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今年のDESIGNEASTの浜松開催版の概要と日程が発表。テーマは「サバイバル」で、7/5・6に開催。

今年のDESIGNEASTの浜松開催版の概要と日程が発表。テーマは「サバイバル」で、7/5・6に開催されます

今年のDESIGNEASTの浜松開催版の概要と日程が発表。テーマは「サバイバル」で、2014年7月5日・6日に開催されます。

旅するDESIGNEAST。
2014年7月5日(土)、6日(日)静岡県浜松市にて開催。
テーマは「サバイバル」。

2日間に渡るワークショップ、トークイベント、キャンプを開催

DESIGNEAST(デザインイースト)は、大阪で“状況の創出”と“コミュニティの創造”を目的に、2009年のスタート以来、デザイン、インテリア、建築などの分野で活躍する5人の実行委員が中心となり、トークセッションやワークショップなどを開催してきました。

「世界のEAST・大阪から、国際水準のデザインを」をテーマに、年1回大阪にてイベントを開催してきましたが、2014年は、日本各地を旅し「迎え入れる」定住型から「お邪魔する」移動型として新たなテーマを掲げ、DESIGNEASTを日本各地で開催します。

2014年7月5日(土)6日(日)に、その第一弾として静岡県浜松市で、「DESIGNEAST CAMP in Hamamatsu-SURVIVAL-」を開催するはこびとなりました。DESIGNEASTへの登壇をきっかけに、交流が続く建築事務所403 architecture [dajiba]の本拠地浜松にて2日間に渡り開催します。

テーマ:SURVIVAL
これからのまちの継続を考えたとき、新しくまちをつくりかえるというよりも、ありモノを使い回しながら、既存の環境から場所を発見しながら、皆で協力しながら、今あるまちを使い倒していくことが重要です。浜松は、かつて出世城として戦乱を、江戸末期には安政東海大地震を、第二次世界大戦では空襲を、くぐり抜けながらともかく都市を続けてきました。浜松で生きる人々が、浜松を続けていくために、campからsurvivalを考えます。campとはsurvivalのための一つの方策なのです。

概要:
市街地の立体駐車場のポテンシャルを最大限生かす試み。1フロアをCAMPSITEにリノベーションします。これまで浜松では立体駐車場や空き室、屋上を積極的にイベントスペースに転用する事例があることをコンテクストと捉え、空き空間を都市のキャンプサイトに読み替えていきます。また、会場に設えられる水場、キッチンスペース、かまどは、地震や災害の際の避難所として立体駐車場を積極的に利用出来る体制の整備に寄与します。

山口誠、仲建築設計スタジオ、マウントフジ、高橋堅、相坂研介、aterier A5、伊藤博之など26組が出展する「KAGUTEN/建築家の創作家具展2014南青山展」が開催[2014/6/7-7/18]

山口誠、仲建築設計スタジオ、マウントフジ、高橋堅、相坂研介、aterier A5、伊藤博之など26組が出展する「KAGUTEN/建築家の創作家具展2014南青山展」が開催されます

山口誠、仲建築設計スタジオ、マウントフジ、高橋堅、相坂研介、aterier A5、伊藤博之など26組が出展する「KAGUTEN/建築家の創作家具展2014南青山展」がプリズミックギャラリーで開催されます。開催期間は、2014年6月7日~7月18日。

KAGUTENは、建築家による創作家具のグループ展で、「建築・空間・生活の可能性」を探ることを目的としています。家具という持ち運べる実例を通して、建築家の思考をリアルに示す場をつくります。

