古谷デザイン建築設計事務所による、プリズミックギャラリーでの建築展「親密な建築を目指して」。“みどり”のデザインも手掛ける建築家の展覧会。人々が愛着を持ち“場所の風景となる建築”を目指して活動。代表作や進行中のプロジェクト等の模型や図面を公開する内容
古谷デザイン建築設計事務所による、プリズミックギャラリーでの建築展「親密な建築を目指して」。“みどり”のデザインも手掛ける建築家の展覧会。人々が愛着を持ち“場所の風景となる建築”を目指して活動。代表作や進行中のプロジェクト等の模型や図面を公開する内容 photo©鈴木拓也
古谷デザイン建築設計事務所による、プリズミックギャラリーでの建築展「親密な建築を目指して」。“みどり”のデザインも手掛ける建築家の展覧会。人々が愛着を持ち“場所の風景となる建築”を目指して活動。代表作や進行中のプロジェクト等の模型や図面を公開する内容 photo©鈴木拓也
古谷デザイン建築設計事務所による、プリズミックギャラリーでの建築展「親密な建築を目指して」。“みどり”のデザインも手掛ける建築家の展覧会。人々が愛着を持ち“場所の風景となる建築”を目指して活動。代表作や進行中のプロジェクト等の模型や図面を公開する内容 photo©鈴木拓也

古谷デザイン建築設計事務所による、プリズミックギャラリーでの建築展「親密な建築を目指して」です。
“みどり”のデザインも手掛ける建築家の展覧会です。人々が愛着を持ち“場所の風景となる建築”を目指して活動しています。本展は、代表作や進行中のプロジェクト等の模型や図面を公開する内容となっています。
展示の開催期間は2024年4月27日まで(期間中休廊日あり)。入場無料です。展覧会の公式ページはこちら

テーマの「親密な」は我々のものづくりの中で大事なキーワードとなっております。

建築家によるテキストより

建築の専門家でなくても多くの建築に触れる方々が愛着を持ちその場所の風景となっていく建築を目指したいと常日頃考えております。

建築家によるテキストより

当展示会ではそれらの意図が伝わるよう弊社のこれまでの歩みや代表作品の展示、近作および進行中プロジェクトなど20点の模型、および関連図面や写真、みどりの空間工作所が手がけた多くの作品群を一挙に全部見せする趣です。

建築家によるテキストより
VUILDによる、東京・小金井市の「学ぶ、学び舎」。次世代の学びを促す為の教育施設。教材にもなる“実験的な”存在を目指し、“5軸CNC加工機”で“3次元切削”した型枠で作る大スパンの建築を考案。利用者自身が拡張していく“オープンエンド”な場として作る
VUILDによる、東京・小金井市の「学ぶ、学び舎」。次世代の学びを促す為の教育施設。教材にもなる“実験的な”存在を目指し、“5軸CNC加工機”で“3次元切削”した型枠で作る大スパンの建築を考案。利用者自身が拡張していく“オープンエンド”な場として作る鳥瞰 photo©太田拓実
VUILDによる、東京・小金井市の「学ぶ、学び舎」。次世代の学びを促す為の教育施設。教材にもなる“実験的な”存在を目指し、“5軸CNC加工機”で“3次元切削”した型枠で作る大スパンの建築を考案。利用者自身が拡張していく“オープンエンド”な場として作る外部より工作スペースを見る。 photo©太田拓実
VUILDによる、東京・小金井市の「学ぶ、学び舎」。次世代の学びを促す為の教育施設。教材にもなる“実験的な”存在を目指し、“5軸CNC加工機”で“3次元切削”した型枠で作る大スパンの建築を考案。利用者自身が拡張していく“オープンエンド”な場として作る工作スペース photo©太田拓実
VUILDによる、東京・小金井市の「学ぶ、学び舎」。次世代の学びを促す為の教育施設。教材にもなる“実験的な”存在を目指し、“5軸CNC加工機”で“3次元切削”した型枠で作る大スパンの建築を考案。利用者自身が拡張していく“オープンエンド”な場として作る架構の詳細 photo©太田拓実

VUILDが設計した、東京・小金井市の「学ぶ、学び舎 ─ 東京学芸大学HIVE棟」です。
次世代の学びを促す為の教育施設です。建築家は、教材にもなる“実験的な”存在を目指し、“5軸CNC加工機”で“3次元切削”した型枠で作る大スパンの建築を考案しました。また、利用者自身が拡張していく“オープンエンド”な場として作られました。

次世代の学びを探求するプロジェクトとして建設された教育インキュベーション施設である。

CLTを型枠にした鉄筋コンクリート造を構造とする。CNC加工された葉脈状梁やパネルをコンクリートの型枠として使用し、仕上げを兼ねた「打ち込み型枠」として残す。これを主要構造体として機能させ、建築として使用した前例のない構造物である。

建築家によるテキストより

曲面の幾何学的なアルゴリズムによりCADモデルを自動生成し、それを補助線として5軸CNC加工のCAMのパスを作成し、自社で木製型枠を切削する、という通常の意匠設計および構造設計の枠を超えたシステムを構築した。

建物内にはこの型枠を加工したCNC加工機が設置され、先端製造技術を誰でも体験することができる開放的な施設として活用される予定であり、必要な空間や場を、利用者が都度拡張していくというオープンエンドな建築となっている。そのため、初期条件として大屋根と機械だけがある状態から始まる。

建築家によるテキストより

設計の課題として、次世代の新しい公教育を実装する場としての役割を持たせつつ、完成形のない、拡張可能な空間としての開放的な空間を作り出すというものがあった。また、学習材となりうる「教材として」のエクストリームでエクスペリメンタルな建築が求められた。
そこで5軸CNC加工機による3次元切削を用いた大スパンの空間を作り出すとした。最大240mm厚のCLTパネルから切り出せることを条件とし、全体形状と切り出しの都合の間でシミュレーションを繰り返し、最適化の試行錯誤が重ねられた。
場所によっては単純化を用い、あくまで施工を念頭に置いたデザインプロセスとなっている。

建築家によるテキストより

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