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TOTO通信の2016年春号「特集:つなぐ思考 間仕切りのテクニック」のオンライン版

TOTO通信の2016年春号「特集:つなぐ思考 間仕切りのテクニック」のオンライン版が公開されています

TOTO通信の2016年春号「特集:つなぐ思考 間仕切りのテクニック」のオンライン版が公開されています。

建築空間をどう間仕切るのか。古代の寝殿造の頃も、がらんとした母屋と庇の空間に、御簾(みす)を垂らし、屏風(びょうぶ)や几帳(きちょう)を立て、間(ま)を仕切っていた。建築を考えるうえでの、普遍的な話題といっていいかもしれない。この数十年にも、2LDKや3LDKなどの、日本社会に浸透したnLDKの間取りを見直す動きがあった。 最近の建築家が手がけた住宅を見ていても、じつに多様な間仕切りのあり方がある。共通しているように見えるのは、仕切るというより、つなげようという意志。とはいっても、壁も何もないワンルームというわけではない。そこにはどのような思考があるのか、ひもといてみた。

ネリ&フーのインタビューを収録している『AXIS181号』

ネリ&フーのインタビューを収録している『AXIS181号』がamazonで発売されています

ネリ&フーのインタビューを収録している『AXIS181号』がamazonで発売されています。ネリ&フーは上海を拠点とする設計事務所です。商業建築を中心に新鮮なデザインの作品をつくっており、アーキテクチャーフォトでも以前より注目して紹介してきました。

AXIS(アクシス) Vol.181 (2016-04-30) [雑誌]
アクシス
B01ESOKI78

豊川斎赫による新しい書籍『丹下健三――戦後日本の構想者』

豊川斎赫による新しい書籍『丹下健三――戦後日本の構想者』がamazonで発売されています

豊川斎赫による新しい書籍『丹下健三――戦後日本の構想者』がamazonで発売されています。

時代の精神を独自の美へと昇華させる構想力。丹下健三が創り出す建築空間は、高度成長の道をひた走る戦後日本の象徴であった。「建築の化身」。直弟子・磯崎新をしてそう言わしめた人物の足跡を、多くの逸材を輩出した「丹下シューレ」の活動とともにたどる。従来批判されてきたバブル期の活動にひそむ先見と洞察に光をあてる。

丹下健三――戦後日本の構想者 (岩波新書)
豊川 斎赫
4004316030

水野学の新しい書籍『「売る」から、「売れる」へ。 水野学のブランディングデザイン講義』

水野学の新しい書籍『「売る」から、「売れる」へ。 水野学のブランディングデザイン講義』がamazonで予約受付中です

水野学の新しい書籍『「売る」から、「売れる」へ。 水野学のブランディングデザイン講義』がamazonで予約受付中です。リンク先に詳細な目次が掲載されています。2016年5月2日の発売を予定。

いまの時代に、どうすれば「長く売れつづける」のか──。
あらゆるビジネスパーソンが抱えるこの課題をデザイン視点から解決する、慶應義塾大学の名物講義「ブランディングデザイン」がついに書籍化。

「中川政七商店」「茅乃舎」「東京ミッドタウン」「相鉄」などでコンサルタントとしても活躍するクリエイティブディレクターの水野学が、ビジネスや経営における「デザインの正しい使い方」をわかりやすく解説した1冊です。

「売る」から、「売れる」へ。 水野学のブランディングデザイン講義
水野 学
4416115156

エイドリアン・フォーティー著、坂牛卓ら訳による書籍『メディアとしてのコンクリート』

エイドリアン・フォーティー著、坂牛卓ら訳による書籍『メディアとしてのコンクリート』がamazonで発売されています

エイドリアン・フォーティー著、坂牛卓ら訳による書籍『メディアとしてのコンクリート』がamazonで発売されています。

近代にはじまったコンクリートの意匠と文化の真価を、精選された建築写真とともに読み解く快楽。自然の材料か、歴史性を持ちうるか、芸術の対象たりうるか。「建築と素材」というテーマに新たな思考を切り開く歴史観。RIBA協会長賞受賞。

