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【ap job更新】 シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設までを手掛ける「成瀬・猪熊建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設までを手掛ける「成瀬・猪熊建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設までを手掛ける「成瀬・猪熊建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中お宿Onn 中津川 photo©西川公朗

シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設までを手掛ける「成瀬・猪熊建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

【メッセージ】
私たちの事務所では、企画・建築設計・インテリア設計・家具や備品のコーディネートまで一気通貫して行なっています。企画的な側面に踏み込んでの提案に興味のある方、建築だけでなくインテリアにも興味のある方には、非常に面白い・学びの多い事務所だと思います。私たちが培ってきたノウハウを身につけならが、事務所として更なる高みを一緒に目指していただける方のご応募をお待ちしています。

2022年は数年続けてきたホテルプロジェクトが竣工し、事務所としても実り多く、また達成感のある1年でした。今年も年始から官民問わず新しいプロジェクトやコンペなど様々に挑戦していきます。

プロジェクトを率いてくれる経験者の方は、随時募集しています。新卒の方は3月頃からトライアルを実施する予定ですので、ぜひお早めにご応募ください。

【ビジョン】
私たちは、人々がシェアをする場をデザインしています。
今、社会はますます急速に変わり始めています。

その中で私たちが目指すのは、建築を通して新しい豊かさを定義し続けることです。
家族だけに縛られない多様な住まい、世界と地域をつなぐ宿泊、物の購入よりも体験に価値がおかれる商業施設、コミュニケーションとイノベーションがビジネスチャンスを作る時代の新しいオフィス、個人の人生に寄り添ったケアの場。これらはそれぞれ全く異なる用途でありながら、いずれも「シェア」によって価値を生み出します。

私たちはこうした「シェアする場をつくる」ために、「そこにどんな営みを作り出すか」を突き詰めます。ハードとソフトの双方を捉え、それぞれの場に相応しいコンセプトとデザインを提案しています。プロジェクトによっては企画から提案を行い、人の生き方に多様な選択肢を生み出す建築を提案しています。

現在は、ホテル、自然公園のビジターセンター、寺院建築、店舗、シェアハウス、コーポラティブハウス等、様々な案件が進行しています。

設計の進め方に関しても、新しい試みを行っており、近年導入したBIMとVRによる検討は、設計段階での解像度が高まり、大きな手応えを感じているところです。

スノヘッタとWERKによる、デンマークの海洋センター「The Lantern」。海洋活動と観光客の為の施設。全ての人に開かれた存在を目指して、様々な活動を集約した“円形劇場”の様なパブリックテラスを考案。訪問者を招き入れると共に水害等についても考慮
スノヘッタとWERKによる、デンマークの海洋センター「The Lantern」。海洋活動と観光客の為の施設。全ての人に開かれた存在を目指して、様々な活動を集約した“円形劇場”の様なパブリックテラスを考案。訪問者を招き入れると共に水害等についても考慮 photo©wichmann+bendtsen photography
スノヘッタとWERKによる、デンマークの海洋センター「The Lantern」。海洋活動と観光客の為の施設。全ての人に開かれた存在を目指して、様々な活動を集約した“円形劇場”の様なパブリックテラスを考案。訪問者を招き入れると共に水害等についても考慮 photo©wichmann+bendtsen photography
スノヘッタとWERKによる、デンマークの海洋センター「The Lantern」。海洋活動と観光客の為の施設。全ての人に開かれた存在を目指して、様々な活動を集約した“円形劇場”の様なパブリックテラスを考案。訪問者を招き入れると共に水害等についても考慮 photo©wichmann+bendtsen photography
スノヘッタとWERKによる、デンマークの海洋センター「The Lantern」。海洋活動と観光客の為の施設。全ての人に開かれた存在を目指して、様々な活動を集約した“円形劇場”の様なパブリックテラスを考案。訪問者を招き入れると共に水害等についても考慮 photo©wichmann+bendtsen photography

スノヘッタWERKが設計した、デンマーク・エスビャウの海洋センター「The Lantern」です。
海洋活動と観光客の為の施設です。建築家は、全ての人に開かれた存在を目指して、様々な活動を集約した“円形劇場”の様なパブリックテラスを考案しました。また、訪問者を招き入れると共に水害等についても考慮されています。

