隈研吾を、テレビ番組「情熱大陸」が特集します。予告動画が公開中です。放送日は、2024年5月12日23時~。
伊瀬和裕 / テトラワークスが設計した、広島・百島の、宿泊施設「瀬戸内隠れ家リゾート AMERI」です。
離島の海辺近くに建つ“一棟貸しの宿”です。建築家は、風景への眺望の最大化を意図し、床レベルを上げた“眺望室”を備えた建築を考案しました。また、本体から跳ね出した眺望室は外観を“アイコニック”にする役割も担っています。施設の公式サイトはこちら。
広島県尾道市の沖合に浮かぶ離島「百島」に建つ一棟貸しの宿である。
百島は外周約12kmほどの小さな離島で、現在の人口は約400人弱と時代と共に減少の一途をたどっている。
島の北西部にある半島状に突き出した場所に、かつて別荘地として栄えていた場所があり、そこには長年放置されていた土地や建物が点在していた。このエリアを、ひいてはこの百島を再生していくため、それらの土地や建物を活用する動きが活発化する中で、今回の一棟貸しの宿の計画を行った。
瀬戸内海の穏やかな波が打ち寄せる砂浜から30mほどの場所にある敷地が計画地である。
設計にあたっては島の持つ魅力を最大限に活かす建物にすべく計画をすすめた。客室へは訪れる人の海への眺望を最大化するため、床面を上げた「眺望室」を設けることで対岸まで望める眺望を得つつ、この眺望室を建物外周壁線から跳ね出させることでアイコニックなプロポーションとなるよう計画を行った。
建物南面には板塀で囲まれた屋外空間を設け、室内空間と大きな開口部を通してつながることで各々の機能を拡張させている。
- 大松俊紀アトリエによる「dusk」。建築家が継続的に探究するアルミ製椅子の一環。薄いアルミが浮いて見える状態を求め、4mm厚の二枚の板が“お互いを支え合う構造”の座面を考案。対比的な重量感のある脚と組合わせでも浮遊感を高める
- 山本理顕が、NHKのテレビ番組“視点・論点”で語った「楽しく暮らすための住まいとは」の内容
- あとりえ・楠本構造設計・Awwによる、茨城・つくば市の「茗溪学園 トレーニング・部室棟」。教育機関のキャンパス内での計画。海外の来客や留学生も多い学校の特徴を考慮し、日本の代表的工法“木造”でつくる大空間の建築を志向。校舎と運動場の間という立地も考慮して“視線が抜ける”形態とする
- 【ap job更新】 千葉県の別荘の設計実績が多数あり、首都圏の住宅も手掛ける「株式会社SALab.」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
- 【ap job更新】 住宅を主な業務とし、様々なタイプの計画を手掛ける「LEVEL Architects」が、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者 / 正社員・プロジェクト契約)を募集中
- パナソニック汐留美術館での「ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム」の入場チケットをプレゼント。“ミニマルで清潔な造形”を特徴とする家具デザイナーの作品群を紹介。日本の美術館では初めてとなる“主要作品を網羅”した展覧会。会場構成は建築家の“田根剛”が手掛ける
- 岡田宰 / 2id Architectsによる、静岡・浜松市の店舗「PAO」。飲食店と物販店からなる計画。人・地域・文化を包む拠点を求め、ホールを中心に全ての店舗を配した“新たな出会いへと繋がる”空間を志向。其々のカウンターには街の“レトロさ”と呼応する“タイル”を用いる
- 【ap job更新】 不動産管理事業や不動産開発事業を手掛ける「トゥループロパティマネジメント株式会社」が、構想から設計と施工までをマネジメントする建築士を募集中
- YOKOMAE et BOUAYADが会場構成を手掛けた、京都での展示「Casablanca not the movie」。京都国際写真祭2024の一環として計画。写真家YORIYASの作品の会場として、作品のテーマを“身体的に体験”できる空間を志向。自由で動的な写真の特徴から着想して“傾斜した壁”を“分散的”に配置