SHARE 昭和設計による、和歌山・紀の川市の、福利厚生機能と倉庫を併せ持つ施設「T-RUNWAY」
昭和設計が設計した、和歌山・紀の川市の、福利厚生機能と倉庫を併せ持つ施設「T-RUNWAY」です。
某アパレル系商社の福利厚生機能と倉庫を併せ持つ施設である。
和歌山の田舎町。ゆったりとした時が流れる自然の中に、絶えず移り変わりゆくファッションショーの舞台“RUNWAY”を提案した。
RUNWAYという言葉には本来「滑走路」という意味がある。
『T-RUNWAY』は、ショーを楽しむだけの場所ではなく、世界を舞台にビジネスを展開する商社が、さらなる飛躍を目指し飛び立つための滑走路であり、またその英気を養いに降り立つための滑走路でもある。
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以下、建築家によるテキストです。
某アパレル系商社の福利厚生機能と倉庫を併せ持つ施設である。
和歌山の田舎町。ゆったりとした時が流れる自然の中に、絶えず移り変わりゆくファッションショーの舞台“RUNWAY”を提案した。
RUNWAYという言葉には本来「滑走路」という意味がある。
『T-RUNWAY』は、ショーを楽しむだけの場所ではなく、世界を舞台にビジネスを展開する商社が、さらなる飛躍を目指し飛び立つための滑走路であり、またその英気を養いに降り立つための滑走路でもある。
庵治石とT-RUNWAY
ニューヨークのイサムノグチ庭園美術館では、永遠なる存在である石と、ほんのひと時だけを彩る桜の儚さに、永遠と瞬間の対比を見ることができる。
T-RUNWAYでは、華やかな桜とファッションを重ね合わせ、ショーの舞台となる床と背景となる゛石張りウォール“に庵治石を施し、煌びやかさと重厚感の対比を効果的に用いたファッションの新しい演出方法を生み出している。
■建築概要
プロジェクト名:T-RUNWAY
竣工:2018年6月
所在地:和歌山県紀の川市
設計:株式会社 昭和設計
藤原芳寿(PM)一色暁生、和田一馬(意匠)岩本圭悟(構造・元所員)政井暁子(電気)川上薫(機械)
施工:三友工業株式会社
写真:松村芳治