こちらはリリーステキストの翻訳

エスビャウの新海洋センターが公開:デンマーク西海岸を照らす新ランドマーク

デンマーク西海岸の港町エスビャウに、新しい海洋センターがオープンしました。2019年の設計コンペを経て、WERKアルキテクターとスノヘッタが開発したこのセンターは、港沿いのウォータースポーツクラブや観光客の共有スペースとして作られ、町に海上のソーシャルハブと建築的なランドマークを提供するものです。

エスビャウの新しい海洋センターは「The Lantern」と名付けられ、地域社会を第一に考えて設計されています。複数のウォータースポーツクラブ、ボート保管庫、トレーニング施設、大規模なワークショップスペース、社交場などがあり、まさに海洋活動の拠点となるセンターです。円形で開放的なデザインは、あらゆる角度から訪問者を招き入れ、利用しやすい建物になっています。

WERKアルキテクターのクリエイティブ・ディレクターであるトーマス・コックは言います。
「デンマーク西海岸を照らすユニークな目的地を作ることで、誰もが海での新しいコミュニティへの道を見つけることができることを目指してきました」

海上での活動やコミュニティのための部屋

スノヘッタのシニアアーキテクト兼プロジェクトマネージャーであるフランク・D・フォレイは、この新しいセンターが来場者の活動、関与、学習を促すと指摘しています。

フォレイは言います。
「海洋センターには、すべての人のためのスペースがあります。経験豊富なダイバーやプロのカヤッカーから、カニ釣り教室や通りすがりの人まで。The Lanternは、海上生活の内側と、果てしない水平線が広がる海の外側へ、すべての人を誘います」

建物の上層階には、ボート、カヤック、ヨット、ダイビング、トライアスロンなどの各種クラブのほか、共用スペース、教育センター、トレーニング施設などがあります。下層階は橋で海に直結しており、ボート置き場やワークショップスペースがあります。建物のファサードには大きな窓があり、十分な日の光と内部への視認性を確保すると同時に、センターと周囲の環境を結びつけています。夜には窓から暖かな光が差し込み、センター内をランタンのように照らします。

木造船の構造からヒントを得た

建物のデザインは、船の幾何学や職人技からインスピレーションを得て、エスビャウ港における海洋の伝統とその意義に敬意を表しています。

テラスと船の保管・準備エリアの間にある丸い穴は、1階のコアに日光をもたらし、視覚的・社会的な縦のつながりを生み出します。

ファサードは、木造船の構造から着想を得たリズムと反復を、外側と内側の両方で表現しています。また、水中に石を投げ入れると伝わるスピード感や水平方向の波紋など、水のエネルギーが反映されています。パネルの角度を変えることで、カヤックの形状から着想を得て、さまざまな陰影を表現しています。木のリズムは屋根にも続き、天端にはソーラーパネルが帯状に組み込まれています。

【ap job更新】 国際色豊かなメンバーで活動する「ホシノアーキテクツ」が、広報兼グラフィックデザイナーと設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 国際色豊かなメンバーで活動する「ホシノアーキテクツ」が、広報兼グラフィックデザイナーと設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 国際色豊かなメンバーで活動する「ホシノアーキテクツ」が、広報兼グラフィックデザイナーと設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中

国際色豊かなメンバーで活動する「ホシノアーキテクツ」の、広報兼グラフィックデザイナーと設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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ホシノアーキテクツが、広報・グラフィックデザイナー、デザイナー、アシスタントデザイナーを募集中

ホシノアーキテクツは、星野裕明が主宰する国際色豊かな建築家・デザイナー集団です。
世界中で、その場所のもつ歴史、文化、風土を読み取り、新しい世代へと繋ぐ、街、建築、ランドスケープ、インテリア、アートを創造することを目指しています。

