フランク・ゲーリーとルイ・ヴィトンがコラボしたハンドバッグのコレクションが公開。ゲーリーのキャリアにおける重要な3つのテーマ「建築とフォルム」「素材の探求」「動物」を軸としてデザイン
フランク・ゲーリーとルイ・ヴィトンがコラボしたハンドバッグのコレクションが公開。ゲーリーのキャリアにおける重要な3つのテーマ「建築とフォルム」「素材の探求」「動物」を軸としてデザインアート・バーゼル・マイアミ・ビーチでの展示風景。 photo©LOUIS VUITTON

フランク・ゲーリーとルイ・ヴィトンがコラボレーションしたハンドバッグのコレクションが公開されました。それぞれの製品は、ゲーリーのキャリアにおける重要な3つのテーマ「建築とフォルム」「素材の探求」「動物」を軸としてデザインされています。2023年12月8日から10日まで一般公開されるアート・バーゼル・マイアミ・ビーチで発表されました。

その他の写真は以下に掲載します。

鈴木知悠 / 地域価値共創センターによる「SHOPKIT」。街の様々な場の活性化を意図した装置。ビル建替時の遊休地の活用方法への疑問を出発点とし、明るく親しみ易い空間が“即席で立ち上がる”仕組みを考案。都市の中の自然空間の肯定と個人の振舞の促進も意図
鈴木知悠 / 地域価値共創センターによる「SHOPKIT」。街の様々な場の活性化を意図した装置。ビル建替時の遊休地の活用方法への疑問を出発点とし、明るく親しみ易い空間が“即席で立ち上がる”仕組みを考案。都市の中の自然空間の肯定と個人の振舞の促進も意図展開前(両開き式) photo©足袋井竜也
鈴木知悠 / 地域価値共創センターによる「SHOPKIT」。街の様々な場の活性化を意図した装置。ビル建替時の遊休地の活用方法への疑問を出発点とし、明るく親しみ易い空間が“即席で立ち上がる”仕組みを考案。都市の中の自然空間の肯定と個人の振舞の促進も意図展開中の様子(両開き式) photo©足袋井竜也
鈴木知悠 / 地域価値共創センターによる「SHOPKIT」。街の様々な場の活性化を意図した装置。ビル建替時の遊休地の活用方法への疑問を出発点とし、明るく親しみ易い空間が“即席で立ち上がる”仕組みを考案。都市の中の自然空間の肯定と個人の振舞の促進も意図展開後(両開き式) photo©足袋井竜也

鈴木知悠 / 地域価値共創センターが設計した「SHOPKIT」です。
街の様々な場の活性化を意図した装置です。建築家は、ビル建替時の遊休地の活用方法への疑問を出発点とし、明るく親しみ易い空間が“即席で立ち上がる”仕組みを考案しました。また、都市の中の自然空間の肯定と個人の振舞の促進も意図されました。

組み立て解体が可能な移動店舗「SHOPKIT」を制作した。
この建築は誰もが店舗を持つことを可能にし、まちのあらゆる場を活性化する装置である。

建築家によるテキストより

このプロジェクトは、広島市街地のビル建て替え時の遊休地を、広場として活用する計画から始まった。当初この広場の計画は暫定利用が目的であり、建て替えと同時になくなる想定であった。しかし、多くの資源が火起こし的に用いられることに違和感を覚え、一過的な公共空間から、継続的な仮設空間へと設計方針をシフトし、この移動店舗が設計された。

広島市街地には複数の河川が都心部へ流れ、平和記念公園周辺をはじめ、その沿岸には多くの公園が群集している。人口密集地に豊かな自然空間が存在することは、この都市の大きな魅力である。私たちは、そういった周囲に存在する空間を肯定的に捉え、個人の振る舞いを促進するための装置を設計した。今後は都市空間やまちの営みへと展開し、連鎖的にまちの風景へ参入することを目指している。

建築家によるテキストより

直方体の側面部を扉のように開くことで即席で空間が立ち上がる。底面部にキャスターが備えられ、まちのあらゆるシーンで舞台装置のように振る舞いの場を組み上げることができる。木、スチール、ポリカーボネートによるミニマルな素材と寸法は、明るく親しみやすく、まちの風景を阻害することなく溶け込めるよう意図した。

建築家によるテキストより
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「池袋テラスビル」。駅前の間口の狭い敷地に建つ商業ビル。隣接建物の後退に着目し、角部に積層させたテラスが“大きな袖看板”の様に賑わいを周知する建築を考案。軒裏を第二のファサードと捉えて意識的な素材選択と照明計画も行う
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「池袋テラスビル」。駅前の間口の狭い敷地に建つ商業ビル。隣接建物の後退に着目し、角部に積層させたテラスが“大きな袖看板”の様に賑わいを周知する建築を考案。軒裏を第二のファサードと捉えて意識的な素材選択と照明計画も行う photo©矢野紀行
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・豊島区の「池袋テラスビル」。駅前の間口の狭い敷地に建つ商業ビル。隣接建物の後退に着目し、角部に積層させたテラスが“大きな袖看板”の様に賑わいを周知する建築を考案。軒裏を第二のファサードと捉えて意識的な素材選択と照明計画も行う photo©矢野紀行

小山光+KEY OPERATIONが設計した、東京・豊島区の「池袋テラスビル」です。
駅前の間口の狭い敷地に建つ商業ビルです。建築家は、隣接建物の後退に着目し、角部に積層させたテラスが“大きな袖看板”の様に賑わいを周知する建築を考案しました。また、軒裏を第二のファサードと捉えて意識的な素材選択と照明計画も行われました。

池袋東口からサンシャイン60へ向かうサンシャイン60通りとサンシャイン通りを繋ぐ脇道に面した、ラウンドワンの大きなビルとラウンドワンの機械式駐車場の建物に挟まれた敷地に建つ地上8階、地下1階の商業テナントビル。

間口6.8m、奥行き16mという間口の狭い敷地なので、通常であればアピールできるファサードが前面のみに限定されるが、左右のラウンドワンの建物は10階建てにするため3mほどセットバックしており、前面以外に側面の一部もファサードとして見せることができる。

建築家によるテキストより

1階部分はこの突出した形状を利用して、人を招き入れるように作られている。よりトラフィックの多いサンシャイン60通り側は共用エレベーターのホールと1階店舗への入り口に誘導するように飛び出している。反対のサンシャイン通り側は屋外避難階段が設置され、地下テナントへの誘導ができる設えとしている。

我々の設計してきた飲食テナントビルでは、恵比寿のテラスビル、神田テラスなどコロナ禍以前から積極的に提案してきたが、コロナ禍以降はテラスなどの屋外空間を設けることを望むテナントがより多く増えてきた。このビルでも、サンシャイン60通り側の側面ファサードには2.5m角のテラスを設けている。

建築家によるテキストより

さらに建物に近づくと、ファサードは立面図としての見え方ではなくなり、見上げて見える軒裏がファサードとなる。このテラスの軒裏は燻製したアッシュで仕上げて、さらに手すりの上に設置された照明でライトアップすることで、このビルで一番目につく軒裏の天井面をもう一つのファサードとして立体的に表現している。外壁面のアスロックも木目のあるものを採用し、塗装も木調にして、モノトーンなラウンドワンの建物に対して有機的な佇まいを対照的に見せるようにしている。

立体的な垂直ガーデンテラスを作ることで、それぞれのレストランがもっと街に関わることができる空間を持ち、人と交通が行き来する都市のなかで食事を楽しめるダイナミックなパブリックランドスケープを提起している。

建築家によるテキストより

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