企画・設計・施工の3部門が連携し、古い建物や空間を再生させる「株式会社LOOPLACE」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
企画・設計・施工の3部門が連携し、古い建物や空間を再生させる「株式会社LOOPLACE」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
企画・設計・施工の3部門が連携し、古い建物や空間を再生させる「株式会社LOOPLACE」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中&PLACE(LOOPLACE OFFICE)

企画・設計・施工の3部門が連携し、古い建物や空間を再生させる「株式会社LOOPLACE」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社LOOPLACE(ループレイス)は、古い建物や空間を活かす、不動産再生カンパニーです。

築古ビル再生のセットアップオフィス「gran+シリーズ」をはじめ、役目を終えた場を壊さず、次の使い方を見出し、再び人が集まる場や空間を創造しています

私たちのビジョン「既存の場を、おもしろくする。」

老朽化した建物を壊さず、新たな付加価値をつくること、時代に取り残されてしまった建物に、一つでも多くの灯りを灯し人が集まる「場」をつくること。
不動産企画、デザイン設計、施工の3つの部門が連携し、物件取得から商品企画・設計デザイン、施工管理、売却、管理までを自社で手掛けることで、築古ビルの収益再生を行っています。
入居テナントのインサイトに寄り添う「はたらく場」の提供を通じて、新たに事業性を持ち、サスティナブル社会へ貢献することを目指し、商品化、設計施工を行っています。

この度、事業拡大のため、デザイン設計職を募集します。

大手デベロッパーや不動産会社からの依頼を受けて行うオフィスビルリノベーションや、収益向上に伴うバリューアップ設計並びに、自社で仕入・企画・販売を行う築古ビル再生事業gran+(グラン・プラス)の設計企画について、設計者という立場からプロジェクトを推進する仲間を募集します。

【仕事の内容】
収益ビル(オフィスビル中心)の付加価値向上のためのコンセプト立案、デザイン提案・設計業務・設計監理・品質管理・工事進捗確認等。

付加価値を高めるための内装デザインはもちろんのこと、遵法性・老朽化部分の修繕・各種設備関連等の改善や適正化に考慮しながらデザイン設計を進めます。場合によってはマーケテイング調査も行いながら、テナントニーズや地域性・収益性を含めたビルのポテンシャルを最大限まで高めていく視点で設計を行っていきます。

各プロジェクトは不動産仕入販売運営を担う部門や、商品企画・施工部門と連携を取りながら進めていくことが多く、各部署との連携や調整も行っていきます。gran+の実績を活かし、ビルオーナー様へ向けた事業も新たに進めており、ブランディング・築古再生事業強化に向けたコンサルティング事業の取組みも進めています。

平手健一 / 寺田平手設計による、東京・新宿区の「武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス」。既存ビルを大学施設に改修。必須要件の耐震補強に起因する面積減少等に対し、ブレースを“天然木の棚”と一体化して収納や展示ができる“機能的”な存在に転換。地上階に入居する店舗でも展示棚として活用
平手健一 / 寺田平手設計による、東京・新宿区の「武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス」。既存ビルを大学施設に改修。必須要件の耐震補強に起因する面積減少等に対し、ブレースを“天然木の棚”と一体化して収納や展示ができる“機能的”な存在に転換。地上階に入居する店舗でも展示棚として活用2階、共創スペース(1) photo©いしかわみちこ
平手健一 / 寺田平手設計による、東京・新宿区の「武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス」。既存ビルを大学施設に改修。必須要件の耐震補強に起因する面積減少等に対し、ブレースを“天然木の棚”と一体化して収納や展示ができる“機能的”な存在に転換。地上階に入居する店舗でも展示棚として活用4階、EVホール(1) photo©いしかわみちこ
平手健一 / 寺田平手設計による、東京・新宿区の「武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス」。既存ビルを大学施設に改修。必須要件の耐震補強に起因する面積減少等に対し、ブレースを“天然木の棚”と一体化して収納や展示ができる“機能的”な存在に転換。地上階に入居する店舗でも展示棚として活用5階、通路、左:ワークショップルーム(1)、右:事務室 photo©いしかわみちこ

平手健一 / 寺田平手設計が設計した、東京・新宿区の「武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス」です。
既存ビルを大学施設に改修する計画。建築家は、必須要件の耐震補強に起因する面積減少等に対し、ブレースを“天然木の棚”と一体化して収納や展示ができる“機能的”な存在に転換しました。また、地上階に入居する店舗でも展示棚として活用しています。

2019年より内装設計に取り組んできた武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパスが完工し、合わせて1階の産学共創店舗「MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス」がオープンしました。MUJI店舗も大学施設の一部としてデザイン・設計しています。

建築家によるテキストより

大学の授業と並行して工事を行う必要があったため、階ごとに耐震改修及び内装改修を段階的に行い、2021年3月に3・4階、2021年9月に5階、2022年5月に6・7階、B1・B2階、そして2022年12月に1・2階が完工しました。

