長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・渋谷のオフィス「100BANCH」
サムネイル:長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・渋谷のオフィス「100BANCH」

7,345.73 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・渋谷のオフィス「100BANCH」


all photos©長谷川健太

長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・渋谷のオフィス「100BANCH」です。

100BANCHとは、2018年にパナソニックが創業100周年を迎えることを機にオープンした、これからの時代を担う若い世代とともに、次の100年につながる新しい価値の創造に取り組むための施設である。

1Fはカフェ・カンパニーが企画・運営するカフェスペース「KITCHEN」、2Fは様々なプロジェクトが同時多発的に展開するプロジェクトメンバーのためのワークスペース「GARAGE」、3Fはパナソニックが次の100年を創り出すためのコラボレーションスペース「LOFT」となり、我々は外装デザインと2~3階の内装デザインを担当した。

2階の「GARAGE」は天井高2150mmと非常に低くなっているが、この先100年を考える場所としてこの空間のポテンシャルを最大限生かすべく、人によっては手の届くこの天井の低さを利用しようと考えた。旧パナソニックである松下電気器具製作所の創業当初のヒット製品の一つであり、松下幸之助の代名詞とも言える商品である「二股ソケット」を利用した照明+電源システムを考案し、使う人が直接手で着脱できるシーリングソケットを750mmピッチで天井に設置してどこでも自由に照明と電源が確保できるようにして、働く人たちが自主的に動いてフレキシブルなワークスペースをつくり出せる空間とした。また、そのような自由な動きを水平方向だけでなく垂直方向にも展開させるため、昇降テーブルを設置し、立ったり座ったりが自由にできるようにして、どこでも作業スペースにもMTGスペースになる、そんな自由で拡張性の高い場を作った。

3Fの「LOFT」は100人程度を収容するイベントスペースも兼ねるラウンジスペースになっている。一見重厚感のある居心地良いスペースだが、軽量で移動や組み立てが容易なスポンジテーブルやハンドリフトで移動できる家具を配置して構成し、変化に対応しやすい空間とした。

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