BIGとArts Groupによる、中国・蘇州の「ジンジー湖パヴィリオン」。湖畔の遊歩道に面した交流の場。伝統的形式と現代的機能の融合も意図し、全方向から中庭にアクセス出来るように4つの空間を配置する構成を考案。瓦を参照しピクセル化した屋根は周辺のスケールとの調和も意図
BIGとArts Groupによる、中国・蘇州の「ジンジー湖パヴィリオン」。湖畔の遊歩道に面した交流の場。伝統的形式と現代的機能の融合も意図し、全方向から中庭にアクセス出来るように4つの空間を配置する構成を考案。瓦を参照しピクセル化した屋根は周辺のスケールとの調和も意図 photo©StudioSZ Photo Justin Szeremeta
BIGとArts Groupによる、中国・蘇州の「ジンジー湖パヴィリオン」。湖畔の遊歩道に面した交流の場。伝統的形式と現代的機能の融合も意図し、全方向から中庭にアクセス出来るように4つの空間を配置する構成を考案。瓦を参照しピクセル化した屋根は周辺のスケールとの調和も意図 photo©StudioSZ Photo Justin Szeremeta
BIGとArts Groupによる、中国・蘇州の「ジンジー湖パヴィリオン」。湖畔の遊歩道に面した交流の場。伝統的形式と現代的機能の融合も意図し、全方向から中庭にアクセス出来るように4つの空間を配置する構成を考案。瓦を参照しピクセル化した屋根は周辺のスケールとの調和も意図 photo©StudioSZ Photo Justin Szeremeta
BIGとArts Groupによる、中国・蘇州の「ジンジー湖パヴィリオン」。湖畔の遊歩道に面した交流の場。伝統的形式と現代的機能の融合も意図し、全方向から中庭にアクセス出来るように4つの空間を配置する構成を考案。瓦を参照しピクセル化した屋根は周辺のスケールとの調和も意図 photo©StudioSZ Photo Justin Szeremeta

BIGとArts Groupによる、中国・蘇州の「ジンジー湖パヴィリオン」です。
湖畔の遊歩道に面した交流の場の計画です。建築家は、伝統的形式と現代的機能の融合も意図し、全方向から中庭にアクセス出来るように4つの空間を配置する構成を考案しました。また、瓦を参照しピクセル化した屋根は周辺のスケールとの調和も意図されました。施設の場所はこちら(Google Map)。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

ジンジー湖パヴィリオンが中国・蘇州のウォーターフロントにオープン

BIG(ビャルケ・インゲルス・グループ)は、中国・蘇州に1,200㎡のジンジー湖パヴィリオンを完成させました。ジンジー湖のウォーターフロントに位置するこのパヴィリオンは、公共の集まりやもてなしのための空間を提供し、市が活気に満ちた魅力的な遊歩道を創出する取り組みの一環として開発された、11の常設パヴィリオンのうちのひとつです。

BIGとArts Groupによって設計された新しいジンジー湖パヴィリオンは、伝統的な中国の中庭の形式と現代的な公共空間の機能を融合させています。4つの特徴的な建物が相互に接続され、訪問者や地元の人々の集いの場となるとともに、全長13kmのジンジー湖トレイルを歩く人々の休憩地点となっています。このパヴィリオンは、蘇州でBIGが最初に完成させた建築であり、隣接する蘇州現代美術館が今年後半に続いて完成する予定です。

「湖沿いの大きなクスノキの下にたたずむジンジー湖パヴィリオンは、コミュニティに穏やかな空間を提供します。それは、周囲の木々の葉の覆いの延長として構想されました。ピクセル化された葉を様式化した屋根が優雅に地面へと垂れ下がり、小道の交差点に保護用のキャノピーを提供し、湖の素晴らしい景色をフレーミングしています。穴の開いたプレートは、葉の模様をもした斑模様の影を落とし、最適な熱性能を発揮しながら、詩的な美しさと機能性を融合させます」キャサリン・ホアン、パートナー、BIG

パヴィリオンの広々としたガラス張りのファサードからは内部からランドスケープを眺めることができ、磨き上げられたスチール表面が光と緑を映し出し、パヴィリオンとウォーターフロント・パークの間に繊細なつながりを生み出しています。ピクセル化された屋根は、構造体のスケールをさらに崩し、周囲の環境の質感と調和させています。

「ジンジー湖パヴィリオンは、統一されたキャノピーの下に配置された公共空間のファミリーとして構想されています。伝統的な中国の茶館の建築を想起させるこのデザインでは、釉薬をかけたセラミック瓦の屋根が実際のガラス瓦に置き換えられ、軽やかさと透明性の概念をさらに高めるとともに、屋内と屋外、庭と建築の境界を曖昧にしています。蘇州現代美術館の妹分のようなジンジー湖パヴィリオンは、蘇州の中国庭園建築の豊かな遺産に根ざした、太湖地区の未来の建築とランドスケープの再創造を目指しています」ビャルケ・インゲルス、BIG創設者兼クリエイティブ・ディレクター

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