メディアとしてのコンクリート
エイドリアン フォーティー Adrian Forty
4306046362

エイトブランディングデザイン・西澤明洋の対談集『クリエイティブのつかいかた』。谷尻誠らが登場。

エイトブランディングデザイン・西澤明洋の対談集『クリエイティブのつかいかた』がamazonで発売中です

エイトブランディングデザイン・西澤明洋の対談集『クリエイティブのつかいかた』がamazonで発売中です。建築分野では、谷尻誠が登場しています。2016/4/15発売予定です。

日本を代表するトップクリエイター12人が語る、クリエイティブの本質とは。
デザインやビジネスに生かせるヒントやノウハウ満載

東京・青山ブックセンターで1年間にわたって開催され、12人のクリエイターに迫ったセミナー「クリエイティブのABC」。
その内容は日経デザイン誌でも連載され毎回好評を博した。
これにブランディングデザイナー西澤明洋による分析を大幅加筆し、クリエイティブとは何か、彼らはどんな思考法なのかなど、
クリエイターの生き様にも迫りながら、デザインやビジネスに生かせるクリエイティブの本質を明らかにした。
デザインやビジネスに生かせるヒントやノウハウが満載の一冊。

12人のクリエイターはいずれも日本を代表する方たちばかり。編集からプロダクト、グラフィックなど分野は多岐にわたる。
・柴田文江(プロダクトデザイナー)「プロダクトデザインもブランディングを意識する時代に」
・猪子寿之(チームラボ代表)「テクノロジーで“かっけぇー”世界を創りたい」
・KIGI(植原亮輔 渡邉良重)「コンセプトづくりも踏まえ、グラフィックの新領域を開拓」
・谷尻誠(建築家)「人と人が関わる「環境づくり」こそが建築家の役目に」
・柿沢安耶 (「パティスリーポタジエ」オーナーパティシエール)「野菜を生かした商品開発で、農業の大切さを伝えたい」
・田川欣哉(takram design engineering 代表)「ノット・デザイン・オア・エンジニアリングで自由な発想を」
・山崎亮(コミュニティデザイナー)「地元のために立ち上がる人を増やすのが僕らのミッション」
・岸勇希(電通)「課題の本質を見極め、デザイン力で解決策を徹底的に考え抜く」
・佐渡島庸平(コルク代表)「編集能力は情報の順番工学、大変革の時代にこそ不可欠」
・山田遊(バイヤー/method代表)「経験の積み上げこそがバイイングのセンスにつながる」
・津田大介(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)「人が変わるきっかけをつくるのがメディアの役割」

クリエイティブのつかいかた
西澤明洋
4822235114

book『ドイツ・縮小時代の都市デザイン』

書籍『ドイツ・縮小時代の都市デザイン』がamazonで発売されています

書籍『ドイツ・縮小時代の都市デザイン』がamazonで発売されています。

産業の衰退と失業率の増加、人口の流出が著しいドイツの地方都市は、空き家の増加や都市環境の悪化に、縮小を前提とした都市政策で対応してきた。建物の保全改修と減築・撤去、アイデンティティの再構築など学ぶべき指針を探る。

ドイツ・縮小時代の都市デザイン
服部 圭郎
4761526203

book『建築家・土浦亀城』 MoMAでの、伊東豊雄とSANAAを中心とした建築展の関連書籍『A Japanese Constellation』

MoMAでの、伊東豊雄とSANAAを中心とした建築展の関連書籍『A Japanese Constellation』がamazonで発売されています

MoMA(ニューヨーク近代美術館)での、伊東豊雄とSANAAを中心とした建築展の関連書籍『A Japanese Constellation』がamazonで発売されています。この展覧会の会場写真はこちらに

A Japanese Constellation: Toyo Ito, Kazuyo Sejima, SANAA, Ryue Nishizawa, Sou Fujimoto, Akihisa Hirata, Junya Ishigami
Pedro Gadanho
1633450090

