上林剛典 / platによる、栃木・日光市の、宿泊施設「NIKKO A棟」。山と湖を一望できる自然の中の敷地。ドームテントではない“グランピング施設”として、地域の規制や環境を尊重した“ほぼ外”の様な“空っぽの建築”を設計。木架構の高床で冬季の積雪にも対応
上林剛典 / platによる、栃木・日光市の、宿泊施設「NIKKO A棟」。山と湖を一望できる自然の中の敷地。ドームテントではない“グランピング施設”として、地域の規制や環境を尊重した“ほぼ外”の様な“空っぽの建築”を設計。木架構の高床で冬季の積雪にも対応北面外観 photo©長谷川健太
上林剛典 / platによる、栃木・日光市の、宿泊施設「NIKKO A棟」。山と湖を一望できる自然の中の敷地。ドームテントではない“グランピング施設”として、地域の規制や環境を尊重した“ほぼ外”の様な“空っぽの建築”を設計。木架構の高床で冬季の積雪にも対応客室 photo©長谷川健太
上林剛典 / platによる、栃木・日光市の、宿泊施設「NIKKO A棟」。山と湖を一望できる自然の中の敷地。ドームテントではない“グランピング施設”として、地域の規制や環境を尊重した“ほぼ外”の様な“空っぽの建築”を設計。木架構の高床で冬季の積雪にも対応客室 photo©長谷川健太

上林剛典 / platが設計した、栃木・日光市の宿泊施設「NIKKO A棟」です。
山と湖を一望できる自然の中の敷地に計画されました。建築家は、ドームテントではない“グランピング施設”として、地域の規制や環境を尊重した“ほぼ外”の様な“空っぽの建築”を設計しました。また、木架構の高床で冬季の積雪にも対応します。

男体山と中禅寺湖が一望できる奥日光の自然に恵まれた環境の中に、宿泊棟を設計した。

建築家によるテキストより

グランピング施設ではあるが、所謂ドームテント的なものではなく、屋根はあるがほぼ外のような、大自然と溶け込む空っぽの建築として計画。社寺建築のように、床を高さ1.2m木架構で浮かせ、周辺を柔らかく照らし、冬季には最大1mの積雪であっても機能するように建物と地面との関係を検討した。

建築家によるテキストより

また、国立公園ならではの規制を柔軟に受け入れ、既存樹木に寄り添い、建築が主張し過ぎることがないように慎重に建物の素材やボリュームを決定した。

広大な自然に対して、少し人間に優しい居場所がある、そんな空間を目指した。

建築家によるテキストより
吉田豊建築設計事務所による、広島市の「牛田本町の家」。駅近の大小の建物が混ざる地域。周囲と調和する矩形の外観の中に、三世代の居場所を作りつつ“立体的な回遊動線”と“様々な抜け”で多様な空間体験を創出。将来の生活変化も想定され新たな二世帯住宅への改変も可能
吉田豊建築設計事務所による、広島市の「牛田本町の家」。駅近の大小の建物が混ざる地域。周囲と調和する矩形の外観の中に、三世代の居場所を作りつつ“立体的な回遊動線”と“様々な抜け”で多様な空間体験を創出。将来の生活変化も想定され新たな二世帯住宅への改変も可能東面外観 photo©田中克昌
吉田豊建築設計事務所による、広島市の「牛田本町の家」。駅近の大小の建物が混ざる地域。周囲と調和する矩形の外観の中に、三世代の居場所を作りつつ“立体的な回遊動線”と“様々な抜け”で多様な空間体験を創出。将来の生活変化も想定され新たな二世帯住宅への改変も可能2階、ダイニングキッチンの吹抜 photo©田中克昌
吉田豊建築設計事務所による、広島市の「牛田本町の家」。駅近の大小の建物が混ざる地域。周囲と調和する矩形の外観の中に、三世代の居場所を作りつつ“立体的な回遊動線”と“様々な抜け”で多様な空間体験を創出。将来の生活変化も想定され新たな二世帯住宅への改変も可能3階、リビングから吹抜方向を見る。 photo©田中克昌

吉田豊建築設計事務所が設計した、広島市の「牛田本町の家」です。
駅近の大小の建物が混ざる地域に計画されました。建築家は、周囲と調和する矩形の外観の中に、三世代の居場所を作りつつ“立体的な回遊動線”と“様々な抜け”で多様な空間体験を創出しました。また、将来の生活変化も想定され新たな二世帯住宅への改変も可能なように作られています。

広島駅からほど近い敷地周辺には、商業施設や中層集合住宅、そして低層の住宅など、様々なスケールの建物が混在している。
西側と北側には低層住宅が接し、隣地の駐車場を挟んで車通りの多い東側の幹線道路沿いには、中層の店舗付き集合住宅の立ち並んだ街路景観が形成されている。

建築家によるテキストより

三世代にまたがる二世帯6人家族の住まいとして家族それぞれの居場所のある住まいであること、また家族構成の将来変動を見据えた計画あること、これがこの住宅で求められたテーマである。
具体的には、二世代目となる夫婦だけの生活を見据え、間仕切り壁の追加や、キッチン・水廻りの増設などにより、新たな二世帯の住宅へと改変を可能とする時間軸を持った住宅計画となっている。

建築家によるテキストより

駐車スペースを確保しながら、中層の街路景観に溶け込むように矩形のボリュームとして重層させた内部では、諸室構成と動線設定のスタディを重ね、家族の居場所をつくるのと同時に、将来的な住戸の分割を可能な空間構成を導いた。

建築家によるテキストより

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