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「小沢剛 高木正勝 アフリカを行く」展がヨコハマ創造都市センターで開催[2013/5/25-6/9]

「小沢剛 高木正勝 アフリカを行く」展がヨコハマ創造都市センターで開催されます

「小沢剛 高木正勝 アフリカを行く」展がヨコハマ創造都市センターで開催されます。会期は、2013年5月25日~6月9日。

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、6月に横浜で行われる第5回アフリカ開発会議(TICADV)にあわせ、「小沢剛 高木正勝 アフリカを行く」と題した展覧会をヨコハマ創造都市センターにて5月25日(土)~6月9日(日)まで開催します。
小沢剛氏はガーナへ、高木正勝氏はエチオピアに渡航し、それぞれのアフリカ体験をベースに制作した新作を発表いたします。日本とアフリカをつなぐこの2人のアーティストの作品を通して、等身大のアフリカへと誘います。
また、同会場地下1階スペースでは、アフリカ映画の特別上映会を同時開催します。過去に日本で上映され、好評を博した作品を中心に、長短編合わせて約30本の劇映画及びドキュメンタリーを上映する予定です。

中村竜治やノイズアーキテクツらが出展する「マテリアライジング展―情報と物質とそのあいだ 23名の建築家・アーティストによる思索」が東京藝術大学大学美術館で開催[2013/6/8-6/23]

中村竜治やノイズアーキテクツらが出展する「マテリアライジング展―情報と物質とそのあいだ 23名の建築家・アーティストによる思索」が東京藝術大学大学美術館で開催されます

中村竜治やノイズアーキテクツらが出展する「マテリアライジング展―情報と物質とそのあいだ 23名の建築家・アーティストによる思索」が東京藝術大学大学美術館で開催されます。会期は、2013年6月8日~6月23日。会場構成は西澤徹夫

出展:アンズスタジオ 谷口暁彦 doubleNegatives Architecture gh/e 吉田博則 藤木淳 後藤一真+天野裕(Arup) 土岐謙次 岩岡孝太郎 kwwek(木内俊克+砂山太一) 三木優彰 マイケル・ハンスマイヤー+ベンジャミン・ディレンバーガー 増渕基 ノイズアーキテクツ N&R フォールディングス+ヘビーバックパック プロキシ・デザイン・スタジオ 今井紫緒 Source Organization Network(杉田宗+小西啓睦) スタジオゼロイチ(浜田晶則 アレックス ニゾ)+ヤックル(穴井佑樹 大山宗哉) 中村竜治 舘知宏 美濃部幸郎 慶応義塾大学SFC松川昌平研究室

現在、建築・デザイン・美術の領域において、「アルゴリズミック」や「ジェネラティブ」という言葉に代表されるような、システムをベースとした表現のあり方が注目を集めています。
構造や流体をはじめとする力学系や幾何学、印象、記憶といった不過視的なシステムを理知的に形象するこれらの手法は今日におけるデザインのプロセス、ひいてはその対象さえも変えつつあります。

この背景には、コンピュータが広く普及したことに加え、レーザーカッターや3Dプリンターのようなデジタルファブリケーション技術の発展が大きく関与していることが挙げられるでしょう。
このような技術的躍進によってもたらされた変化は、作品について「考えること」から「制作すること」までをプロセスとして同じ平面上に融合し、 シームレスに連動させることを可能にしました。この制作(同時に思考)プロセスは合理性・効率性の探求のみならず、 これまでは情報として扱われていたものが素材化(プロセスそのもの自体の素材化含め)されることによって「物質としての価値を体現」し、新しい「モノ(表現)」の質感を表出させています。昨今のこうした潮流は、建築/デザイン/美術の領域を超えて、作品が作品として提示される以上の意味を示唆することになりました。それは「モノを考えること」から「モノを作ること」への一連のプロセスに対する美意識、さらにはこのような表現メディアの質感が生んだ「身体性」「日常性」の芽生えといえるでしょう。

本展は、このような背景によってもたらされた文化的一潮流を、この潮流にまつわる現代の研究および作品を一様に集め、そこにみられるプロセス・質感にフォーカスして展示することで、その多様性の再確認と新しい価値の発見の場を生み出すことを目的としています。

