髙濱史子小松智彦建築設計が、JINS初のモンゴルの店舗をデザイン。“そこはかとなく日本を感じる空間”を求め、居心地の良いスケール感と素材を大切にする設計を志向。同事務所は過去にJINSの本社ビルの設計も手掛ける
髙濱史子小松智彦建築設計が、JINS初のモンゴルの店舗をデザイン。“そこはかとなく日本を感じる空間”を求め、居心地の良いスケール感と素材を大切にする設計を志向。同事務所は過去にJINSの本社ビルの設計も手掛ける image courtesy of JINS

髙濱史子小松智彦建築設計が、JINS初のモンゴルの店舗をデザインしました。
建築家は、“そこはかとなく日本を感じる空間”を求め、居心地の良いスケール感と素材を大切にする設計を志向しました。また。同事務所は過去にJINSの本社ビルの設計も手掛けています。店舗は、2025年8月18日にオープンします。アーキテクチャーフォトでは、髙濱史子小松智彦建築設計が手掛けた「ジンズホールディングス東京本社」も特集記事として掲載しています。

髙濱史子小松智彦建築設計によるコメント

JINS Galleria Ulaanbaatar店では、そこはかとなく日本を感じる空間を表現するため、日本らしいこぢんまりとした居心地の良いスケール感と素材を大切に設計をしました。

「手前/奥」というコンセプトを掲げ、町屋をはじめとした伝統的な日本の住居に見られる、カジュアルでセミパブリックな土間空間と、その奥のプライベートな居室という構成を取り入れています。

来客と気軽にコミュニケーションが取れる土間の入りやすさを演出するため、店舗の手前半分をモルタルやそれに近い素材感のライトグレーで統一し、奥は居室のような温かみと居心地の良さを感じられるよう、木材の素材感でまとめました。また、空間のポイントとして、JINS創業の地・前橋を象徴する赤レンガを柱の一部に用いています。

店舗に隣接する「coffee namu」の内装も「手前/奥」のコンセプトを踏襲しており、二店舗で待合スペースを共有することで、アイウエアを購入しないお客様でも気軽に立ち寄り、くつろげるコモンスペースが自然に発生する作りとなっています。

建築家によるコメントより

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