佐々木倫子 / TENHACHIによる、東京・吉祥寺の店舗「トトト」。路面店が並ぶ通りの豆乳店。“商店街の一角の広場の様な風景”を目指し、ハイテーブルとカフェカウンターを“街向かって開く”構成を考案。施主の製品への想いを空間に重ねて“自然の質感”を感じる素材を採用
佐々木倫子 / TENHACHIによる、東京・吉祥寺の店舗「トトト」。路面店が並ぶ通りの豆乳店。“商店街の一角の広場の様な風景”を目指し、ハイテーブルとカフェカウンターを“街向かって開く”構成を考案。施主の製品への想いを空間に重ねて“自然の質感”を感じる素材を採用店舗が入居する建物の外観、南側の道路より見る。夜景 photo©Kenta Hasegawa OFP
佐々木倫子 / TENHACHIによる、東京・吉祥寺の店舗「トトト」。路面店が並ぶ通りの豆乳店。“商店街の一角の広場の様な風景”を目指し、ハイテーブルとカフェカウンターを“街向かって開く”構成を考案。施主の製品への想いを空間に重ねて“自然の質感”を感じる素材を採用店舗が入居する建物の外観、西側の道路より見る。夜景 photo©Kenta Hasegawa OFP
佐々木倫子 / TENHACHIによる、東京・吉祥寺の店舗「トトト」。路面店が並ぶ通りの豆乳店。“商店街の一角の広場の様な風景”を目指し、ハイテーブルとカフェカウンターを“街向かって開く”構成を考案。施主の製品への想いを空間に重ねて“自然の質感”を感じる素材を採用出入口側からハイテーブル席とカフェカウンターを見る。 photo©Kenta Hasegawa OFP
佐々木倫子 / TENHACHIによる、東京・吉祥寺の店舗「トトト」。路面店が並ぶ通りの豆乳店。“商店街の一角の広場の様な風景”を目指し、ハイテーブルとカフェカウンターを“街向かって開く”構成を考案。施主の製品への想いを空間に重ねて“自然の質感”を感じる素材を採用カフェカウンターとハイテーブル席 photo©Kenta Hasegawa OFP

佐々木倫子 / TENHACHIが設計した、東京・吉祥寺の店舗「トトト」です。
路面店が並ぶ通りの豆乳店の計画です。建築家は、“商店街の一角の広場の様な風景”を目指し、ハイテーブルとカフェカウンターを“街向かって開く”構成を考案しました。また、施主の製品への想いを空間に重ねて“自然の質感”を感じる素材を採用しました。店舗の場所はこちら(Google Map)。

吉祥寺駅近くの路面店の並ぶ中町通り沿いのビルの1階。
こちらが豆乳飲料専門店「トトト&豆乳専門店 Tototo & Soymilk」1号店の立地である。

クライアントにとってこの豆乳店は新規事業であり、彼らは豆乳作りから研究を重ねていた。味の調整に研究を重ねて、大豆の味がしっかり感じられながらも飲みやすく美味しい豆乳を開発した。

建築家によるテキストより

店内には大きな豆乳を絞る機械を設置し、豆乳は毎朝店内で作られたフレッシュなものである。
豆乳といえば白色をイメージしていたが、大豆の種類によってたくさんの味や色の種類があるという。
トトトでは、プレーン味でも数種類の豆乳のメニューがある。例えば、白大豆から作った「白」や、紅大豆から作った「桜」などだ。

我々は店舗デザインにおいて、豆乳作りに込められたこだわりやクライアントの想いを重ね、マテリアルの選定において自然の質感が感じられる事を重視して、大豆色のようなバーチ合板を用いた木の什器や、磁器質の赤レンガタイルを床に用いた。

建築家によるテキストより

無添加の手作り豆乳である事がすぐ分かるように、大きな豆乳の機械は道路に面したガラス越しに設置した。
ステンレスの大きな機械からは手作りのラボ感が伝わってくるのだが、通りを歩いている人々の目に入り時々立ち止まり店に興味を示してくれていた。

ガラス貼りの既存建物に対してカフェカウンターとハイテーブルは街向かって開き、商店街の一角に広場が出来たような風景になって欲しいと願っている。

建築家によるテキストより

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