大山純矢+大山真司 / studio kiviによる、愛知の住宅改修「とよたの家」。3世帯の家が集まる場の一軒を改修。環境配慮と現在の暮らしへの対応を目指し、生活導線や開口部に手を入れる“調節”と“変更”を意識した設計を志向。未来の生活に応える改築も予定して計画を立てる
大山純矢+大山真司 / studio kiviによる、愛知の住宅改修「とよたの家」。3世帯の家が集まる場の一軒を改修。環境配慮と現在の暮らしへの対応を目指し、生活導線や開口部に手を入れる“調節”と“変更”を意識した設計を志向。未来の生活に応える改築も予定して計画を立てる photo©朴の木写真室(木村昂貴)
大山純矢+大山真司 / studio kiviによる、愛知の住宅改修「とよたの家」。3世帯の家が集まる場の一軒を改修。環境配慮と現在の暮らしへの対応を目指し、生活導線や開口部に手を入れる“調節”と“変更”を意識した設計を志向。未来の生活に応える改築も予定して計画を立てる photo©朴の木写真室(木村昂貴)
大山純矢+大山真司 / studio kiviによる、愛知の住宅改修「とよたの家」。3世帯の家が集まる場の一軒を改修。環境配慮と現在の暮らしへの対応を目指し、生活導線や開口部に手を入れる“調節”と“変更”を意識した設計を志向。未来の生活に応える改築も予定して計画を立てる photo©朴の木写真室(木村昂貴)

大山純矢+大山真司 / studio kiviが設計した、愛知・豊田市の住宅改修「とよたの家」です。
3世帯の家が集まる場の一軒を改修しました。建築家は、環境配慮と現在の暮らしへの対応を目指し、生活導線や開口部に手を入れる“調節”と“変更”を意識した設計を志向しました。また、未来の生活に応える改築も予定して計画が立てられました。

愛知県豊田市にある築39年の木造平家住宅のリノベーションプロジェクト。
建主の祖父母が住んでいたこの家の北側と東側には、両親の家、姉家族の家がある。3つの家の中央にはそれぞれの家へアプローチする共有の外部空間があり、それぞれに敷地は文筆されているが一見すると大きな敷地の中に3つの家(家族)が近接して住んでいるような環境となっている。

建築家によるテキストより

祖父母の家を解体し新築することも考えていたが、将来どのように暮らしが変化していくか分からない、また祖父母の家の状態も良好だったこと、なるべくスクラップアンドビルドでない環境に配慮した住宅の建て方にしたいという希望もあり、まず祖父母の家をリノベーションして住み(1期工事)、その後、概ね10年を目処にして必要に応じて新築住宅を増築+減築する(2期工事)というプロジェクトとなった。

建築家によるテキストより

1期工事のリノベーションで行った事は大きく2つ。
ひとつは39年前の家を現在、または将来にわたる建主の暮らしにフィットするように調節を行うこと。もう一つは現在の家を最小限の操作でより豊かに変化させると同時に将来の計画への補助線を引く変更を行うこと。

建築家によるテキストより
石川素樹建築設計事務所による、東京・小金井市の「中町の家」。人や車の往来はあるが自然が近い敷地。開くか閉じるかの“二項対立ではない”在り方を求め、光や影の変化と平面構成での“奥行きのある佇まい”を志向。“可動式ルーバー折戸”は外部と中庭の繋がりを調整
石川素樹建築設計事務所による、東京・小金井市の「中町の家」。人や車の往来はあるが自然が近い敷地。開くか閉じるかの“二項対立ではない”在り方を求め、光や影の変化と平面構成での“奥行きのある佇まい”を志向。“可動式ルーバー折戸”は外部と中庭の繋がりを調整 photo©西川公朗
石川素樹建築設計事務所による、東京・小金井市の「中町の家」。人や車の往来はあるが自然が近い敷地。開くか閉じるかの“二項対立ではない”在り方を求め、光や影の変化と平面構成での“奥行きのある佇まい”を志向。“可動式ルーバー折戸”は外部と中庭の繋がりを調整 photo©西川公朗
石川素樹建築設計事務所による、東京・小金井市の「中町の家」。人や車の往来はあるが自然が近い敷地。開くか閉じるかの“二項対立ではない”在り方を求め、光や影の変化と平面構成での“奥行きのある佇まい”を志向。“可動式ルーバー折戸”は外部と中庭の繋がりを調整 photo©西川公朗

