荻逃魚+梶山英幸 / N&Cによる、神奈川・横浜市の「OHAYOGOZAIMASUCOFFEE」。設計者が改修した住宅の庭に増築された2㎡のコーヒースタンド。地域の人々に身近な存在を目指し、隣接する遊歩道との関係を考慮した配置計画を考案。素材を最小限として庭の植栽との調和も意図
荻逃魚+梶山英幸 / N&Cによる、神奈川・横浜市の「OHAYOGOZAIMASUCOFFEE」。設計者が改修した住宅の庭に増築された2㎡のコーヒースタンド。地域の人々に身近な存在を目指し、隣接する遊歩道との関係を考慮した配置計画を考案。素材を最小限として庭の植栽との調和も意図遊歩道からコーヒーを提供するカウンターを見る。 photo©exp 塩谷淳
荻逃魚+梶山英幸 / N&Cによる、神奈川・横浜市の「OHAYOGOZAIMASUCOFFEE」。設計者が改修した住宅の庭に増築された2㎡のコーヒースタンド。地域の人々に身近な存在を目指し、隣接する遊歩道との関係を考慮した配置計画を考案。素材を最小限として庭の植栽との調和も意図外観 photo©exp 塩谷淳
荻逃魚+梶山英幸 / N&Cによる、神奈川・横浜市の「OHAYOGOZAIMASUCOFFEE」。設計者が改修した住宅の庭に増築された2㎡のコーヒースタンド。地域の人々に身近な存在を目指し、隣接する遊歩道との関係を考慮した配置計画を考案。素材を最小限として庭の植栽との調和も意図コーヒースタンドの内部。 photo©exp 塩谷淳

荻逃魚+梶山英幸 / N&C一級建築士事務所が設計した、神奈川・横浜市の店舗「OHAYOGOZAIMASUCOFFEE」です。
設計者が改修した住宅の庭に増築された2㎡のコーヒースタンドです。建築家は、地域の人々に身近な存在を目指し、隣接する遊歩道との関係を考慮した配置計画を考案しました。また、素材を最小限として庭の植栽との調和も意図されました。店舗の公式ページはこちら
アーキテクチャーフォトが過去に紹介した「2021郊外の住居」の庭に計画されています。

2021年にリノベーションを手掛けた住宅のクライアントからの依頼だった。

クライアントはアパレルブランドでグラフィックデザイナーとして活躍していたが、幼いころから住んでいるこの地域で商いをし、地域貢献もしていきたいという志があった。そこで新たな仕事として自家焙煎した珈琲豆で提供するコーヒースタンドをオープンした。

建築家によるテキストより

建築としては幅2m、奥行き1mという、とても小さなものだが、コーヒースタンドに必要な機能をシンプルに整えた。
また、基礎を既存建物の基礎と一体化させることで、1棟の建築物としている。

お客様にコーヒーを提供するカウンターは、庭と遊歩道の境界に配置し、庭全体が店舗に感じるように設計。材はレッドシダーの丸太から切り出した大断面をそのまま使うことで店としての存在感が引き立つ様に配慮。庇・笠木・雨樋・配電盤は亜鉛メッキ鋼板で統一。マテリアルを最小限に絞ることで、よりシンプルに、庭の緑の中にも違和感無く馴染むようにしている。

建築家によるテキストより

朝は小学生が店主に「おはようございます」と挨拶をしながら店の前を通る。
通勤や散歩の人たちは早朝からコーヒーを片手に気持ち良さそうに遊歩道を歩いて行った。昼間は子供を連れたお母さんや年配の方々、夕方には帰宅する社会人や学生達が店主に声を掛けながら帰宅していく。店仕舞いした夜も店舗の灯りが遊歩道を通る人たちの為の新しい灯りの1つになった。

建築家によるテキストより
真泉洋介 / プラスマイズミアーキテクトによる、神奈川・葉山町の住宅「sunny bitters」。山裾の傾斜地の旗竿地に計画。ガラスを張り巡らせた“浮遊感”のある建築で、一体的に繋がる内部空間には様々な高さの“座れる居場所”が連続。其々の場からの視線の抜けも意識して設計
真泉洋介 / プラスマイズミアーキテクトによる、神奈川・葉山町の住宅「sunny bitters」。山裾の傾斜地の旗竿地に計画。ガラスを張り巡らせた“浮遊感”のある建築で、一体的に繋がる内部空間には様々な高さの“座れる居場所”が連続。其々の場からの視線の抜けも意識して設計南側外観 photo©真泉洋介
真泉洋介 / プラスマイズミアーキテクトによる、神奈川・葉山町の住宅「sunny bitters」。山裾の傾斜地の旗竿地に計画。ガラスを張り巡らせた“浮遊感”のある建築で、一体的に繋がる内部空間には様々な高さの“座れる居場所”が連続。其々の場からの視線の抜けも意識して設計1階、手前:居間1、奥:居間2、右:土間 photo©真泉洋介
真泉洋介 / プラスマイズミアーキテクトによる、神奈川・葉山町の住宅「sunny bitters」。山裾の傾斜地の旗竿地に計画。ガラスを張り巡らせた“浮遊感”のある建築で、一体的に繋がる内部空間には様々な高さの“座れる居場所”が連続。其々の場からの視線の抜けも意識して設計1階、居間2から居間1を見る。 photo©真泉洋介
真泉洋介 / プラスマイズミアーキテクトによる、神奈川・葉山町の住宅「sunny bitters」。山裾の傾斜地の旗竿地に計画。ガラスを張り巡らせた“浮遊感”のある建築で、一体的に繋がる内部空間には様々な高さの“座れる居場所”が連続。其々の場からの視線の抜けも意識して設計2階から1階を見下ろす。 photo©真泉洋介

真泉洋介 / プラスマイズミアーキテクトが設計した、神奈川・葉山町の住宅「sunny bitters」です。
山裾の傾斜地の旗竿地に計画されました。ガラスを張り巡らせた“浮遊感”のある建築で、一体的に繋がる内部空間には様々な高さの“座れる居場所”が連続しています。また、其々の場からの視線の抜けも意識して設計されました。

神奈川県葉山町。
里山の裾野の傾斜地に立つ小さな住宅。

建築家によるテキストより

間仕切ることのない、一体的な空間で、レベル差を介し、色んな座れる居場所が連続する。
床座、ソファ、椅子、キッチンでの立ち作業、布団で寝転がった姿勢の目の高さが揃い、視線が抜ける。

2階は小さな居場所と浴室のみ。2方向からの階段で1階とのつながりが豊かになった。
ぐるっとつながった空間において、色が次の空間のイントロダクションになるように配置を行った。

建築家によるテキストより

街からは山を背にし、擁壁に囲まれた旗竿敷地。
南側の崖との離隔を確保する法的制限から一間の持ち出しを行なった。

ガラスに囲まれ、浮遊感のある居場所をつくった。
街からガラス越しに山の緑が透過して見える。

建築家によるテキストより

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