【ap job更新】 藤原徹平が主宰する「フジワラテッペイアーキテクツラボ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 藤原徹平が主宰する「フジワラテッペイアーキテクツラボ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 藤原徹平が主宰する「フジワラテッペイアーキテクツラボ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中クルックフィールズ ©Yurika Kono

藤原徹平が主宰する「フジワラテッペイアーキテクツラボ」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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新規スタッフを募集します。

フジワラテッペイアーキテクツラボは2012年に法人化し、今年で12年目です。
少しずつ体制を充実させている最中です。

私たちは、建築家である前に人間的であることを大切に、互いを尊重し、丁寧にコミュニケーションを取りながら、良い建築とは何か?を探求しています。

フジワラボのスタッフは、設計をするだけでなく、リサーチを沢山します。
近現代建築に限らず、古建築や古民家、新しい産業や地域の新しい暮らしの在り方などについて、広範なリサーチをベースに設計していきます。

また、ランドスケープデザインや構造・設備のエンジニアリング、工法や素材の他、プロジェクトマネージメントや開発支援まで総合的に考え、プロフェッショナルな提案をつくっていくアプローチをとります。

中村堅志 / 中村建築による、鳥取市の「あたらしい家」。“中山間部”集落の住宅の建替。増築が重なる状況を整理し“光と風”を取り込む為、“中庭”や“隙間”の生成を意図した平面構成を志向。景観にも配慮して“明るく落ち着いた住空間”を作り出す
中村堅志 / 中村建築による、鳥取市の「あたらしい家」。“中山間部”集落の住宅の建替。増築が重なる状況を整理し“光と風”を取り込む為、“中庭”や“隙間”の生成を意図した平面構成を志向。景観にも配慮して“明るく落ち着いた住空間”を作り出す photo©平井広行
中村堅志 / 中村建築による、鳥取市の「あたらしい家」。“中山間部”集落の住宅の建替。増築が重なる状況を整理し“光と風”を取り込む為、“中庭”や“隙間”の生成を意図した平面構成を志向。景観にも配慮して“明るく落ち着いた住空間”を作り出す photo©平井広行
中村堅志 / 中村建築による、鳥取市の「あたらしい家」。“中山間部”集落の住宅の建替。増築が重なる状況を整理し“光と風”を取り込む為、“中庭”や“隙間”の生成を意図した平面構成を志向。景観にも配慮して“明るく落ち着いた住空間”を作り出す photo©平井広行

中村堅志 / 中村建築が設計した、鳥取市の「あたらしい家」です。
“中山間部”集落の住宅の建替計画です。建築家は、増築が重なる状況を整理し“光と風”を取り込む為、“中庭”や“隙間”の生成を意図した平面構成を志向しました。また、景観にも配慮して“明るく落ち着いた住空間”を作り出す事も意図されました。

敷地は鳥取市の中山間部の集落内にある。
広い敷地の中で母屋と改修したハナレのほか車庫や蔵など増築を繰り返して一体化し密集した建物群に2世帯7人で住んでいた。両親はハナレへ移り、母屋を取り壊し子世帯家族5人のための住宅を計画することになった。

建築家によるテキストより

通りに面した母屋を解体し明るくなった敷地の中心に、通りからひと繋がりであるが少し奥まった「中庭」を据え、ここを2世帯がつながるためのスペースとした。親世帯も新しいLDKで食事や家族団欒の多くを共に過ごすため、親世帯の住居となるハナレの玄関と渡り廊下を、さらには接客空間などパブリックな用途として使用する和室を中庭に面して配した。

建築家によるテキストより

今回の計画では周囲の景観を逸脱しないようなボリューム検討と無駄を省いた最小限の空間提案を重ね、通りに面しては開口部のない板壁と軒下空間によりプライバシーを確保し、建物配置を通りから90度ふり南面させることで、集落の中に明るく落ち着いた住空間を作り出そうとしている。

建築家によるテキストより
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島の住宅「奄美大島の家型」。“新しい住宅”と“民家”が並ぶ集落に計画。現代の工業的建築に伝統的建築の“因子”を継承した新形式を求め、平面や屋根に新旧の“ハイブリッド”を志向。“懐古主義”に陥らない未来に繋がる建築を作る
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島の住宅「奄美大島の家型」。“新しい住宅”と“民家”が並ぶ集落に計画。現代の工業的建築に伝統的建築の“因子”を継承した新形式を求め、平面や屋根に新旧の“ハイブリッド”を志向。“懐古主義”に陥らない未来に繋がる建築を作る photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島の住宅「奄美大島の家型」。“新しい住宅”と“民家”が並ぶ集落に計画。現代の工業的建築に伝統的建築の“因子”を継承した新形式を求め、平面や屋根に新旧の“ハイブリッド”を志向。“懐古主義”に陥らない未来に繋がる建築を作る photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島の住宅「奄美大島の家型」。“新しい住宅”と“民家”が並ぶ集落に計画。現代の工業的建築に伝統的建築の“因子”を継承した新形式を求め、平面や屋根に新旧の“ハイブリッド”を志向。“懐古主義”に陥らない未来に繋がる建築を作る photo©長谷川健太
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島の住宅「奄美大島の家型」。“新しい住宅”と“民家”が並ぶ集落に計画。現代の工業的建築に伝統的建築の“因子”を継承した新形式を求め、平面や屋根に新旧の“ハイブリッド”を志向。“懐古主義”に陥らない未来に繋がる建築を作る photo©長谷川健太

小野良輔建築設計事務所が設計した、鹿児島・大島郡の住宅「奄美大島の家型」です。
“新しい住宅”と“民家”が並ぶ集落に計画されました。建築家は、現代の工業的建築に伝統的建築の“因子”を継承した新形式を求め、平面や屋根に新旧の“ハイブリッド”を志向しました。また、“懐古主義”に陥らない未来に繋がる建築を作る事も意図されました。

奄美大島の集落内、ややゆったりとした道路に面する緑豊かな敷地に建つ戸建住宅である。

建築家によるテキストより

集落の風景を眺めた時、新しい住宅と古い民家の間には、どちらも同じ人が住むための器でありながらビルディングタイプとして明確なタイポロジーの差異が存在する。

nLDKに代表される類の無駄を省いた合理的な間取り・矩形の平面・切り妻もしくは片流れの屋根・窯業サイディングによる外観等のワードに代表される新しい住宅に対し、長い廊下によって繋がれた分散的な平面計画・軒の低い入母屋屋根・色素が抜けて灰色になった木質外壁等のワードに代表される古い民家、というのが大雑把な括りであるが、この情報の羅列を見てもこれらを「人が住むための器である」というだけで同じ括りにすることに強い違和感がある。

建築家によるテキストより

所謂「新しい住宅」はコストを抑えやすい・プレカット可能という経済的なメリットにより成立している反面、かつて島で作られてきた「古い民家」にある配置の豊かさを失わせている側面も無視できない。

こういった一長一短で二極化してしまった現状の住宅の作られ方に対し、懐古主義的に過去の伝統形式をなぞるのではなく、現代の工業的な建築形式に過去の伝統的な住居が持つ因子を継承することにより新たな形式が生み出せないかと考えた。ここでは、過去と現代の平面・屋根形式のハイブリッドを試みている。

建築家によるテキストより

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