石川素樹建築設計事務所が設計した、東京・小金井市の「中町の家」です。
人や車の往来はあるが自然が近い敷地に計画されました。建築家は、開くか閉じるかの“二項対立ではない”在り方を求め、光や影の変化と平面構成での“奥行きのある佇まい”を志向しました。また、“可動式ルーバー折戸”は外部と中庭の繋がりを調整します。

敷地は駅からほど近い高低差の大きい「はけ」と呼ばれる国分寺崖線を下った先にある。
幅は狭いが緑多き道がそこかしこに通る、人と自然の距離が近い場所である。隣家に囲まれ、人や車の往来もそれなりにある中で、開くか閉じるかといった二項対立ではないあり方を模索した。

建築家によるテキストより

合理的なスパンのシンプルな在来木造とし、ヴォリュームを抑えた各室と、サイズや納まりを統一した開口部を碁盤の目のように平面方向と断面方向にも配置した。軒下のような中間領域の配置と開口部の位置、また内外全体を回遊できる動線を、グリッドを基調としたプランに内包させることで、落ち着いた光が入るプライベートな1階に対し、2階は高さ方向や方位の変化による光のグラデーションをより明快にとらえやすくした。

建築家によるテキストより

また中庭に面して可動式ルーバー折戸を入れ、建具を開けると外部と中庭は繋がり、羽だけ開ければ視線は切りながら光と風を取り入れ、夜には外に明かりが漏れるようにしている。これらの光や影の変化とプランの整然性や連続性とが相まって、外部が内部に入り込んでいるような、あるいは内部の一部のような外部といった曖昧さが自然に感じられ、簡素な矩形でありながら奥行きのある佇まいとなった。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 sinatoが、建築とインテリアの設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 sinatoが、建築とインテリアの設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 sinatoが、建築とインテリアの設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中Shinjuku Station East Square / 駅前広場 / 385m2

sinatoの、建築とインテリアの設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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建築とインテリアの設計スタッフを募集します。

駅や広場のような大きなものと、イスやテーブルのような小さなものを、常に同時並行でデザインしている設計事務所なので、建築が得意だけどインテリアもやってみたい、インテリアが得意だけど建築もやってみたい、という方は特に楽しめると思います(もちろん、私は〇〇だけを極める!という方も大歓迎です)。

また、小さな設計事務所の割に、大規模で長期間のプロジェクトが多いのも特徴かもしれません。
JR東日本さん、ルミネさん、アマゾンジャパンさん、森ビルさん、HYUNDAI(韓国)さんなどなど、国内外で多くの人々の生活に関わりが深い事業を行う皆さんと協働することで、狭義のデザインだけではない様々な学びがあります。

ワークスタイルとしては、クリエイティビティと生産性の両立を重視しており、具体的な時間管理やタスク配分の元、全スタッフが適材適所で最大限に能力を発揮できるチームを目指しています。
22時以降の残業禁止や半年毎の明確な給与査定など、一般的な労働環境整備にも日々取り組んでおり、今後も更に自由度の高いウェルビーイングな働き方を模索していきたいと思っています。

建築やインテリアが好きで、場や空間の可能性を切り開いていける、デザインとコミュニケーションが得意な方のご応募をお待ちしています。

【ap job更新】 平田晃久建築設計事務所が、秘書広報と設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 平田晃久建築設計事務所が、秘書広報と設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 平田晃久建築設計事務所が、秘書広報と設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中Tree-ness House ©Vincent Hecht

平田晃久建築設計事務所の、秘書広報と設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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平田晃久建築設計事務所では、秘書広報スタッフおよび複数名の新規設計スタッフを募集いたします。

弊社の建築に興味があり、豊かなものや新しいものをつくることに熱意のある方を歓迎します。
秘書広報業務は、パートタイムの契約も相談可能です。子育てやフリーランスで働きながら、建築という違う世界に関わってみるのはいかがでしょうか。

設計業務では、大規模な設計事務所とは違い、担当者が最低でも一つのプロジェクトを責任をもって総括的に担当でき、時にはコンペを複数人で協働することで設計力を磨きます。また様々な分野におけるプロフェッショナルな方たちとコラボレートしてつくっていきます。