【展覧会概要】
2014.6.7 (土) – 2014.7.18 (金)
入場無料|平日 10:00 – 18:00|土曜 13:00 – 18:00|日曜休み

オープニングパーティー 2014.6.7 (土)18:00 – 20:00

【出展建築家】
AN Architects(AN Architects一級建築士事務所)
aterier A5(有限会社atelierA5建築設計事務所)
高橋元氣 + 高橋つばさ(一級建築士事務所 株式会社元氣つばさ設計事務所)
馬場英実(KLOP)
安田博道(環境デザイン・アトリエ 一級建築士事務所)
伊藤博之(O.F.D.A)
若松均(株式会社若松均建築設計事務所)
大縄順一(株式会社エリアデザイン)
河内一泰(河内建築設計事務所)
芦沢啓治(芦沢啓治建築設計事務所)
KEIKO + MANABU(KEIKO + MANABU)
高橋堅 + 東京バンドソー(一級建築士事務所 高橋堅建築設計事務所)
相坂研介(一級建築士事務所 相坂研介設計アトリエ)
渡邉健介(渡邉健介建築設計事務所)
山口誠(株式会社山口誠デザイン)
MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO + 芝浦工業大学原田真宏研究室(株式会社マウントフジアーキテクツスタジオ一級建築士事務所)
川辺直哉(川辺直哉建築設計事務所)
小杉宰子(小杉宰子建築計画事務所)
松岡聡+田村裕希(一級建築士事務所 松岡聡田村裕希)
松川昌平 + 慶応SFC松川研究室(000studio)
山本想太郎(一級建築士事務所 山本想太郎設計アトリエ)
T2P Architects(T2P建築デザインオフィス/一級建築士事務所)
鈴木丈晴(鈴木丈晴アトリエ一級建築士事務所)
保坂猛(株式会社 保坂猛 建築都市設計事務所)
伊藤立平(伊藤立平建築設計事務所)
仲俊治+宇野悠里(一級建築士事務所 株式会社 仲建築設計スタジオ)

http://kaguten.info/

展覧会「創造のゆりかご —岡本太郎のアトリエ」で、坂倉準三による設計図なども展示中

展覧会「創造のゆりかご —岡本太郎のアトリエ」で、坂倉準三による設計図なども展示されているそうです

岡本太郎記念館で開催中の展覧会「創造のゆりかご —岡本太郎のアトリエ」で、坂倉準三による設計図なども展示されているそうです。

1954年、岡本太郎は幼少期を両親と過ごした南青山に念願のアトリエを構えます。
新たな芸術運動の拠点にしたいとの思いからこの場所を現代芸術研究所と名づけ、 パリで体得した20世紀芸術の精神を日本に伝えようとしました。
設計を依頼したのはパリ時代の盟友・坂倉準三。ル・コルビュジェのもとで建築を学んだ日本を代表する建築家で、現場はコルビュジェ最後の弟子・村田豊が担当しました。乏しい予算のなかで、ふたりは岡本太郎にふさわしい独創的な建築を仕上げます。
アトリエの完成は太郎の創作領域を一気に広げました。それまで絵画を描くだけだった太郎は、この建築に触発されるように、壁画、彫刻、陶芸、プロダクト、グラフィック、写真など、新しい表現ジャンルを次々と開拓していきます。
1996年に亡くなるまで、太郎はここを離れませんでした。太陽の塔、明日の神話、こどもの樹…、すべてここで生まれました。この場所こそが岡本芸術のゆりかごなのです。
本展ではアトリエ建設とその後の創作活動を象徴する作品を展示します。あわせてTARO空間を体感できるコーナーも設けました。どうぞお楽しみください。(via taro-okamoto.or.jp)

李禹煥の個展が村上隆のカイカイキキギャラリーで開催[2014/7/25-8/21]

李禹煥の個展が村上隆のカイカイキキギャラリーで開催されます

李禹煥の個展が村上隆のカイカイキキギャラリーで開催されます。2014年7月25日~8月21日。

7月25日(金)よりカイカイキキギャラリーにて李禹煥の個展を開催いたします。

李禹煥は、60年代後半から「もの派」の中心的存在として国内外から評価を得てきましたが、今やそのような枠を超えて、唯一無二の作家という地位を獲得したアーティストです。2010年に香川県直島に「李禹煥美術館」開館、11年にNYグッゲンハイム美術館での個展、そして現在ではヴェルサイユ宮殿での特別展が開催中です。現在は鎌倉とパリを行き来し作品制作に没頭する日々。

本展には、2つのインスタレーションが出品されます。「常に周囲の環境との関係を探求してきた」という李禹煥の提唱する「もの派」のセオリー通りに制作されるインスタレーションは、石や砂、キャンヴァス等の素材にほとんど手を加えることなく構成され、会場や鑑賞者との共鳴を通じて、ギャラリー空間を考古学的な空間に作り替えます。まさに現代美術的文脈の中におけるポエティック、かつ美術史を串刺しにしようという野心的な試み。「過去・現在・未来が交錯する」場所へ、という作家のファンタジックなイマジネーションの広がりを、体感していただけたらと思います。

