保阪猛による、約38㎡の自邸「LOVE HOUSE」(2005年竣工) の現在の様子を紹介する動画。2022年2月に公開されたものでインタビューも収録(日本語)

保阪猛が設計した、神奈川・横浜市の約38㎡の自邸「LOVE HOUSE」(2005年竣工) の現在の様子を紹介する動画です。2022年2月に公開されたもので保坂のインタビューも収録されています(日本語)。写真等はこちらのページで閲覧可能です。

(翻訳)
3.3m×10mのシンプルな白い箱の中に、窓はなく、長方形のドアが1つあるだけのLoveHouseは、建築家 保阪猛の「外に住んでいるような感覚を味わえる家に住みたい」という夢を叶えました。家に入ると、カーブした中庭と家の2階へと導く屋外階段が迎えてくれます。上部は、座って本を読んだりコーヒーを飲んだりする場所としてよく使われ、グリフィス・アッシュの木を通り過ぎ、木枠のガラス・ポケット・ドアを通ってメインのリビング・スペースへと続いています。メインのリビングエリアはシンプルで、最小限の家具と明かりはろうそくだけ。隣接するキッチンには、2.7mのカウンター、3口ガスコンロ、冷蔵庫、食器洗い機がカウンターと壁の間の小さなスペースにすっきりと収まっています。かつては寝室だった1階は、現在はくつろぎのスペースとして使われ、トイレとバスルームもあります。この家の考え抜かれたデザインと屋内外のライフスタイルは、都市ではめったに見られない方法で日常生活と自然を結びつけています。

(原文)
Set inside a simple 3.3.m x 10m white box with no windows and only one rectangular door, creating LoveHouse fulfilled architect Takeshi Hosaka’s dream to live in a house that feels like you are living outside. Entering the home, you’re greeted by a curved courtyard and outdoor staircase leading to the second floor of the house. The top, often used as a place to sit, read and drink coffee, leads into the main living space past a Griffiths Ash Tree and through a series of wooden framed glass pocket doors. The main living area is kept simple, with minimal furniture and only a candle for light. The adjoining kitchen accommodates a 2.7m counter, 3 burner gas stove, an integrated fridge and dishwasher neatly squeezed into a small space between the counter and the wall. The first floor, once the bedroom, is now used as a relaxation space, and also contains the toilet and bathroom. The home’s thoughtful design and indoor/outdoor lifestyle connect daily life with nature in a way seldom seen in cities.

また、保坂は二件目の自邸として、東京・文京区に約18㎡の「LOVE2 HOUSE」を2019年に完成させています。その動画も以下に掲載します。

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。