【ap job 更新】 KAPが、構造デザインのスタッフを募集中

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安曇野市庁舎 AZUMINO city hall

 
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

KAPの、構造デザインのスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

KAPでは構造デザインをやりたい人を募集しています。

・計算だけでなく意匠を活かして建築全体が良くなるようなデザインをしたい。
・合理的で感性にも訴える作品を模型でスタディしながら設計したい。
・新しい構造を実験で検証しながら実現したい。
・建築だけでなく橋梁やランドスケープなど土木の構造設計もしたい。
・クライアントや私たちの社会にとって正しい建物を提供したい。

そんな方のご応募を待っています。

大木代吉本店(酒蔵)復興プロジェクトチーム・岩堀未来による、福島の、江戸時代から続く酒蔵の店舗のリノベーション

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all photos©淺川敏

大木代吉本店(酒蔵)復興プロジェクトチーム・岩堀未来による、福島の、江戸時代から続く酒蔵の店舗のリノベーション「大木代吉本店(酒蔵)復興プロジェクト 店舗」です。

福島県中通りの旧奥州街道沿いに江戸時代から続く酒蔵の店舗のリノベーションである。東日本大震災によって20棟余りの建物群は甚大な被害を受けた。醸造空間の再編とともに持続可能なまちの風景を模索し、規模も条件も異なる建物の外装に杉板を用い、新旧をつなぐ風景を紡ぎだしている。
店舗では、お酒を媒介としたコミュニティスペース、町へ開かれた酒蔵のゲートのあり方を空間として明確化することが意図された。記憶を継承するため健全であった既存の赤瓦屋根、小屋組をできる限り保存し、それ以外の腐朽した柱梁材を交換、耐力壁を追加しながら空間を再構築した。もともと1階が店舗、2階が倉庫と機能的に層になっていた既存建物の2階の床を抜いて吹抜けさせ、既存の小屋組を全て表した。商品・販売スペースを集約させ、1・2階がつながった一室空間は機能的にフリーなコミュニティスペースとなった。また、新設材を白く染めて既存材と対比させ、倒壊した蔵の古材を梁に転用し、時間が蓄積された部材を素材とした新たなスペースの質に積極的に寄与させている。街道から保存した格子戸を通して内部が垣間見え、さらに背後の改修された古い蔵群へと続いていく、時が刻まれた空間である。

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