李禹煥氏の個展開催はカイカイキキ、そしてオーナー村上隆悲願の展覧会となります。6年間の歳月を経て実現することになる今回の個展は、白石コンテンポラリーアートとのコラボレーションによって実現しました。
日本の戦後美術史の中において、否、世界のアート史の中においても「もの派」は強力な特異点でした。西欧の美術を睨み、その文脈を理解すればこそ、西欧式文脈の吸収と逸脱を同時に行い続けてきた運動は、その独自過ぎる存在感をアート界に醸していました。しかし同時に、西欧式な文脈からの逸脱の部分が理解されづらく、きちんとした設定がなされていなかったことも事実です。なので、世界の現代美術業界からの評価もまちまちでした。

2012年2月、LAのブラム&ポーギャラリーにおける吉武美香キュレーションの「REQUIEM FOR THE SUN: THE ART OF MONO-HA」をきっかけにその分かりづらかった「もの派」文脈が再編され、今や「もの派」は世界のアートシーンの中央に位置する大事なムーブメントとなりました。「もの派」の論理的な柱の構築の中核を担ったのが作家が李禹煥氏です。その偉人の展覧会を開催することで、現代美術界における極東の存在意義を今一度実証できる日を夢見てきました。そんな夢の実現の展覧会として、喜んで皆様にお届けすることをご報告いたします。

村上隆

来年のヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館の展示は、塩田千春による「掌の鍵」に

来年のヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館の展示は、塩田千春による「掌の鍵」になったそうです

来年のヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(2015)の日本館の展示は、アーティストの塩田千春による「掌の鍵」になったそうです。
この展示は、コンペ形式で選ばれたもので、5組の提案はこちらで見る事ができます。また、インスタレーション「掌の鍵」は5万本の鍵を使用したインスタレーションとのことで、作家が、不要になった鍵の無償提供を募集しています。

2015年5月9日から11月22日にかけて開催される「第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」の日本館では、日本代表作家に塩田千春氏が決定し、中野仁詞氏(神奈川芸術文化財団学芸員)のキュレーションのもとで、「《掌の鍵》 – The Key in the Hand – 」展を開催します。

今回日本館に展示する《掌の鍵》は、建物2階にあたる展示室と1階の野外ピロティを使用し、2つの空間を統合したインスタレーションである。展示室に入ると、われわれは空間を埋め尽くす赤い糸を目にすることになる。天井から垂れる赤い糸の先には鍵が結ばれている。その総数は、約5万個に及ぶ。鍵は、日常生活のなかで家屋、財産、家庭内の秘密など大切なものを守り、人間の手の温もりに包まれて使用される。そして、その鍵を使用する人々の掌の温もりに日々触れることで、鍵にはわれわれのなかにある幾多の記憶が幾重にも積み重なってゆく。そしてある時、記憶を蓄えた鍵は、大切なものを託せる信頼のおける人へと托されていく。塩田は鍵を、まさに真心を伝達する媒介と捉えてこの作品に取り入れる。さらに、天井から床にかけて吊り下げられた夥しい糸と鍵のただなかに、2艘の舟が置かれる。舟は、天から注ぐ数多の鍵=記憶の雨を受け止める両手を象徴する。2艘の舟は、手を取り合い助け合いながら、記憶の大海のなかを、記憶を拾い上げながら進んで行く。そして、ピロティには、大型のボックスが設置され、その壁面には、鍵を乗せた子どもの掌の写真3点を展示するとともに、生まれる前と生まれた直後の記憶を語る幼児の映像を4つモニターで上映する。子どもが語る、誕生時の記憶。積み重なった記憶を内在する鍵。展示室とピロティで、われわれは2つの位相の記憶を体感し、展示に呼びかけられ、自らに内在する記憶を拾い上げ、記憶を紡ぎ、記憶を自分のなかにとどめ、そしてそれを他者へと繋いで行くことになるだろう。(via jpf.go.jp)

写真家の山岸剛が2010年から撮影している東北地方太平洋沿岸部の写真の展覧会「Tohoku-Lost,Left,Found」が開催[2014/6/25-7/4]

