ヤツシャハルアーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」。日本館の傍らに計画された飲食店。日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案。経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現 photo©Dany Eid
ヤツシャハルアーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」。日本館の傍らに計画された飲食店。日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案。経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現 photo©Dany Eid
ヤツシャハルアーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」。日本館の傍らに計画された飲食店。日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案。経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現 photo©Dany Eid
ヤツシャハルアーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」。日本館の傍らに計画された飲食店。日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案。経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現 photo©Dany Eid
ヤツシャハルアーキテクツ が設計した、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」です。
日本館の傍らに計画された飲食店です。建築家は、日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案しました。また、経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現しました。会期は既に終了しています。
アーキテクチャーフォトでは、「2020年ドバイ国際博覧会日本館 」も特集記事として紹介しています。
日本パヴィリオン前面に配された水盤の片側に、パヴィリオンのアプローチに沿うようにスシロードバイ万博店は設けられました。
スシローは、中東初出店となるこの機会にハラル対応メニューを開発・提供し、世界中から来場される多くの方々を「日本のすし」でもてなし、日本の食文化の魅力を伝えます。
日本の伝統的な文様と中東のアラベスクパターンで構成された日本パヴィリオンの立体格子に呼応して、レストラン棟の意匠は日本の魚子文様をもとに構成されました。魚子模様の最小単位と対応する4.6メートル角の床板とその頭上に対角線上に引かれた屋根の稜線からなる立体的なプレファブモジュールが、直角二等辺三角形の敷地内に90度ずつ向きを変えながら配置されることで、魚子模様が屋根形状として立体的に現れます。
レストラン棟は、仮設建築物でありながら、恒久的な建築と同等に法的な要求を満たし、かつ来場者の空間体験への期待に応え得る建築物でなければなりません。同時に、短期間で消費される施設として経済的な合理性や環境負荷への配慮も求められることから、工事に伴って発生するエネルギー消費を最小限に抑えることができ、また限られた工期内で現場施工が実現できる「鉄骨プレファブ工法」を採用しました。
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ヤツシャハルアーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」。日本館の傍らに計画された飲食店。日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案。経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現 photo©Dany Eid
ヤツシャハルアーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」。日本館の傍らに計画された飲食店。日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案。経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現 photo©Dany Eid
ヤツシャハルアーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」。日本館の傍らに計画された飲食店。日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案。経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現 photo©Dany Eid
ヤツシャハルアーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」。日本館の傍らに計画された飲食店。日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案。経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現 photo©Dany Eid
ヤツシャハルアーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」。日本館の傍らに計画された飲食店。日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案。経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現 photo©Dany Eid
ヤツシャハルアーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」。日本館の傍らに計画された飲食店。日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案。経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現 photo©Dany Eid
ヤツシャハルアーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」。日本館の傍らに計画された飲食店。日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案。経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現 photo©Dany Eid
ヤツシャハルアーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」。日本館の傍らに計画された飲食店。日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案。経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現 photo©Dany Eid
ヤツシャハルアーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」。日本館の傍らに計画された飲食店。日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案。経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現 photo©Dany Eid
ヤツシャハルアーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」。日本館の傍らに計画された飲食店。日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案。経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現 photo©Dany Eid
ヤツシャハルアーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」。日本館の傍らに計画された飲食店。日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案。経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現 photo©Dany Eid
ヤツシャハルアーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」。日本館の傍らに計画された飲食店。日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案。経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現 photo©Dany Eid
ヤツシャハルアーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」。日本館の傍らに計画された飲食店。日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案。経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現 GF PLAN image©ヤツシャハルアーキテクツ
ヤツシャハルアーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」。日本館の傍らに計画された飲食店。日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案。経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現 SECTION image©ヤツシャハルアーキテクツ
ヤツシャハルアーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」。日本館の傍らに計画された飲食店。日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案。経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現 ELEVATION image©ヤツシャハルアーキテクツ
以下、建築家によるテキストです。
スシロードバイ万博店
日本パヴィリオン前面に配された水盤の片側に、パヴィリオンのアプローチに沿うようにスシロードバイ万博店は設けられました。
スシローは、中東初出店となるこの機会にハラル対応メニューを開発・提供し、世界中から来場される多くの方々を「日本のすし」でもてなし、日本の食文化の魅力を伝えます。
レストラン棟は、仮設建築物でありながら、恒久的な建築と同等に法的な要求を満たし、かつ来場者の空間体験への期待に応え得る建築物でなければなりません。同時に、短期間で消費される施設として経済的な合理性や環境負荷への配慮も求められることから、工事に伴って発生するエネルギー消費を最小限に抑えることができ、また限られた工期内で現場施工が実現できる「鉄骨プレファブ工法」を採用しました。
ドバイの道路法で許容される最大の寸法である4.6メートルの正方形平面、最高高さ3.9メートルを基本単位とし、軽量で輸送効率が高くかつ柔軟な平面計画に対応できるプレファブモジュールを開発しました。
日本の伝統的な文様と中東のアラベスクパターンで構成された日本パヴィリオンの立体格子に呼応して、レストラン棟の意匠は日本の魚子文様をもとに構成されました。魚子模様の最小単位と対応する4.6メートル角の床板とその頭上に対角線上に引かれた屋根の稜線からなる立体的なプレファブモジュールが、直角二等辺三角形の敷地内に90度ずつ向きを変えながら配置されることで、魚子模様が屋根形状として立体的に現れます。
店内はスシローが国内外で展開してきたブランドイメージを基調に、ゴールドに塗装された魚子天井が水盤からの反射光を映し、最先端の技術で提供される日本の回転すしと中東文化の出会いの場を演出しています。
■建築概要
施設正式名称:スシロードバイ万博店
所在地:アラブ首長国連邦、ドバイ国際博覧会
主な施設構成:ダイニングホール、厨房・バックヤード
用途:回転すしレストラン
運営者:株式会社FOOD & LIFE COMPANIES
想定入場者数:100,000人
建築設計:ヤツシャハルアーキテクツ(担当者:谷津健治、砂原カリム、河田佳織)
建築施工:RED SEA HOUSING SERVICES
内装施工:GLIMMER HOLDINGS
構造:鉄骨プレファブ造
規模:地上1階建
敷地面積:298㎡
建築面積:270㎡
床面積:270㎡(うち厨房面積60㎡)
工期:2020年7月1日~2021年8月31日(プレファブユニット工場製作期間含む)
会期:2021年10月1日〜2022年3月31日
撮影:Dany Eid
建材情報 種別 使用箇所 商品名(メーカー名) 外構・床 外構 セラミックタイル
外装・壁 外壁 セメントボード AEP
外装・屋根 屋根 FRP塗膜防水吹付け
ウレタンフォーム充填サンドイッチパネル
内装・床 床 セメントボード セラミックタイル
内装・壁 壁 セメントボード AEP
内装・その他 幅木 セメントボード セラミックタイル
内装・天井 天井 MDF AEP
内装・家具 什器 メラミン化粧板
内装・照明 照明器具 オリジナル[ペンダント]
LEDリニアライト
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