and innovation of the architecture within which they work alongside design flaws which are sometimes comical. Three-legged chairs were sleekly designed but unstable and often caused employees to fall over. From above, large domed windows with concentric patterns flood open spaces with natural light but would often leak and ruin documents or in the summer, make conditions too hot to work in.
Throughout the building, the incredible attention to detail and unique geometry is inspiring. Nothing was missed, even the underground parking spaces have beautiful domed structures and the elevators are like rounded bird cages floating through the building.
The film was written and produced by multi-award winning filmmaker and Squint/Opera Creative Director Callum Cooper and Carrie Budge, a multimedia producer whose award winning portfolio includes films for the Guardian, The Wall Street Journal and Vice.
岸和郎 + K. ASSOCIATES / Architectsのウェブサイトに、埼玉・草加市の「日本化学産業総合研究所」の写真が16枚掲載されています。
日本化学産業は化学薬品と建材を製造する会社であり、その化学薬品部門は埼玉県、福島県に4ヶ所の工場を持っている。このプロジェクトは主力工場である埼玉工場は草加にあり、その構内に薬品部門の総合研究所を新設するのがこのプロジェクトである。埼玉工場は西は綾瀬川、北は東京外環自動車道の高架に面し、東と南は住宅街に面しており、構内には低層平屋の工場が数多く並んでいる。低層の建物群で構成されている工場構内景観を考え、この建物も2層+ペントハウスの3層構成とし、現状では不足している緑や樹木を建物の周辺だけでなく屋上にも配することで工場構内の緑地率をあげ、働く人にも優しい構内景観をつくろうと考えた。
この建物には機能的には研究開発部門だけでなく、この工場全体の管理事務部門も入るため、直接は関係を持つ必要のないこの2部門を建物中央部に配したピロティ+屋外テラスで繋ぎ、そこに双方のエントランスを設ける。結果として機能的には分かれながらも研究所としては一体的な表情を持つ平面形を採用した。
日々進化する化学薬品の開発はそれこそ日進月歩であり、研究開発もそのスピードに対応する必要がある。そのためには機械設備の更新や変更が迅速に、簡単にできることというのが求められる研究施設であり、そのためこの計画では建築の構造体そのものは鉄筋コンクリート造とし、恒久的なものとするが、機械設備はいつでも撤去、更新、変更可能なものとするため、すべて外壁側に配置し、研究所全体は稼働中でも設備更新が外壁側から可能な形式とした。
すなわち外壁を二重とし、内側には最小限のRC璧や間仕切り壁を設け、その外側にあらためてポリカーボネートの半透明の外皮を設け、その二重壁の間の屋外空間を機械設備の設置スペースとする。したがって機械設備の更新はいつでも可能となる。
さらに現在は機能的には南北の2部門に分かれているが、その平面形式も変更可能なように恒久的なコンクリートの構造体以外はそのポリカーボネートの外壁、さらにグレーチングの作業床やスチール・メッシュの天井などの半透明の工業製品を構造体に取り付けるだけのディテールとし、機械の更新だけでなく平面形も更新可能な建築となるように考えた。
1,2階については研究開発機能に特化した建築空間となるのに対して、3階のペントハウス階はこの工場で働く人たちの休息の場を提供することを提案した。ここに昇ると自分たちが働いている工場を眼下に見下ろすことになり、仕事から離れた時間を持つことが可能になる。屋上階の緑化計画も意識的に様々な低木を混植することにし、南北に通したオレンジの並木の樹列とともに昔懐かしい原っぱのような風景を再現することを夢想した。現在は正面に見える高速道路の界壁も数年のうちに緑の風景の中に埋没し、眼に入るのは緑とオレンジと空だけという屋上庭園が出来上がるはずである。
以下のfbページでも写真の閲覧が可能です。
BIGのビャルケ・インゲルスによる、巨大なスクリーンに映し出されたほぼ原寸大の映像と連動する、トヨタの「Woven city」のプレゼンテーション動画です。Squint/Operaというチームが手掛けたとの事。Woven Cityについてはこちらの記事で紹介しています。
※映像が壊れている表示ですが、再生ボタンを押すと閲覧できます
The film was played during Toyota CEO Akio Toyoda’s announcement and used as part of a carefully choreographed presentation by Bjarke Ingels. At the heart of the design concept is how we experience the city, from how we interact with each other in our homes to new mobilities and sustainability. To bring this to life we needed to create a more immersive way for viewers to experience an architectural vision, so the film was made to be an eye-level tour with Bjarke Ingels transplanted into the digital proposal as a physical tour guide. As Bjarke explains his design philosophy the woven city is revealed around him.
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