横浜港大さん橋国際客船ターミナルの設計者 アレハンドロ・ザエラ・ポロや、隈研吾、磯崎新、妹島和世、ジェフリー・キプニスらが参加するシンポジウム「連続的建築は、これからも連続するか?」が開催されます。開催日は、2015年6月7日(日)。場所は、横浜港大さん橋国際客船ターミナル 大さん橋ホール(定員 800名先着順 入場無料)。
2015年6月6日には、「磯崎新 基調講演 「わ」空間の制度と構造」も行われます。こちらの会場は東大です。
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1995年におこなわれた横浜港大さん橋国際客船ターミナル国際コンペで実施案となったForeign Office Architects (FOA)案の基本コンセプトContinuous Architectureは、その後の20年間に世界でどのように展開したのか? それを実現させた日本では、どのような独自の発展があったのか? 幅広い視点から議論をおこない、これからの建築の可能性について考える。 Continuous Architectureとは、連続する一枚の面(サーフェス)などによって構成される連続的建築で、1990年代初頭にロンドンのAAスクールを中心に理論化がはじまり、デジタル技術の建築設計への応用が活発化するのに並行してアメリカ東海岸を中心にプロジェクトに用いられ、世界的に大きな影響を及ぼした。横浜港大さん橋国際客船ターミナルはContinuous Architectureが大規模な建築として実現された世界初の事例であると言われる。