書籍『メディア・モンスター:誰が「黒川紀章」を殺したのか?』がamazonで発売されています
曲沼美恵による書籍『メディア・モンスター:誰が「黒川紀章」を殺したのか?』がamazonで発売されています。
天才的自己宣伝と未来予測で昭和を駆け抜けた稀代のメディア・スターKUROKAWA KISHO。
その謎にみちた行動の真相に迫った初の評伝となる傑作ノンフィクション!!2007年春の東京都知事選と同年夏の参議院議員選挙に突然、出馬後に急逝した建築家・黒川紀章。唐突すぎる行動のせいか、彼の死後、その生涯についてまともに取り上げるメディアは少ない。
生前、「饒舌過ぎる男」と言われるほどメディアに露出し、語り、数多くの本を出版したにもかかわらず、毀誉褒貶が激しかった黒川の人生には謎が多く、著者は、それらを解き明かすべく6年もの歳月をかけた。
オランダの建築家、レム・コールハースが「メディア・モンスター」と名付けた彼の人生を改めてひも解くと、情報の流れや影響力が「公」から「個」へ、マスメディアからソーシャルメディアへとフラット化していく過程と黒川の言行は、ぴたりと重なり合う。
未公表の事実や証言を元に、高度成長期をメディアの中で駆け抜けたスター建築家の人生とその周囲の人々が生き生きと感動的に描かれる一方で、時代に翻弄されながら生きる大衆の姿、メディア、巨大都市東京もまた不気味に浮かび上がる。
以下は、藤村龍至がtwitterに投稿した感想。
曲沼美恵『メディアモンスター 誰が黒川紀章を殺したのか?』をご恵贈頂いた。黒川紀章の一生を描いたノンフィクション。見出しに惹かれて読み始める。面白すぎて止まらない。黒川紀章ってこんなに面白い人だったのかと。
— Ryuji Fujimura (@ryuji_fujimura) 2015, 4月 18