独立を考えている人、目的意識を持ちスキルアップしたい人、どんなことにも興味を持って取り組める人に来ていただけたらと思います。

山路哲生建築設計事務所による、香川・綾歌郡の「宇多津クリニック」。“広告的”で“非空間的”なロードサイドに計画。この場に“在り得る建築”を求め、看板に頼らない存在感を持つ“白く幾何学的で記号的な家型”を考案。形態の実現に求められた“ブレース”が豊かさも生み出す
山路哲生建築設計事務所による、香川・綾歌郡の「宇多津クリニック」。“広告的”で“非空間的”なロードサイドに計画。この場に“在り得る建築”を求め、看板に頼らない存在感を持つ“白く幾何学的で記号的な家型”を考案。形態の実現に求められた“ブレース”が豊かさも生み出す photo©長谷川健太
山路哲生建築設計事務所による、香川・綾歌郡の「宇多津クリニック」。“広告的”で“非空間的”なロードサイドに計画。この場に“在り得る建築”を求め、看板に頼らない存在感を持つ“白く幾何学的で記号的な家型”を考案。形態の実現に求められた“ブレース”が豊かさも生み出す photo©長谷川健太
山路哲生建築設計事務所による、香川・綾歌郡の「宇多津クリニック」。“広告的”で“非空間的”なロードサイドに計画。この場に“在り得る建築”を求め、看板に頼らない存在感を持つ“白く幾何学的で記号的な家型”を考案。形態の実現に求められた“ブレース”が豊かさも生み出す photo©長谷川健太
山路哲生建築設計事務所による、香川・綾歌郡の「宇多津クリニック」。“広告的”で“非空間的”なロードサイドに計画。この場に“在り得る建築”を求め、看板に頼らない存在感を持つ“白く幾何学的で記号的な家型”を考案。形態の実現に求められた“ブレース”が豊かさも生み出す photo©長谷川健太

山路哲生建築設計事務所が設計した、香川・綾歌郡の「宇多津クリニック」です。
“広告的”で“非空間的”なロードサイドに計画されました。建築家は、この場に“在り得る建築”を求め、看板に頼らない存在感を持つ“白く幾何学的で記号的な家型”を考案しました。また、形態の実現に求められた“ブレース”が豊かさも生み出す“ノイズ”としても機能します。

香川県宇多津町に建つ歯科クリニックを設計した。
県内の海沿いを東西に繋ぐ産業道路「さぬき浜海道」を背骨にもち、塩田を埋め立てて開発されたこの町には、幹線道路沿いにイオンを筆頭としてスシロー、マクドナルド、ユニクロといった見慣れたナショナルチェーン店が並んでいる。そんな典型的ロードサイドに、白い家型のボリュームを配置した。

建築家によるテキストより

敷地の両隣は弁当店と地方銀行ATMに挟まれており、それぞれ機能を満たす最低限の小屋と、壁面を覆うように付けられた大きな看板、道路沿いに高く掲げられた塔状の広告で構成されている。
このような広告的・非空間的な商業建築は、美しい街並みを形成しているとは言えないものの、とりわけ歴史に乏しい地方都市や郊外のロードサイドにおいて、なるほど捨てがたい経済効果と街の賑わいをもたらしている。
そこで、商業的広告性の安易な排除でもなく、とはいえ景観への配慮を放棄したデコレイティッド・シェッドでもない、このロードサイドに在り得る建築を計画したいと考えた。

建築家によるテキストより

この白く幾何学的で記号的な家型は、讃岐平野特有のおむすび型の青ノ山や、近隣に広がる住宅地との調和をはかりながらも、ロードサイドにおける看板に頼らないプレゼンスを獲得している。教科書でもあるかのように建ち並ぶ周辺のデコレイティブな商業施設の中、過剰に「イエ」であるその白い記号は、ロードサイドにおいて異質であり、過剰な看板を持たずとも転じて商業的である。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 +ft+ / 髙濱史子建築設計事務所が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)と広報事務を募集中
【ap job更新】 +ft+ / 髙濱史子建築設計事務所が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)と広報事務を募集中
【ap job更新】 +ft+ / 髙濱史子建築設計事務所が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)と広報事務を募集中Nakamata Laboratory Store / photo: Hideaki Hamada