建築家によるテキストより

1973年竣工の古いビルを大学施設にするには、非常に大きな耐震ブレースで補強する必要がありました。しかしブレースで空間が分断され、室内の面積も失われてしまいます。

そこで大きなブレースに国産天然木の棚を一体化して構成し、そのまま間仕切りとすることで、機能的なスペースとしてブレースを活用しました。ブレース棚は学生作品の展示棚であり、教授の本棚や、事務室の書類棚としても機能します。また、無印の店舗や、2階の社会に開かれた共創スペースの展示棚としても展開され、今後学生と社会を繋げる接点として活用します。

建築家によるテキストより
JAMZA / 長谷川駿+猪又直己による、東京・渋谷区の集合住宅「メトロステージ代々木上原」。鉄道会社の旧宿泊所を転用。既存の大小の部屋が混在し躯体壁の多い状態を活かし、各住戸が公と私の“中間的領域”となる前室をもつ構成を考案。余白としての空間が住人の“多様な活動の受け皿”として機能
JAMZA / 長谷川駿+猪又直己による、東京・渋谷区の集合住宅「メトロステージ代々木上原」。鉄道会社の旧宿泊所を転用。既存の大小の部屋が混在し躯体壁の多い状態を活かし、各住戸が公と私の“中間的領域”となる前室をもつ構成を考案。余白としての空間が住人の“多様な活動の受け皿”として機能外観 photo©楠瀬友将
JAMZA / 長谷川駿+猪又直己による、東京・渋谷区の集合住宅「メトロステージ代々木上原」。鉄道会社の旧宿泊所を転用。既存の大小の部屋が混在し躯体壁の多い状態を活かし、各住戸が公と私の“中間的領域”となる前室をもつ構成を考案。余白としての空間が住人の“多様な活動の受け皿”として機能1階、共用廊下 photo©楠瀬友将
JAMZA / 長谷川駿+猪又直己による、東京・渋谷区の集合住宅「メトロステージ代々木上原」。鉄道会社の旧宿泊所を転用。既存の大小の部屋が混在し躯体壁の多い状態を活かし、各住戸が公と私の“中間的領域”となる前室をもつ構成を考案。余白としての空間が住人の“多様な活動の受け皿”として機能1階、TYPE1 Basic、左:LDK、右:BUFFER photo©楠瀬友将
JAMZA / 長谷川駿+猪又直己による、東京・渋谷区の集合住宅「メトロステージ代々木上原」。鉄道会社の旧宿泊所を転用。既存の大小の部屋が混在し躯体壁の多い状態を活かし、各住戸が公と私の“中間的領域”となる前室をもつ構成を考案。余白としての空間が住人の“多様な活動の受け皿”として機能2階、TYPE4 Compact、左:BUFFER、右:LDK photo©楠瀬友将

JAMZA / 長谷川駿+猪又直己が設計した、東京・渋谷区の集合住宅「メトロステージ代々木上原」です。
鉄道会社である東京メトロの旧宿泊所を転用する計画です。建築家は、既存の大小の部屋が混在し躯体壁の多い状態を活かし、各住戸が公と私の“中間的領域”となる前室をもつ構成を考案しました。そして、余白としての空間が住人の“多様な活動の受け皿”として機能します。

築44年のRC二階建ての旧宿泊所を、5戸からなる共同住宅に改修したプロジェクトである。

鉄道保守部門の建物であったことから、駅徒歩2分の好立地に位置し、全体面積に対してゆとりのある階段室を中心に、RC躯体によって区画された大小異なる大きさの部屋が混じる構成となっていた。改修にあたり、躯体壁の多い既存構造を前提に、大きな間取り変更は避け、動線・避難上最も効果的な部分に開口を新設し、異なるプランの5つの住戸を計画した。

建築家によるテキストより

1階は共用トイレや休憩室だった小さな区画を活用するため、各住戸が前室のような小さな部屋を持つ構成とし、そこをパブリックとプライベートの中間的な領域「BUFFER」とすることで、仕事場や趣味の場など、入居者が思い思いに活用できる余白の空間とした。

BUFFERは、框戸を介して共用部から見通すことができ、活動が自然に外部へと表出する。内装仕上げを共用部から連続させ、躯体のムラのある雰囲気を残すことで、専有領域内でありながら共用部の一部のような中間的な設えとした。住室部分は、極力一体的な拡がりのある空間とし、仕上げ、照明、吊り収納、カーテンなどで段階的に領域を切り替え、奥へ行くに従って落ち着きを感じられる計画とした。

建築家によるテキストより

2階の住戸も同様に、BUFFERとなる土間空間を専有部に引き込み、道路やテラスに向けて開口を新設することで、外部を最大限取り込める計画としている。共用部の建具は前面道路からの視線の抜けを作るように新設し、日中はセキュリティを解除することで、来訪者が自由に共用部まで入ることができ、BUFFERの事務所・ギャラリー等での利用を促進している。

建築家によるテキストより

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