真泉洋介 / プラスマイズミアーキテクトによる、神奈川・平塚市の事務所「平塚のピタットハウス」です。
不動産会社のオフィス。1フロア約140㎡の既存ビルの3フロアを計画した。
一階がラウンジ、2階が事務所、10階が社長室。
各階の要素を整理し、一階の空間から情報を極力減らし、人と接するための余白の場を計画した。
打ち合わせはもちろん、カフェやシェアスペースなど新たな展開にも対応可能な場を目指した。
既存の空間に、人の居場所を囲う「器」を置くようなイメージで計画した。
寒色のコンクリート打ち放し壁に対し、「器」は温かみのある暖色で、鏝ムラのある左官仕上とした。
180mmというモデュールの高低差を設け、1080mmを最高高さとした。
机や椅子やカウンターに適した高さを想定し、かつ、囲われていて落ち着く高さをスタディーした。
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■建築概要
名称:ピタットハウス平塚店(株式会社L-CLASS)
用途:事務所
所在:神奈川県平塚市
規模:120㎡(1階ラウンジ)145㎡(2階事務所)130㎡(10階社長室)
竣工年月 2020年1月
施主:株式会社 LSY
施工:株式会社 桐生環境計画
設計監理:株式会社 プラスマイズミアーキテクト
照明デザイン:リップルデザイン