写真家の山岸剛が2010年から撮影している東北地方太平洋沿岸部の写真の展覧会「Tohoku-Lost,Left,Found」が開催されます

写真家の山岸剛が2010年から撮影している東北地方太平洋沿岸部の写真の展覧会「Tohoku-Lost,Left,Found」が開催されます。会期は、2014年6月25日~7月4日。山岸は建築写真の分野でも知られていて、アーキテクチャーフォトでは、青木弘司による「門脇研究室」の写真などを紹介させていただいていました。また、日本建築学会の雑誌『建築雑誌2010年7月号』の「特集= 建築写真小史」では、担当委員として編集にも携わっていました。

2011年3月11日以降、東北地方太平洋沿岸部に季節が変わるごとに足を運び、撮影をくり返しています。おもに岩手、宮城そして福島の、いわゆる被災地にかぎらない東北の大地で、自然と人工性との力関係を記録しつづけて四年目。
いまだ進行中の未曾有の災厄による、差し迫った東北の「現在」を、東北の「現実」を大型カメラを使った写真によって可能なかぎり簡明に、直接的かつ即物的に「報告」する試みです。

石上純也、中村竜治、トラフ、noizらが参加している「竹尾ペーパーショウ」の会場写真

石上純也、中村竜治、トラフ、noizらが参加している「竹尾ペーパーショウ」の会場写真がjapan-architects.comに掲載されています

石上純也、中村竜治、トラフ、noizらが参加している「竹尾ペーパーショウ」の会場写真が27枚、japan-architects.comに掲載されています。公式ウェブサイトにも様々な情報や写真が掲載されています。

五十嵐太郎と山崎亮をゲストキュレーターに迎え金沢21世紀美術館で展覧会「3.11以後の建築」が開催

五十嵐太郎と山崎亮をゲストキュレーターに迎え金沢21世紀美術館で展覧会「3.11以後の建築」が開催されます(PDF)

五十嵐太郎と山崎亮をゲストキュレーターに迎え金沢21世紀美術館で展覧会「3.11以後の建築」が開催されます。会期は、2014年11月1日~2015年5月10日まで。以前弊サイトでも紹介した同館での展覧会「ジャパン・アーキテクツ1945-2010」との同時開催のようです。(※会期の始まりは同じで、終了はずれています)

岩瀬諒子による薄板ガラスを使用したインスタレーション「KUSANAMI」

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photo©Erieta Attali

岩瀬諒子が設計した薄板ガラスを使用したインスタレーション「KUSANAMI」です。
化学強化薄板ガラス「Leoflex」を使用し、ガラスのたわみを取り入れたデザインとなっています。
この作品は、現在「AGC Studio」で展示中で、2014年5月29日・30日には、照明で作品が鑑賞できるように夜間もオープンされるそうです。

青木淳の解説による大宮前体育館の見学ツアー「青木淳さんと見る、大宮前体育館」が開催[2014/6/17]

青木淳の解説による大宮前体育館の見学ツアー「青木淳さんと見る、大宮前体育館」が開催されます(PDF)

青木淳の解説による大宮前体育館の見学ツアー「青木淳さんと見る、大宮前体育館」が開催されます。開催日は2014年6月17日。(要事前申し込み。先着順。)

杉並区大宮前体育館は、2009年にプロポーザルが実施され、青木淳さんが設計者として選ばれました。それから4年、旧荻窪小学校跡地に新しく生まれ変わった大宮前体育館がこの4月にオープンしました。ボリュームの大きい施設を地下にいれ、外部空間を運動施設の一部として活用するユニークな総合スポーツ施設となっています。今回は、設計者である青木淳さんに解説をして頂きながら見学いたします。多くのみなさまのご参加をお待ちしております。

講師: 青木淳 建築家
日時:2013年 6月17日(火)
13:00~15:00(12:30 受付開始)
会場:杉並区立大宮前体育館(定員60名)
参加費:500円

五十嵐太郎が監修する埼玉県立近代美術館での建築展「戦後日本住宅伝説ー挑発する家・内省する家」が開催[2014/7/5-8/31]

五十嵐太郎が監修する埼玉県立近代美術館での建築展「戦後日本住宅伝説ー挑発する家・内省する家」が開催されます

五十嵐太郎が監修する埼玉県立近代美術館での建築展「戦後日本住宅伝説ー挑発する家・内省する家」が開催されます。会期は、2014年7月5日~8月31日。期間中、西沢立衛と原広司の対談イベントや、塔の家などの見学ツアーも企画されています。(要事前申し込み)

