トラフ建築設計事務所による、岐阜のショールーム「関ヶ原石材 Strad. Stone Gallery」。石材企業の為の天然石の展示施設。多彩な表情を持つ石を“鑑賞”する場として、体験の中で“原石から製品へと加工される過程”を想起させる空間を考案。加工場と直結し調達・加工・施工も集約
トラフ建築設計事務所による、岐阜のショールーム「関ヶ原石材 Strad. Stone Gallery」。石材企業の為の天然石の展示施設。多彩な表情を持つ石を“鑑賞”する場として、体験の中で“原石から製品へと加工される過程”を想起させる空間を考案。加工場と直結し調達・加工・施工も集約 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、岐阜のショールーム「関ヶ原石材 Strad. Stone Gallery」。石材企業の為の天然石の展示施設。多彩な表情を持つ石を“鑑賞”する場として、体験の中で“原石から製品へと加工される過程”を想起させる空間を考案。加工場と直結し調達・加工・施工も集約 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、岐阜のショールーム「関ヶ原石材 Strad. Stone Gallery」。石材企業の為の天然石の展示施設。多彩な表情を持つ石を“鑑賞”する場として、体験の中で“原石から製品へと加工される過程”を想起させる空間を考案。加工場と直結し調達・加工・施工も集約 photo©阿野太一

トラフ建築設計事務所が設計した、岐阜・不破郡のショールーム「関ヶ原石材 Strad. Stone Gallery」です。
石材企業の為に計画された天然石の展示施設です。建築家は、多彩な表情を持つ石を“鑑賞”する場として、体験の中で“原石から製品へと加工される過程”を想起させる空間を考案しました。また、加工場と直結し調達・加工・施工も集約されています。施主企業の公式サイトはこちら

岐阜県関ヶ原に広大な敷地を持つ老舗の石材メーカー、関ヶ原石材の新たなブランディングに伴うショールーム新設計画を手掛けた。
世界中から独自調達された天然石のコレクションを「Strad.」として新たにブランド化。ショールームはブランドの石材を一同に取り揃える専用ギャラリーとなる。

建築家によるテキストより

運搬用のクレーンも残る既存工場を改装して作られた本ギャラリーは総面積909㎡、72種類の天然石板材を陳列可能なスペースを有する。ギャラリー正面では、敷地内に積まれた巨大な原石から着想した、整形されていない石の塊を積み上げたゲートが来客を迎える。

ゲートをくぐると、多彩な表情を持つ天然石をアートのように鑑賞できる空間が広がる。原石のブロックによるゲート、一面だけ鏡面に磨かれたモニュメント、加工原版のギャラリー、と原石から製品へと加工されていく過程を想起させるような構成とした。

建築家によるテキストより

無加工の原石の力強さ、素朴さを感じられる一方で、加工によって生み出される多彩な表情とのコントラストが感じられる。FRPとガラスで構成されたファサードにはひと際存在感を放つ積み上げられたブロックが幻想的に浮かび上がる。

ギャラリーは加工工場に直結しており、材料調達から加工、施工までをワンストップで行うことができる。

建築家によるテキストより
ファラによる、ポルトガル・ポルトのオフィス「dim cloud」。無頓着な空間を生れ変らせる計画。既存を解体して柱の仕上げを剥がし、新たな壁と天井として“複雑な面”を導入。引用された“水無瀬のランプ”が等間隔に配置され空間にきらめきを与える
ファラによる、ポルトガル・ポルトのオフィス「dim cloud」。無頓着な空間を生れ変らせる計画。既存を解体して柱の仕上げを剥がし、新たな壁と天井として“複雑な面”を導入。引用された“水無瀬のランプ”が等間隔に配置され空間にきらめきを与える photo©ivo tavares
ファラによる、ポルトガル・ポルトのオフィス「dim cloud」。無頓着な空間を生れ変らせる計画。既存を解体して柱の仕上げを剥がし、新たな壁と天井として“複雑な面”を導入。引用された“水無瀬のランプ”が等間隔に配置され空間にきらめきを与える photo©ivo tavares
ファラによる、ポルトガル・ポルトのオフィス「dim cloud」。無頓着な空間を生れ変らせる計画。既存を解体して柱の仕上げを剥がし、新たな壁と天井として“複雑な面”を導入。引用された“水無瀬のランプ”が等間隔に配置され空間にきらめきを与える photo©ivo tavares

ファラが設計した、ポルトガル・ポルトのオフィス「dim cloud」です。
無頓着な空間を生れ変らせる計画です。建築家は、既存を解体して柱の仕上げを剥がし、新たな壁と天井として“複雑な面”を導入しました。そして、引用された“水無瀬のランプ”が等間隔に配置され空間にきらめきを与えます。

こちらは建築家によるテキストの翻訳

ぼんやりとした依頼:無頓着なオフィス空間が生まれ変わることになりました。以前のパーティションは解体され、中央にあるコンクリートの柱から漆喰の層が剥がされました。2つの複雑な面が導入され、1つは仕切り壁となり、もう1つは新しい天井を作ります。この複雑な交差点は慎重に計測され、調整されています。2次的なプログラムは、段差のある表面の裏側にある場所を探します。ドアは誇らしげに存在し、床は誇らしげにチープです。青く波打つ天井には、水無瀬のランプが等間隔で配置され、別の時代や場所からの引用を示唆しています。光線は、多くの変則的な表面に反射されます。空間がきらきらと輝き、響き渡ります。

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