トラフ建築設計事務所が設計した、東京・千代田区の店舗「GODIVA Bakery ゴディパン 本店」です。
路面かつ施設の内部通路にも面する区画に計画されました。建築家は、其々から訪問する人への“ショップの顔”の創造を意図し、店の運営趣旨と呼応する素材を選択して象徴的な図案を配置しました。また、主商品を想起させる天板の形状は空間に柔らかさも付与します。店舗の公式ページはこちら。
ベルギー発のチョコレートブランド、ゴディバが世界で初めて展開するベーカリーショップ「GODIVA Bakery ゴディパン 本店」の内装計画。
東京都交通会館1階の、人通りの多い路面に面した角地が敷地となった。
建物の内部通路と外部に面する立地から、それぞれからアクセスする人に見せるショップの顔が出来るよう計画した。
日常の中でゴディバを楽しむ「町のパン屋さん meets ゴディバ」をコンセプトにしたブランドイメージに呼応するようにサッシを温かみのあるレンガ色にし、親しみやすさを感じさせる。サッシの一部は新規ガラスに変更し、ブランドを象徴するグラフィックを配置している。
店内を見渡せる大きなガラス面に沿って配置した什器が、ウィンドウディスプレイとして機能する。
店内の端から端まである全長およそ4.5mのカウンターは、常温パン、冷蔵パンが並び、レジカウンターまでが一体になっている。
メインの商品となるチョココロネの形状を彷彿とさせる波型模様のカウンターの天板は柔らかさを演出。