+ft+ / 髙濱史子建築設計事務所の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)と広報事務募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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+ft+は、スイス・バーゼルの設計事務所ヘルツォーク&ド・ムーロン出身の髙濱史子が率いる建築設計事務所です。2022年からは、坂茂建築設計出身のパートナー小松智彦も参画してその事業を拡大中です。
+ft+では、医療施設、商業施設、オフィス、住宅の新築・リノベーション、会場構成、家具やインスタレーションなど 国内外の様々な用途と規模のプロジェクトに取り組んで来ました。現在プロジェクト数も増加し、更に保育施設といった中規模のプロジェクトも動いていることから、追加でスタッフとバックオフィススタッフを募集します。

我々が探求しているのは、形態と素材によって生まれる空気感であり、時間であり、ストーリーです。 その場所が我々の提案により纏うことになる新しい空気感に意識的になりたいと考えています。

我々は立場や経験にとらわれず、フラットでオープンな作業環境の中で、チームとして各プロジェクトのポテンシャルを最大限に引き出していく働き方を目指しています。敷地やクライアントと同様に、チーム構成も一期一会と捉え、毎回それぞれのコラボレーションでしか生まれない空間の質に興味があります。

経験者の方にとっては、クライアントから協力事務所まで素晴らしいコラボレーターとの協働によって、今までにない建築を作り上げるプロセスが共有できるので、前職とは違った経験値が積める職場になると思います。また、産休・育休後に仕事復帰されたい方や、独立前の準備期間にアトリエ事務所を覗いてみたい方なども歓迎で、時短勤務や、プロジェクト契約などフレキシブルな働き方にも対応します。

長坂常 / スキーマ建築計画による、ドイツ・ベルリンの店舗「Cowboy Bikes Berlin Store」。“eバイク”を販売するショップ。世界展開も見据えて、店前の“舗装素材”を内装床に用いる規則を考案。“碁盤目状”の電気配線で照明や自転車スタンド等を移動可能として空間に可変性も付与
長坂常 / スキーマ建築計画による、ドイツ・ベルリンの店舗「Cowboy Bikes Berlin Store」。“eバイク”を販売するショップ。世界展開も見据えて、店前の“舗装素材”を内装床に用いる規則を考案。“碁盤目状”の電気配線で照明や自転車スタンド等を移動可能として空間に可変性も付与 photo©Brix&Maas
長坂常 / スキーマ建築計画による、ドイツ・ベルリンの店舗「Cowboy Bikes Berlin Store」。“eバイク”を販売するショップ。世界展開も見据えて、店前の“舗装素材”を内装床に用いる規則を考案。“碁盤目状”の電気配線で照明や自転車スタンド等を移動可能として空間に可変性も付与 photo©Romain Laprade
長坂常 / スキーマ建築計画による、ドイツ・ベルリンの店舗「Cowboy Bikes Berlin Store」。“eバイク”を販売するショップ。世界展開も見据えて、店前の“舗装素材”を内装床に用いる規則を考案。“碁盤目状”の電気配線で照明や自転車スタンド等を移動可能として空間に可変性も付与 photo©Romain Laprade

長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、ドイツ・ベルリンの店舗「Cowboy Bikes Berlin Store」です。
“eバイク”を販売するショップです。建築家は、世界展開も見据えて、店前の“舗装素材”を内装床に用いる規則を考案しました。また、“碁盤目状”の電気配線で照明や自転車スタンド等を移動可能として空間に可変性も付与しています。店舗の公式サイトはこちら

カーボンニュートラル化に向けた取り組みの一つにこのeバイクもある。
もちろん、そもそも自転車自体は化石燃料を使う訳ではないが、今まで自転車ではなく、車などに頼っていた人たちまで広く取り込むにはこのeバイクは優れている。
そんな新たな都市の移動手段となるeバイクのためのショップだが、通常の自転車とは異なり、そこまでメンテナンスを必要としておらず、アプリやバイクの使い方などの説明ができるような場所を室内に取り込んでいる。

建築家によるテキストより

今回のお店では大きな柱が真ん中にあり、その真ん中にお客さんを接客する場所を設けた。
そこを中心とし、碁盤目状に張り巡らされた溝をきっかけとして各機能を持ったユニットがぐるりと配置され、お客さんとスタッフがフラットに接することができるお店を計画した。