 とある建築家の集まるシンポジウムで、「昨今の建築界では現代彫刻と見紛うような建築も現れてきたが、その違いは何か」という問いに、ある建築家は「内部があることである」と答えました。住宅に注がれる建築家の眼差しは、その内部空間をどう構成するかという点に収斂されていくといっても過言ではないでしょう。
 人間の生活の基本である「衣・食・住」の「住」、中でも戸建て住宅に焦点を当てたこの展覧会は、戦後の1950年代の建築作品から始まり、国家的イベントである万博を経て、建築家の眼差しが強く内部に向けられた1970年代まで、16人の建築家の16作品で構成されています。今や伝説ともなった戦後日本の、挑発する、あるいは内省する建築作品の数々を、建築家のコンセプトとともに紹介することにより、建築家が「住まい」という私的な空間をどうとらえ、どう表現しようとしたかを探ります。
 この展覧会がご観覧いただく皆様にとって、改めて住空間を見つめ直し、思索を深めながら、新たな視点を見出す機会になればと願っています。

スティーヴ・マックィーンのエスパス ルイ・ヴィトン東京での展覧会の写真とレポート

スティーヴ・マックィーンのエスパス ルイ・ヴィトン東京での展覧会の写真とレポートがエキサイトイズムに掲載されています

アーティストのスティーヴ・マックィーンのエスパス ルイ・ヴィトン東京での展覧会の写真とレポートがエキサイトイズムに掲載されています。
以下は、展覧会についての公式概要です。

エスパス ルイ・ヴィトン東京の新たなエキシビションでは、2014年のアカデミー賞での作品賞をはじめ数々の栄誉を獲得し、世界的に称賛されているイギリス人アーティスト・映画監督、スティーヴ・マックィーンによる斬新で独創的な最新映像作品を紹介します。

マックィーンの作品はミニマルな手法を用い、私的なものと普遍、直写と抽象の間を彷徨い、明確な定義を回避し、幾通りもの解釈ができることで知られています。エスパス ルイ・ヴィトン東京のサポートのもと制作され、今回が初公開となる新作は、マックィーンがもつ創造的特徴の様々な要素を集結させ、観る者を完全なまでに感覚だけの空間へと誘います。そこでは視覚的要素と音的要素が相まって、 内省を促し、更には新たな自己を見出す可能性を与えてくれるでしょう。マックィーンの独特な世界観や映像美を通じて、新たな「自己の姿」を発見してください。

このまたとない機会の実現にあたり、多大なるご尽力をいただいたアーティストならびにトーマス・デイン・ギャラリー(ロンドン)の皆様へ感謝の意を表します。(via espacelouisvuittontokyo.com)

建築展「原寸大|日本の建築ディテール 1964→2014」が渋谷ヒカリエ8Fで開催[2014/6/ 4-6/16]

建築展「原寸大|日本の建築ディテール 1964→2014」が渋谷ヒカリエ8Fで開催されます

建築展「原寸大|日本の建築ディテール 1964→2014」が渋谷ヒカリエ8F・「CUBE 1, 2, 3」で開催されます。会期は、2014年6月4日~6月16日。関連イベントして、公開座談会「建築家とディテール ―学びの連鎖―」
坂本一成×吉村靖孝×武井誠(司会:倉方俊輔)が2014年6月6日に行われます。(※参加無料・事前申込制)

建築全体をとらえながら、物と物とがぶつかり合う納まりをどのように決めるか。建築のディテール(細部、納まり)に焦点をあてた日本初の建築専門誌『ディテール』。1964 年、東京オリンピックの開幕前夜に誕生した同誌が、2014 年に創刊50 周年を迎えました。
本展では、半世紀にわたり『ディテール』誌上で掲載されてきた膨大な建築作品の中から、日本を代表する近・現代のすぐれた建築ディテールを選りすぐり、原寸大(1/1)の巨大な図面と写真で紹介します。
設計の現場で、あるいは建築雑誌で見なれたはずの図面が原寸大になることで立ち現れる、図面と実物のイメージが交差する不思議な感覚をぜひ会場で体感してください。

坂本一成の講演会『ありそうで ない 建築の空間のために』が明治大学で開催[2014/5/27]

