SHARE VUILDによる、静岡・浜松市の「浜松のバス停」
VUILDが設計した、静岡・浜松市の「浜松のバス停」です。
見る角度によって印象が変化する多様な視覚効果を意識したキャノピー型のデザインは、強風の吹く西方に対しては防風壁として機能するように板柱を配置し、反対側は歩行者を受け止められるように大きく開いたポケットのような構造を考案した。
また、無垢材を使用していることから、長さ240mm、幅300mm、厚み36mmの板から最小限の枚数で制作し、ベースプレートはそれぞれの柱の形状に合うようにレーザーカッターで特注制作した。
さらに、地元完結型の小規模な流通の形を実現する為、資材には地元天竜区産の天竜杉を使用。それらを現地に設置されたCNCミリングマシーン「Shopbot」を用いて加工した。
日本各地の地場産材を近隣の「Shopbot」で加工しながら組み上げていく事業のロールモデルとして今後の流通の在り方を提案するものとなった。
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■建築概要
題名:浜松のバス停
設計:VUILD株式会社
担当:秋吉浩気,、加藤花子、高野和哉
構造設計:yasuhirokaneda STRUCTURE
柱脚金物製作:株式会社ヒラミヤ
施工:VUILD株式会社
所在地:静岡県浜松市蜆塚一丁目
主用途:バス停
建築面積:7.66 ㎡
竣工:2019年2月
写真:黒部駿人
種別 | 使用箇所 | 商品名(メーカー名) |
---|---|---|
内装・柱 | 柱梁 | 天竜杉 無垢材(フジイチ) |
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