本瀬あゆみ+齋田武亨 / 本瀬齋田建築設計事務所による、富山市の「雑貨の森のカウンター」。生活雑貨店の為に計画。少し冷静になり“物と向き合える”ように、余白のような存在の“有機的な形をした”ひとつながりのカウンターを考案。3つの“場所”があり商品の梱包・相談・閲覧などの用途にも応える
本瀬あゆみ+齋田武亨 / 本瀬齋田建築設計事務所による、富山市の「雑貨の森のカウンター」。生活雑貨店の為に計画。少し冷静になり“物と向き合える”ように、余白のような存在の“有機的な形をした”ひとつながりのカウンターを考案。3つの“場所”があり商品の梱包・相談・閲覧などの用途にも応える店内よりカウンターを見る。 photo©中村絵
本瀬あゆみ+齋田武亨 / 本瀬齋田建築設計事務所による、富山市の「雑貨の森のカウンター」。生活雑貨店の為に計画。少し冷静になり“物と向き合える”ように、余白のような存在の“有機的な形をした”ひとつながりのカウンターを考案。3つの“場所”があり商品の梱包・相談・閲覧などの用途にも応える「ショーカウンター」使用時の様子。 photo©中村絵
本瀬あゆみ+齋田武亨 / 本瀬齋田建築設計事務所による、富山市の「雑貨の森のカウンター」。生活雑貨店の為に計画。少し冷静になり“物と向き合える”ように、余白のような存在の“有機的な形をした”ひとつながりのカウンターを考案。3つの“場所”があり商品の梱包・相談・閲覧などの用途にも応える「相談カウンター」使用時の様子。 photo©中村絵
本瀬あゆみ+齋田武亨 / 本瀬齋田建築設計事務所による、富山市の「雑貨の森のカウンター」。生活雑貨店の為に計画。少し冷静になり“物と向き合える”ように、余白のような存在の“有機的な形をした”ひとつながりのカウンターを考案。3つの“場所”があり商品の梱包・相談・閲覧などの用途にも応える「ショーカウンター」の商品陳列部分を見る。 photo©中村絵

本瀬あゆみ+齋田武亨 / 本瀬齋田建築設計事務所が設計した、富山市の「雑貨の森のカウンター」です。
生活雑貨店の為に計画されました。建築家は、少し冷静になり“物と向き合える”ように、余白のような存在の“有機的な形をした”ひとつながりのカウンターを考案しました。また、3つの“場所”があり商品の梱包・相談・閲覧などの用途にも応えています。店舗の場所はこちら(Google Map)。

お店の中は素敵なものが溢れていて、ついつい物欲の中で迷子になってしまいます。

建築家によるテキストより

このカウンターは、そんな誘惑の多い雑貨の森でふと開ける湖のような、少しだけ冷静になってモノと向き合える余白のような存在です。

建築家によるテキストより

有機的な形をしたひとつながりのカウンターには、ラッピング専用のスペース、引き出物などの相談ができる奥まったスペース、大きな布を広げて柄を見たり、商品を並べたりできる、広いショーカウンターの3つの場所があります。

建築家によるテキストより
水上和哉 / kvalitoによる、京都・大山崎町の「マクセル クセがあるスタジオ」。企業の為の展示やイベントを行う施設。回遊性と中心性を備えた空間として、“九間”のホールを中心に据えて“回廊”で囲む構成を考案。メッシュ製の展示壁を建具として設えて“状況に応じた変容”も可能にする
水上和哉 / kvalitoによる、京都・大山崎町の「マクセル クセがあるスタジオ」。企業の為の展示やイベントを行う施設。回遊性と中心性を備えた空間として、“九間”のホールを中心に据えて“回廊”で囲む構成を考案。メッシュ製の展示壁を建具として設えて“状況に応じた変容”も可能にする俯瞰、北側より見る。 photo©足袋井竜也
水上和哉 / kvalitoによる、京都・大山崎町の「マクセル クセがあるスタジオ」。企業の為の展示やイベントを行う施設。回遊性と中心性を備えた空間として、“九間”のホールを中心に据えて“回廊”で囲む構成を考案。メッシュ製の展示壁を建具として設えて“状況に応じた変容”も可能にする外観、北側より見る。 photo©足袋井竜也
水上和哉 / kvalitoによる、京都・大山崎町の「マクセル クセがあるスタジオ」。企業の為の展示やイベントを行う施設。回遊性と中心性を備えた空間として、“九間”のホールを中心に据えて“回廊”で囲む構成を考案。メッシュ製の展示壁を建具として設えて“状況に応じた変容”も可能にする回廊からホールを見る。 photo©足袋井竜也
水上和哉 / kvalitoによる、京都・大山崎町の「マクセル クセがあるスタジオ」。企業の為の展示やイベントを行う施設。回遊性と中心性を備えた空間として、“九間”のホールを中心に据えて“回廊”で囲む構成を考案。メッシュ製の展示壁を建具として設えて“状況に応じた変容”も可能にする回廊からホールを見る。 photo©足袋井竜也

水上和哉 / kvalitoが設計した、京都・大山崎町の「マクセル クセがあるスタジオ」です。
企業の為の展示やイベントを行う施設です。建築家は、回遊性と中心性を備えた空間として、“九間”のホールを中心に据えて“回廊”で囲む構成を考案しました。そして、メッシュ製の展示壁を建具として設えて“状況に応じた変容”も可能にしています。

マクセル株式会社(以下、マクセル)の敷地の一画、約2万㎡を活用し、京都府および公益財団法人京都産業 21との協働により「アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都(以下ATVK)」が計画された。「クセがあるスタジオ」は、そのATVK内の企業ブースサイトに建つ、100㎡程度の小さな建築である。

建築家によるテキストより

このスタジオでは、マクセルと次世代を担う人材、またこれまで出会わなかった感性やテクノロジー、創造性が「混ざり合う」ことで、新たな価値を生みだすことを目的とし、若手クリエイターを対象としたアワード(クセがあるアワード:混)やトークイベント、またワークショップ等が開催される。

建築家によるテキストより

空間の特性として「回遊性」と「中心性」の両方が求められたことから、中央に「九間(ここのま)」の大きさのあるホールを内包した、回廊形式のプランとした。ホールと回廊の間には、ワイヤーメッシュによる、透過する展示壁を「建具」として設え、シチュエーションに応じて変容する空間を意図した。併せてデザインしたオリジナル什器(TABLE_MX)は、ロゴマークのカタチを踏襲しながら、ワークショップの際は円卓として、展示の際は静的な空間に動きを与えるクネクネとした展示台として、空間の変容を助長する。

建築家によるテキストより

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