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坂本一成の講演会『ありそうで ない 建築の空間のために』が開催されます。開催日時は、2014年5月27日(火)17:30-19:30。場所は、明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン3F「アカデミーホール」です。

坂本一成講演会『ありそうで ない 建築の空間のために』

日時:2014年5月27日(火)17:30-19:30
会場:明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン3F「アカデミーホール」
住所:東京都千代田区神田駿河台1-1
地図:http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

事前申込み不要,入場無料。
明治大学理工学部建築学科主催の講演会ですが、
どなたでもご自由にご聴講いただけます。
なお、当日は14時から17時まで、同会場にて、
第37回学生設計優秀作品展(レモン展)講評会を開催しています。
審査員は坂本一成氏、青木淳氏、赤松佳珠子氏、金田充弘氏、藤原徹平氏です。

レモン展詳細:http://www.lemon.co.jp/event/3144/

愛知の若手建築家9組による展覧会「AAA30s」のサイトが公開。参加建築家のインタビュー動画やシンポジウムの概要なども掲載。

愛知の若手建築家9組による展覧会「AAA30s」のサイトが公開されています

愛知の若手建築家9組による展覧会「AAA30s」のサイトが公開されています。参加建築家のインタビュー動画やシンポジウムの概要なども掲載されています。
出展者は以下。

北川啓介+北川珠美/北川建築研究室
栗原健太郎+岩月美穂/studio velocity
佐々木勝敏/佐々木勝敏建築設計事務所
中渡瀬拡司/CO2WORKS
堀内功太郎/堀内功太郎建築設計事務所
間宮晨一千/間宮晨一千デザインスタジオ
諸江一紀/諸江一紀建築設計事務所
吉村昭範+吉村真基/D.I.G Architects
米澤隆/米澤隆建築設計事務所

次回のギャラ間での展覧会「TYIN・テーネステュエ・アーキテクツ-HUMAN ARCHITECTURE」の概要

次回のギャラ間での展覧会「TYIN・テーネステュエ・アーキテクツ-HUMAN ARCHITECTURE」の概要が公開されています

次回のギャラ間での展覧会「TYIN・テーネステュエ・アーキテクツ-HUMAN ARCHITECTURE」の概要が公開されています。アーキテクチャーフォトで過去に取り上げた、TYINのプロジェクトはこちら
また、日本で行われる講演会の申し込みも開始されています

TOTOギャラリー・間では、ノルウェーを拠点に活動する若手建築家ユニットTYIN(ティーン)テーネステュエ・アーキテクツ(アンドレア・G・ゲールセン、ヤシャー・ハンスタッド)による展覧会を開催します。
2007年、ノルウェー科学技術大学(NTNU)の学生であったアンドレアとヤシャーは、学内コンペで勝ち取った、学生組合会館(ルントホール)の入口ホールの改修というプロジェクトを進めるうちに、潤沢な予算を費やしたデザイン重視の建築に対して疑問を感じ、自分たちの可能性を求めて、タイに乗り込みました。
タイでは、紛争地域に孤児院をつくるプロジェクトを進める中で試行錯誤しながら、地域住民による作業に自らも加わり、地元で調達した材料と工法を使って建築をつくりあげるという建築手法を見出していきました。「建築は地域の人々の暮らしをより良くする資源」と考える彼らは、毎回現場でワークショップを行い、時にはノルウェーからNTNUの教員や学生が加わりながら、地元の人々との共同作業によるプロジェクトを実現しています。地域の人々の思いを汲み、自分たちの考えを都度、軌道修正するという「つくりながら考える」手法により、地域に根ざし、社会的持続性をもった建築をつくり上げています。これによりTYINは国際的に高い評価を受け、2012年グローバル・サスティナブル建築賞を受賞しています。
現在はトロンハイムを拠点に母校NTNUで教鞭をとりながら、住宅やランドスケープ、インテリアなど、活動の幅を広げています。アジアで確立した彼らのアプローチは、各地でのプロジェクトやワークショップ、教育活動に展開されています。
本展では、そうした彼らの実践的な建築スタイルから生まれたプロジェクトを模型、写真、映像で紹介するとともに、建築を成り立たせるための不可欠な資源として彼らが「Human Tool」(TYINによる造語)と呼ぶ、プロジェクトに関わったさまざまな人々とのネットワークにも、焦点をあてます。

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