久保都島建築設計事務所が設計した、群馬県吾妻郡の「まるほん旅館風呂小屋」の内覧会が開催されます。
詳細はこちらのPDFに掲載されています。開催日は、2015年7月20日です。久保都島建築設計事務所は、吉村靖孝事務所出身の久保秀朗と、中村拓志&NAP事務所出身の都島有美による設計事務所です。
群馬県吾妻郡の沢渡温泉で 300 年以上続く老舗の温泉旅館の風呂小屋を設計しました。建物は 1 階が浴場で 2 階が湯上り処になっています。
浴場は換気扇のない静かな環境とするため、天井が曲面になった吹き抜けを上昇する自然換気で換気量をまかなう計画となっています。その曲面スラブが 2 階の湯上り処で大きな腰掛けになるという構成です。
空気の流れのシミユレーションと、家具としての居心地のバランスをとって曲面の形状を決定しました。
旅館オーナー様のご厚意により、完成見学会を開催させていただくことになりましたので、ご案内いたします。是非ご覧いただき、ご意見ご批評頂ければ幸いです。