梅佳代の展覧会のレポート「写真との幸福で理想的な関係。「梅佳代展 UMEKAYO」」

梅佳代の展覧会のレポート「写真との幸福で理想的な関係。「梅佳代展 UMEKAYO」」がエキサイトイズムに掲載されています

梅佳代の展覧会のレポート「写真との幸福で理想的な関係。「梅佳代展 UMEKAYO」」がエキサイトイズムに掲載されています。会場写真も沢山掲載されています。

白井晟一、イサム・ノグチ、ジャコメッティなども展示される「ET IN ARCADIA EGO 墓は語るか ─彫刻と呼ばれる、隠された場所」展が武蔵野美術大学美術館で開催[2013/5/20-8/10]

白井晟一、イサム・ノグチ、ジャコメッティなども展示される「ET IN ARCADIA EGO 墓は語るか ─彫刻と呼ばれる、隠された場所」展が武蔵野美術大学美術館で開催されます

白井晟一、イサム・ノグチ、ジャコメッティなども展示される「ET IN ARCADIA EGO 墓は語るか ─彫刻と呼ばれる、隠された場所」展が武蔵野美術大学美術館で開催されます。会期は、2013年5月20日~8月10日。

本展では、「彫刻とは何か」という問題を「墓」という視点から読み解くことを試みます。「墓」は死者を埋葬した碑である一方、その下に「隠されたもの」あるいは「もうひとつの世界」を暗示しています。そこに何かが「隠された場所」として彫刻を捉えることによって彫刻のひとつの本質が見えてくるのではないか。そういう問題意識のもとに、本学彫刻学科の教員である作家たちの作品を展示し、合わせて古代エトルリアの墓碑彫刻やジャコメッティ、イサム・ノグチなどの「隠された場所」をめぐる作品を同時に展示いたします。

ET IN ARCADIA EGO 墓は語るか ─彫刻と呼ばれる、隠された場所
岡﨑乾二郎 (コンセプト展示・企画)

彫刻芸術の核心は感覚の及ばぬ=決して現実空間の延長として捉えることのできない別の場所、すなわち感覚されうる現実と切断された、感覚の侵入できぬ別の場所を匿うことにある。
 視覚や触覚などの感覚が捉えうるのは、彫刻の表面にすぎない。感覚(視覚や聴覚、触覚も)は距たりある対象を捉え、ゆえにわれわれの知りえる現実を拡張する力をもつ。だが反対にいえば、よって感覚が捉えうるものは、その現実の境界面の現象にすぎない。絵画はその能力によってその境界をさらに拡張する。けれど彫刻はむしろその現実内に与えられた自らの領域の限界=形態に閉じこもるように現れる。
 彫刻芸術の逆理は墓のもつ二重性そのものと重なる。例えれば感覚が捉えることができる彫刻は墓標のようなものである。けれどいうまでもなく墓の本質は、決して現世とは連続しえない、そして現世よりはるかに長く持続する時間と空間を墓室として保持し、そしてその場を現世のinterest(関心、利害)が侵入しないように匿うことにある。
 cryptとは地下墓地であり、Cryptographyは暗号。すなわち彫刻は、感覚されることによって自らを隠す。現世という時空と不連続な空間、現世が拡張し侵入することが不可能な空間を隠し持つ、内包することにこそ本質があった。
 展示は、古代より存在論的に不可分だった墓と彫刻の関係を歴史的に通観し、彫刻が担う今日的な課題を照らし出す問題群として構成する。

30歳以下の若手建築家による展覧会「U-30」の概要が発表 山道拓人と西田司によるトークイベント「カラフルな社会構築を目指して」が代官山ヒルサイドテラスで開催

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山道拓人と西田司によるトークイベント「カラフルな社会構築を目指して」が代官山ヒルサイドテラスで開催されます

山道拓人西田司によるトークイベント「カラフルな社会構築を目指して」が代官山ヒルサイドテラスで開催されます。開催日は、2013年6月16日(日)。

「松岡聡+田村裕希展/One More House, Please!」がプリズミック ギャラリーで開催[2013/5/31-6/28]

