ヘザウィック・スタジオによる、イギリス・ロンドンのオフィス「メイキング・ハウス」。既存建物を改修したデザイナー自身の事務所。ものづくりの喜びを共有する場所を求め、“自分たちを街に開く方法”としての空間を志向。大きな窓から人々が“活気に満ちた実験的な世界”を垣間見れるようにする
ヘザウィック・スタジオによる、イギリス・ロンドンのオフィス「メイキング・ハウス」。既存建物を改修したデザイナー自身の事務所。ものづくりの喜びを共有する場所を求め、“自分たちを街に開く方法”としての空間を志向。大きな窓から人々が“活気に満ちた実験的な世界”を垣間見れるようにする photo©Raquel Diniz
ヘザウィック・スタジオによる、イギリス・ロンドンのオフィス「メイキング・ハウス」。既存建物を改修したデザイナー自身の事務所。ものづくりの喜びを共有する場所を求め、“自分たちを街に開く方法”としての空間を志向。大きな窓から人々が“活気に満ちた実験的な世界”を垣間見れるようにする photo©Raquel Diniz
ヘザウィック・スタジオによる、イギリス・ロンドンのオフィス「メイキング・ハウス」。既存建物を改修したデザイナー自身の事務所。ものづくりの喜びを共有する場所を求め、“自分たちを街に開く方法”としての空間を志向。大きな窓から人々が“活気に満ちた実験的な世界”を垣間見れるようにする photo©Raquel Diniz
ヘザウィック・スタジオによる、イギリス・ロンドンのオフィス「メイキング・ハウス」。既存建物を改修したデザイナー自身の事務所。ものづくりの喜びを共有する場所を求め、“自分たちを街に開く方法”としての空間を志向。大きな窓から人々が“活気に満ちた実験的な世界”を垣間見れるようにする photo©Raquel Diniz

ヘザウィック・スタジオが設計した、イギリス・ロンドンのオフィス「メイキング・ハウス」
既存建物を改修したデザイナー自身の事務所です。デザイナーは、ものづくりの喜びを共有する場所を求め、“自分たちを街に開く方法”としての空間を志向しました。そして、大きな窓から人々が“活気に満ちた実験的な世界”を垣間見れるようにしています。施設の場所はこちら(Google Map)。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

メイキング・ハウス、キングズ・クロスにあるヘザウィック・スタジオの拠点の中に入ってみてください

ヘザウィック・スタジオは、キングズ・クロスの中心にある自らの拠点、メイキング・ハウスの扉を開きました。メイキング・ハウスは単なるデザインスタジオではなく、関わり、刺激を与え、ものづくりの喜びを分かち合う場所です。公衆は光に満ちた4階建ての建物に招かれています――それは、私たちの周りの世界をすべての人にとってより良いものにするというスタジオの使命を体現する建物です。

「これまでは、私たちは常に少し隠れた存在でした」と、ヘザウィック・スタジオの創設者トーマス・ヘザウィック(Thomas Heatherwick)は語りました。「この新しいスタジオは、私たちが自分たちを街に開く方法です。ここで働く250人の人々――物を作り、アイデアを練り、絵を描き、お菓子を焼き、そして特別な会話を交わす人々――の情熱を共有することなのです」

キングズ・クロスのアーガイル・ストリートに位置するメイキング・ハウスは、かつてディーゼル・インダストリーズが使用していた1970年代のオフィスビルを完全に変貌させたものです。通りに面した大きな窓と木製のファサードを通して、通行人は内部の活気に満ちた実験的な世界を垣間見ることができます――通りレベルに設けられたスタジオのデザインプロセスやその歴史を、珍しくのぞき見る機会を提供しているのです。

1階には、過去および将来のプロジェクトからの模型や物品の宝庫があります――有名なロンドンバスの後部の実物大モデルから、珍しいエレベーターのボタンの試作品、さらには別の都市の一部――中国・西安におけるスタジオの最新プロジェクトの陶製柱のモックアップまで展示されています。トーマス・ヘザウィックの初期の作品のひとつであるパヴィリオン――渦を巻くような湾曲した屋根を持つ小さなポリカーボネート製の建物――は、現在模型の間にある会議室として使われています。

1階に沿って広がっているのはスタジオのワークショップで、そこでアイデアが試され、模型が形を成していきます。奥にある青い階段室には、チームメンバーの歪んだ肖像が遊び心たっぷりに飾られており、木製の棚には、長年にわたって作られたり収集されたりした物がぎっしりと並んでいます。

ヘザウィックは、スタジオには本来のデザイン業務を超えた使命があると語っています。

「私の夢は、将来、人間味があり、魅力的で、喜びに満ちた世界をつくろうと働く誰かが『そうだ、あの窓をのぞき込んだことを覚えている。それがデザインを学びたいと思わせてくれたんだ』と言ってくれることです。それが最高の結果だと思います」

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