吉岡徳仁による「東京2020オリンピック聖火リレートーチ」
吉岡徳仁による「東京2020オリンピック聖火リレートーチ」 photo©︎Tokyo 2020

吉岡徳仁がデザインした「東京2020オリンピック聖火リレートーチ」です。深澤直人や川崎和男を含むトーチ選定審査員により選定されたとの事。

東京2020オリンピック聖火リレーで用いるトーチは、 日本人に最もなじみ深い花である桜をモチーフとしています。2020年3月、桜の季節の訪れとともに、オリンピック聖火は「Hope Lights Our Way / 希望の道を、つなごう。」という東京2020オリンピック聖火リレーのコンセプトと一体となり、日本全国を巡ります。

伝統と現代技術の融合

日本のかたち、桜紋。
オリンピックトーチは、その伝統的な形を、新幹線の製造にも使われている製造技術(アルミ押出成形)を用いて形作っています。
継ぎ目のない、ひとつなぎのトーチ。
日本の伝統と高い技術力がひとつになることで生み出された、東京2020オリンピック聖火リレーを象徴するかたちです。

ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜の「出窓の家」
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜の「出窓の家」 photo©阿野太一
ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜の「出窓の家」 photo©阿野太一

ツバメアーキテクツが設計した、神奈川・横浜の「出窓の家」です。

一つの家族のために作られた在来軸組の住宅のエレメントを、拡大したり、歪ませたり、ズラしたり、「変形」することで、よりたくさんの人々が関わりを持てるような空間にできないか考えた。

ここでは、一階は不定期で、ミニシアターやミニコンサート、スタジオ利用、お料理教室などとして使うことが希望され、プライベートな多目的スペースとした。二階はシェアハウスとして使うこととなった。

一階に元々あった浅い出窓を撤去し、人が10人程度乗れるように大袈裟に構造補強を施した雛壇状の奥行きの深い出窓に作り替えてシアターのようなかたちに変えた。

また、軸組はグレーに塗りつぶし、住宅としての在来軸組のイメージを消し、スタジオとしての雰囲気を作ろうとした。入り口は、元々の玄関と出窓の陰に隠れるような位置に作っており、私設シアターなので、普段はカモフラージュされている。

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