隈研吾による、東京・三鷹市の「国際基督教大学 新体育施設」の写真

隈研吾のウェブサイトに、東京・三鷹市の「国際基督教大学 新体育施設」の写真が13枚、掲載されています。

緑の豊かさで知られるICUキャンパスの森の中に、木でできた優しく柔らかな体育館をデザインした。

森の中に、ミニマルなカーブする木の屋根が舞い降りたような形状を表現しながら、内部には用途ごと―アリーナ棟、プール棟、エントランス棟―の要請に応じた多様な空間を用意し、それぞれの空間の性能とキャラクターを表現するための最適な木造システムを採用した。

アリーナ棟は240×360の流通材によるアーチ構造を採用して、天井高を確保した。プール棟はライズを抑えるために、同じく流通材を用いた樹状アーチ構造とした。エントランス棟はLVLによる折板構造にして、エントランスキャノピーの片持ち屋根との連続性を確保した。LVL折板は、CLTの柱によって支えられる。

異なる構造システムと断面形状を持つ屋根と屋根の隙間を、採光と換気のための開口として利用し、明るく快適な室内環境が実現した。

木という物質には多様な構造システムを可能にする、フレキシビリティと寛容性が内蔵されていることを、改めて確認した。

隈研吾による、静岡のゲストハウス「シロ」の写真

隈研吾のウェブサイトに、静岡のゲストハウス「シロ」の写真が16枚掲載されています。

暖かいシロ(white)をテーマにした、丘に建つビラ。
木材のもつ白く暖かなテクスチャーを主役にして、優しく、しかも軽やかな空間を緑の中に創造した。
温泉浴室は離れとして庭園の中に埋まるように建っている。

ルーバーと斜めの面を用いながら周囲の自然と建築を直に接合した。
「コンクリートの白いビラ」のサヴォア邸とは対照的な「木の白いビラ」を創造した。

谷口吉生の設計で建設が進められる、石川の「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」が2019年7月26日にオープン

谷口吉生の設計で建設が進められる、石川の「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」が2019年7月26日にオープンするそうです

谷口吉生の設計で建設が進められる、石川の「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」が2019年7月26日にオープンするそうです。
完成時の外観を伝えるCG画像はこちらで閲覧可能です。2019年1月時点での現場の様子はこちらのサイトに掲載されています。また、こちらのページでは、2010年7月に公開された谷口吉生と古谷誠章との対談(PDF)を読むことができます。

「パリの眺めを満喫…できる? エッフェル塔から時速90キロの空中散歩」(AFPBB News)

「パリの眺めを満喫…できる? エッフェル塔から時速90キロの空中散歩」という記事が、AFPBB Newsに掲載されています。
以下は、twitterに投稿された現地の様子を伝える動画です。

「【世界を揺るがす】ロボットが建てる家」(BBC)

「【世界を揺るがす】ロボットが建てる家」という記事が、BBC NEWS JAPANに掲載されています。スイスの連邦研究能力センターとETHZの教授陣によるデジファブの技術で1:1スケールの空間をつくる「DFAB HOUSE」プロジェクトなどが紹介されています(こちらはアーキテクチャーフォトでも過去に紹介しています)。

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