SHARE 木村智彦 / グラムデザインによる鳥取県境港市の住宅「夕日ヶ丘の家」
木村智彦 / グラムデザインが設計した鳥取県境港市の住宅「夕日ヶ丘の家」です。
以下、建築家によるテキストです。
ここに暮らす家族のためにあったような敷地。 北に設道し、道路を挟み市営の陸上競技場に面する。 施主がもともと陸上の選手で、日々この競技場でトレーニングを重ねられていたということもあり、早い段階で2階にリビングダイニングを配置し、競技場を眺めることのできる住宅とすることが決まった。 屋根を持つデッキスペースは、陸上競技場に併設する公園の緑地を借景できる位置に設けている。 50坪の床面積を予算内で実現するため、外壁、内部仕上げも極力一般的で安価な材料とし、単純なディティールとすることを考えた住宅。 1階は家族それぞれの寝室を配置しており、各室に光を落とす中庭を二つ内包する。 中庭をつくることで外周の開口部を減らし、防犯にも配慮した設計としている。
■建築概要
所在地:鳥取県境港市
構造/規模:木造/2階建て
延床面積:166.95㎡
設計期間:2013年2月~2013年6月
竣工:2013年10月
設計者:木村智彦 / グラムデザイン
Tomohiko Kimura / GRAMDESIGN
施工: 株式会社 辻工務店
web : http://gramdesign.biz
mail : info@gramdesign.biz