塚本由晴らのインタビューや、隈研吾のエッセイも収録した、倉方俊輔の編集による書籍『吉祥寺ハモニカ横丁のつくり方』

塚本由晴らのインタビューや、隈研吾のエッセイも収録した、倉方俊輔の編集による書籍『吉祥寺ハモニカ横丁のつくり方』がamazonで発売されています

塚本由晴らのインタビューや、隈研吾のエッセイも収録した、倉方俊輔の編集による書籍『吉祥寺ハモニカ横丁のつくり方』がamazonで発売されています。

インテリア、建築、まちづくりを横断した、これからのデザイン思考。
シャッター通り化していたハモニカ横丁に、今なぜ若者が集まるのか。

「住みたい街ナンバーワン」吉祥寺のJR駅北口前に、昭和の匂い漂う「ハモニカ横丁」がある。
一歩足を踏み入れると、細い路地が入り組み、新旧さまざまの飲食店や雑貨店が軒を連ねていることに驚かされる。夜は赤提灯に吸い寄せられた老若男女がにぎわい、休日ともなると行列ができるほどの人気スポットだ。なぜここだけ開発を逃れ、「レトロ」とも「最新」ともいえない独特の魅力を放ち、生き生きとした営みが持続しているのか?
吉祥寺を飛び出し三鷹駅前のビルをコンバージョンした「ハモニカ横丁ミタカ」も生まれている。いったい誰がどう仕掛けたのか?
その秘密に迫るべく、倉方俊輔(建築史家)がこの横丁で13店舗を経営する手塚一郎、店舗づくりを担った設計者たち(形見一郎、塚本由晴、原田真宏)、吉祥寺との関係が深い社会デザイン研究者の三浦展にインタビュー。
さらに、焼鳥「てっちゃん」のインテリアを手掛けた隈研吾による横丁論も収録。
ハモニカ横丁には、人々が生き生きと暮らすまちづくりのヒントが隠されている。

吉祥寺ハモニカ横丁のつくり方
倉方 俊輔 形見 一郎 隈 研吾 塚本 由晴 手塚 一郎 三浦 展
4395320597

book『a+u臨時増刊 シーグルド・レヴェレンツ ドローイングコレクション1+2』

書籍『a+u臨時増刊 シーグルド・レヴェレンツ ドローイングコレクション1+2』がamazonで発売されています

書籍『a+u臨時増刊 シーグルド・レヴェレンツ ドローイングコレクション1+2』がamazonで発売されています。リンク先に目次なども掲載されています。

a+u(エー・アンド・ユー)臨時増刊 シーグルド・レヴェレンツ ドローイングコレクション1+2 2016年 04 月号
株式会社 エー・アンド・ユー
B01BYL63PO

磯崎新による新しい書籍『偶有性操縦法 -何が新国立競技場問題を迷走させたのか』

磯崎新による新しい書籍『偶有性操縦法 -何が新国立競技場問題を迷走させたのか』がamazonで本日発売します

磯崎新による新しい書籍『偶有性操縦法 -何が新国立競技場問題を迷走させたのか』がamazonで本日発売します。磯崎が2014年11月5日に公開した新国立競技場についての意見文は弊サイトでも非常に注目され1万以上のfacebook「いいね!」のクリックが行われました。

誰一人〈決定〉を下さないまま漂流を続けたビッグ・プロジェクト
-新国立競技場問題から見える現代日本の根本問題とかなにか。
そして2020年東京オリンピックを真の祝祭とするために
建築家が果たす役割とは。
世界的建築家からの緊急提言。

偶有性操縦法 -何が新国立競技場問題を迷走させたのか-
磯崎新
4791769147

三分一博志の瀬戸内での作品を紹介する作品集『三分一博志 瀬戸内の建築』

三分一博志の瀬戸内での作品を紹介する作品集『三分一博志 瀬戸内の建築』がamazonで発売されています

三分一博志の瀬戸内での作品を紹介する作品集『三分一博志 瀬戸内の建築』がamazonで発売されています。

風・水・太陽など地球上の動く素材と地形より導かれた建築。建築家三分一博志が近年力をいれて取組む瀬戸内での作品を紹介。土地のリサーチから設計・完成へと進む三分一博志独自の設計手法と実現までの取り組みを豊富な写真とスケッチ、図面などを交えて、その地のみずみずしい空気感を伝える構成で詳しく紹介。宮島弥山展望台・六甲枝垂れ・犬島精錬所美術館・直島ホール・直島の家またべえ・おりづるタワーなどを掲載。瀬戸内国際芸術祭2016の「直島建築+The Naoshima Plan」公式ガイドブック。

