フォスター+パートナーズによる、韓国・ソウルの複合開発「IOTA Seoul I」。地域のランドマーク的な敷地の再開発。市民にとっての新たな目的地の創出を目指し、隣接する公園の体験を引込んだ“緑のオアシス”となる計画を志向。屋上庭園などを一般開放して誰でもアクセス可能とする
フォスター+パートナーズによる、韓国・ソウルの複合開発「IOTA Seoul I」。地域のランドマーク的な敷地の再開発。市民にとっての新たな目的地の創出を目指し、隣接する公園の体験を引込んだ“緑のオアシス”となる計画を志向。屋上庭園などを一般開放して誰でもアクセス可能とする失われた自然とのつながりを再構築し、敷地の40%を一般に開放された緑地に変換します。(リリース資料のキャプションより) image©Foster+Partners
フォスター+パートナーズによる、韓国・ソウルの複合開発「IOTA Seoul I」。地域のランドマーク的な敷地の再開発。市民にとっての新たな目的地の創出を目指し、隣接する公園の体験を引込んだ“緑のオアシス”となる計画を志向。屋上庭園などを一般開放して誰でもアクセス可能とする六つ星ホテルの屋上テラスからは、南山とその周辺の街並みを一望できます。(リリース資料のキャプションより) image©Foster+Partners
フォスター+パートナーズによる、韓国・ソウルの複合開発「IOTA Seoul I」。地域のランドマーク的な敷地の再開発。市民にとっての新たな目的地の創出を目指し、隣接する公園の体験を引込んだ“緑のオアシス”となる計画を志向。屋上庭園などを一般開放して誰でもアクセス可能とするこのプロジェクトは、都市の中心部に緑のオアシスを創造し –南山とその周辺の公共公園との歴史的なつながりを回復します。(リリース資料のキャプションより) image©Foster+Partners

フォスター+パートナーズによる、韓国・ソウルの複合開発「IOTA Seoul I」です。
地域のランドマーク的な敷地の再開発です。建築家は、市民にとっての新たな目的地の創出を目指し、隣接する公園の体験を引込んだ“緑のオアシス”となる計画を志向しました。また、屋上庭園などを一般開放して誰でもアクセス可能とします。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

ソウルのランドマーク的複合開発計画のデザインが公開されました

フォスター+パートナーズは、ソウル駅と中区にある標高270メートルの南山の間に位置するランドマーク的な敷地における複合開発「IOTA Seoul I」のデザインを公開しました。この場所は歴史的に、鉄道でソウルに到着する際の重要な玄関口として機能していました。このプロジェクトは、都市の中心部に緑のオアシスを生み出し、南山およびその周辺の公共公園との歴史的なつながりを回復させます。

フォスター+パートナーズのスタジオ責任者であるルーク・フォックス(Luke Fox)は、次のように述べています。「私たちは、隣接する南山公園の体験をこの開発にまで広げ、ソウルの人々にとって歓迎される新たな目的地を創出します。私たちの計画は、自然と都市が交わるこの重要な場所に対し、両者の要素のバランスを慎重に取った一連の介入によって応えています。新しい建物群は、ランドスケープと緑のコミュニティスペースによって一体となり、豊かな社会的・環境的利益をもたらします」

2棟の新しい建物――6つ星ホテルと34階建てのオフィスタワー――は最適な距離を保って配置されており、ソウル路7017から南山および象徴的なNソウルタワーへの視界を回復させています。この設計は、失われた自然とのつながりを再び築き、敷地の40パーセントを公共利用のために緑化しています。セントラルパーク、ポケットガーデン、造園されたテラス、屋上テラスが人々をこの開発エリアへと引き込み、都市の中に新たな交流空間を提供します。敷地内の高低差も解消されており、エスカレーターや階段を備えた新たな歩行者通路が整備され、駅や退渓路(トゲロ)からのアクセスが向上しています。

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【ap job更新】創業60年の実績を持ち、国内外で数多くの“ホテル建築”を手掛ける「観光企画設計社」が、建築設計スタッフ 及び インテリアデザイナー(経験者・既卒)と アルバイトを募集中ホテルインディゴ犬山有楽苑 Photo: Forward Stroke Inc.

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酒井健太郎 / SAKe.による、東京・墨田区の住戸改修「House in Ryougoku」。“一般的な都市型住戸”をリノベした設計者自邸。“広がり”を知覚できる場を求め、光や風等の外の様子を感受できる“気配の通り道”のある空間を志向。リビング等を雁行配置して両端の開口を斜めに結ぶ構成を考案
酒井健太郎 / SAKe.による、東京・墨田区の住戸改修「House in Ryougoku」。“一般的な都市型住戸”をリノベした設計者自邸。“広がり”を知覚できる場を求め、光や風等の外の様子を感受できる“気配の通り道”のある空間を志向。リビング等を雁行配置して両端の開口を斜めに結ぶ構成を考案エントランス photo©中村晃
酒井健太郎 / SAKe.による、東京・墨田区の住戸改修「House in Ryougoku」。“一般的な都市型住戸”をリノベした設計者自邸。“広がり”を知覚できる場を求め、光や風等の外の様子を感受できる“気配の通り道”のある空間を志向。リビング等を雁行配置して両端の開口を斜めに結ぶ構成を考案エントランス側からキッチンとダイニングを見る。 photo©中村晃
酒井健太郎 / SAKe.による、東京・墨田区の住戸改修「House in Ryougoku」。“一般的な都市型住戸”をリノベした設計者自邸。“広がり”を知覚できる場を求め、光や風等の外の様子を感受できる“気配の通り道”のある空間を志向。リビング等を雁行配置して両端の開口を斜めに結ぶ構成を考案リビングからダイニングとキッチンを見る。 photo©中村晃

酒井健太郎 / SAKe.が設計した、東京・墨田区の住戸改修「House in Ryougoku」です。
“一般的な都市型住戸”をリノベした設計者の自邸です。建築家は、“広がり”を知覚できる場を求め、光や風等の外の様子を感受できる“気配の通り道”のある空間を志向しました。また、リビング等を雁行配置して両端の開口を斜めに結ぶ構成を考案しました。

敷地は、隅田川と首都高速に面する場所である。
面積は58㎡と平均的であり、間口が狭く奥行きのある細長い形状を持つ。両隣に住戸が隣接する、ごく一般的な都市型住戸である。

こうした-ありふれた住戸形態-に対し、本計画では光や風、影や音など、外部の気配を感じ取ることのできる“気配の通り道”を設け、都市との接点を保ちながらも、感覚的に「広がり」を感じられる空間の創出を目指した。

建築家によるテキストより

操作自体はシンプルである。リビングやダイニングといった比較的オープンな空間を雁行状に配置し、東西面の開口を斜めに結ぶように“気配の通り道”を設けた。
単なるワンルームとは異なり、雁行配置によって生活機能が隣接し、それぞれの空間には透明性の高い建具やカーテン、仕上げ材の切り替え、腰壁などを用いて空間の「接続」と「切断」を意識的に操作した。

この構成により、機能にとらわれない現代的な暮らしに柔軟に対応し、適度な距離感を保ちながらも「感覚的に広い」と感じられる住まい方を実現した。

建築家によるテキストより

既存の梁については、今回のプランニングとは切り離して考えることで、かつての間取りの記憶を継承しながらも、計画と既存梁の不整合から生まれる余白を、空間の魅力として取り込んだ。
梁をあえて露出させることで、長手方向への視線の抜けを促すと同時に、Lアングルを設置することで空間にシャープな印象を与えつつ、ハンガーなどを引っ掛ける実用的な機能も持たせている。

建築家によるテキストより

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