「松岡聡+田村裕希展/One More House, Please!」がプリズミック ギャラリーで開催されます

松岡聡+田村裕希展/One More House, Please!」がプリズミック ギャラリーで開催されます。開催期間は、2013年5月31日~6月28日。

現在進行中のプロジェクトの模型や写真などを展示します。
すまい方や土地柄の異なる3つの住宅を通して、私たちが考えていることをお伝えしたいと思います。
ぜひ足をお運びください。

ギャラリー間での「中村好文展 小屋においでよ!」の会場写真 オープンした「国立近現代建築資料館」の様子を紹介している写真 長坂常 / スキーマ建築計画の会場構成による展覧会「YCAM ARCHIVES EXHIBITION」 21_21 DESIGN SIGHTで「カラーハンティング展 色からはじめるデザイン」展が開催[2013/6/21-10/6]

21_21 DESIGN SIGHTで「カラーハンティング展 色からはじめるデザイン」展が開催されます

21_21 DESIGN SIGHTで「カラーハンティング展 色からはじめるデザイン」展が開催されます。開催期間は、2013年6月21日(金)~10月6日(日)。

21_21 DESIGN SIGHTでは 6月21日より、デザイナーの藤原 大をディレクターに迎え、企画展「カラーハンティング展 色からはじめるデザイン」を開催します。

海、空、木、星…。自然界には、無限の色が存在します。しかし、建築物や道具、衣服といったモノから液晶画面上のバーチャルな世界に至るまで、私たちが日々接する色の多くはカラーチャートで決定され、つくり上げられるものです。膨大な数の色に囲まれてはいますが、はたしてこの状況は、豊かな色彩環境と言えるのでしょうか。

展覧会ディレクターの藤原 大は、シンプルな好奇心とパワフルな行動力をともなったデザイン手法「カラーハンティング」を生み出しました。自然や都市に存在する現実の色を、自ら水彩絵具を調合してその場で紙片に写し取っていく行為は、文字通り色の採取(カラーハンティング)です。そうして採取した色からはじめるデザインは、プロセスに関わる人々や使い手に色の意味や物語を伝え、拡げていきます。

本展では、野生のライオンや佐渡の朱鷺(とき)などをカラーハンティングし、世界に存在する色の多様性を示すだけでなく、それぞれの色が内包する意味についても紹介します。さらには、1200年前の古文書に記されている幻の色の再現に取り組む研究者や、野菜から色を抽出しようとする企業とのプロジェクトを発表するほか、国内外の教育機関と協働で対象のイメージや情報を色に置き換える試みも行います。

色からはじめるデザイン、それはより自由でわくわくするものづくりや発想へと向かっていくことにほかなりません。「カラーハンティング」がもたらす豊かな色彩世界と、色からはじめるデザインの可能性にご期待ください

吉村靖孝のコーディネートで、藤本壮介、塚本由晴、藤村龍至、石川初などが出演するイブニングレクチャーが明治大学で開催

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吉村靖孝のコーディネートで、藤本壮介、塚本由晴、藤村龍至、石川初、ケン・タダシ・オオシマ、フェリックス・クラウスなどが出演するイブニングレクチャーが明治大学で開催されます。

2013年4月明治大学中野新キャンパスにて開講した建築・都市デザイン分野の大学院国際プロフェッショナルコースI-AUD(International Program in Architecture and Urban Design)では、国内外の第一線で活躍する実務家や学識経験者を招聘し、英語によるイヴニング・レクチャー・シリーズを開催します。

詳しい日程は以下。

坂茂が水戸芸術館で行っている展覧会「建築の考え方と作り方」の会場写真 アエダスのアンドリュー・ブロムバーグの講演会が京都工芸繊維大学で開催[2013/4/25] 手塚貴晴+手塚由比 / 手塚建築研究所による神戸の「チャイルド・ケモ・ハウス」のオープンハウスが開催[2013/4/27]

手塚貴晴+手塚由比 / 手塚建築研究所による神戸の「チャイルド・ケモ・ハウス」のオープンハウスが開催されます

手塚貴晴+手塚由比 / 手塚建築研究所が設計した神戸の「チャイルド・ケモ・ハウス」のオープンハウスが開催されます。リンク先にプランなどが掲載されています。開催日は、2013年4月27日。

ギャラリー間で始まった「中村好文展 小屋においでよ!」の会場写真

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