三分一博志 瀬戸内の建築
三分一博志
4887063571

書籍『特集:MARU。 Architecture 高野洋平+森田祥子 KJ 2016年4月号』のプレビュー

01marusamahyoshi

書籍『特集:MARU。 Architecture 高野洋平+森田祥子 KJ 2016年4月号』をプレビューします。

 私たちはいつも、どうしたら住まい手や使い手が空間を自分のものとして認識してもらえるかに腐心します。その建築や空間に愛着を抱き、使いこなしてもらうきっかけとなるからです。それはお気に入りの家具を置くだけで良いかもしれません。もたれかかった柱が落とす影のかたちによるのかもしれません。厳重な鍵が必要な場合もあります。一滴の光も漏らさないことも求められます。様々な因子を通じて、人は空間を自分のものとして獲得することができます。
 私たちはこの空間の獲得の過程を「パーソナライズ」と呼んでいます。ウェブ用語では「ユーザーに最適化されたカスタマイズ」を意味しますが、どちらかというと、本来の「個人化」に近いニュアンスです。建築家に提示される要望は、クライアントが空間を「パーソナライズ」するためのヒントになります。
 一方、クライアントからの要望をはじめとした様々な条件が与えられたときに、私たち建築家はそれを咀嚼分解し、自分たちの建築作品として再構築します。これは作り手による「パーソナライズ」です。使い手による空間の「パーソナライズ」と作り手による空間の「パーソナライズ」、2つが重なり合って、建築のアイデンティティが生まれます。
 すべての建築を貫く大きなテーマを掲げていない私たちは今、目の前に現れた課題が、自分の系譜を前提とした思考をそれぞれに通過することだけによって、どうにか生み出す空間を「パーソナライズ」しています。ここから描かれていることは、私たちの系譜や思考の断片です。突如として現れた「MARU。Architecture」ってなに?という疑問に対して今の私たちを伝えるには、2人の思考を一緒に辿ってもらうことが一番手っ取り早いだろうと考えました。似たような言葉で全然違う事を言っていたり、同じようなことを繰り返したり、拙いですが、私たち2人が違う思考で同時に存在していることも感じてもらえると嬉しいです。

島田陽の作品集『島田陽|日常の設計の日常』

島田陽の作品集『島田陽|日常の設計の日常』がamazonで発売されています

島田陽の作品集『島田陽|日常の設計の日常』がamazonで発売されています。

神戸を拠点にタトアーキテクツを主宰する島田陽による「現代建築家コンセプト・シリーズ vol.22」。
72年生まれの島田がこれまで手掛けてきた数々の住宅は、住む人やその周囲の人の認識を刺激し、新鮮な発見を促すような多義性に満ちています。
シンプルな多様性、動的な抽象性、他律的な自律性、大きなディテール、新築の廃墟、家具の階段……。
あれとこれがここで出会うと、豊かな変化をもった住居ができ、 能動的で発見的な暮らしが営まれる契機となる。
本書は、島田の日記につづられたテキストや、海外クライアントからの声援もおりこみながら、ひとつの小さな気づきが、別の場所にある小さな気づきと出会い、やがて住居設計のコンセプトになってゆく、島田の設計手法にせまります。
【掲載作品】
《岬町の住居》《北野町の住居1》《大手町の住居》《塩屋町の住居》《豊富町の住居》《美浜町の住居》《緑が丘の住居》《北野町の住居2》《比叡平の住居》《和泉大宮の住居》《六甲の住居》《伊丹の住居》《山崎町の住居》《石切の住居》《川西の住居》《大きな曲面のある小屋》《House in Hamilton》ほか)

島田陽|日常の設計の日常 (現代建築家コンセプト・シリーズVOL.22)
島田陽
4864800219

old book『八束はじめ+吉松秀樹 メタボリズム 1960年代-日本のアバンギャルド』

古書『八束はじめ+吉松秀樹 メタボリズム 1960年代-日本のアバンギャルド』がアーキテクチャーフォトブックスで販売されています

古書『八束はじめ+吉松秀樹 メタボリズム 1960年代-日本のアバンギャルド』がアーキテクチャーフォトブックスで販売されています。詳しい状態等はリンク先でご確認ください。

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