意匠的にはスマートグリッドを意識し碁盤目状に張り巡らされた溝に電気配線が引き回され、そこに照明器具、自転車スタンド、サイン、ナビシステム、棚、キッチン、テーブル、ベンチなどの機能を満たしたユニットが取り付き、プラグインしそれぞれが機能する。その可動可能なシステムによってプロモーションに合わせお店のレイアウトが変えられるようになっている。

建築家によるテキストより

また今後の世界展開を考えたとき、床の素材として超ローカルなお店の前の舗装素材を利用することでシームレスに屋内外がつながる。今回計画する場所がドイツ・ベルリンなので、お店の前に舗装されているヨーロッパならではの石畳がそのまま店内に引き込まれることでベルリンの来客者は今まで無意識に歩いていた素材が室内というイレギュラーな場所で利用されているのをみて初めてその存在を認識する。そんな日常を顕在化させる空間である。

建築家によるテキストより
東海林健建築設計事務所による、新潟の「燕の歯科医院 PLUS」。カフェ併設の医院。エリア全体をまとめ“公共性”を感じられる場の形成を目指し、ガラスや折版屋根等の“シンプルな材料”を用いて“寛容”な空間を志向。“展開性と汎用性”のある建築の作り方も意図
東海林健建築設計事務所による、新潟の「燕の歯科医院 PLUS」。カフェ併設の医院。エリア全体をまとめ“公共性”を感じられる場の形成を目指し、ガラスや折版屋根等の“シンプルな材料”を用いて“寛容”な空間を志向。“展開性と汎用性”のある建築の作り方も意図 photo©藤井浩司(toreal)
東海林健建築設計事務所による、新潟の「燕の歯科医院 PLUS」。カフェ併設の医院。エリア全体をまとめ“公共性”を感じられる場の形成を目指し、ガラスや折版屋根等の“シンプルな材料”を用いて“寛容”な空間を志向。“展開性と汎用性”のある建築の作り方も意図 photo©藤井浩司(toreal)
東海林健建築設計事務所による、新潟の「燕の歯科医院 PLUS」。カフェ併設の医院。エリア全体をまとめ“公共性”を感じられる場の形成を目指し、ガラスや折版屋根等の“シンプルな材料”を用いて“寛容”な空間を志向。“展開性と汎用性”のある建築の作り方も意図 photo©藤井浩司(toreal)
東海林健建築設計事務所による、新潟の「燕の歯科医院 PLUS」。カフェ併設の医院。エリア全体をまとめ“公共性”を感じられる場の形成を目指し、ガラスや折版屋根等の“シンプルな材料”を用いて“寛容”な空間を志向。“展開性と汎用性”のある建築の作り方も意図 photo©藤井浩司(toreal)

東海林健建築設計事務所が設計した、新潟の「燕の歯科医院 PLUS」です。
カフェ併設の医院の計画です。建築家は、エリア全体をまとめ“公共性”を感じられる場の形成を目指し、ガラスや折版屋根等の“シンプルな材料”を用いて“寛容”な空間を志向しました。また、“展開性と汎用性”のある建築の作り方も意図されました。店舗の公式サイトはこちら

2018年に竣工したSDC/燕の歯科医院の隣にメンテナンス棟を増築するプロジェクト。
働くスタッフが毎日通うのが楽しみに思える、誇りに思える、カフェ併設の歯科医院「SDC Plus」を計画。建物前面には走り回ったりゴロゴロしたりできる芝生広場を整備し、SDC本医院やブックストア、託児施設とは木製デッキでつなぎ、歩き、巡り、ゆっくり居られる環境を整備した。

建築家によるテキストより

目指したのは歯科の専門性やカフェの専門性はもちろん、それを越えて、すでにあるSDC本医院やブックストア、託児施設、森、近所のクレープ屋さんとかがひとつのまとまりを成し、ここに行くとなんだか楽しそうとか、ここにいる時間が好きとかといった、ぼんやりとした公共性。

建築家によるテキストより

もっと公園らしくもっと寛容にもっと色々な気持ちや目的で立ち寄れる居場所として、小径木材、折半屋根、ガラスといったシンプルな材料のみで作る、小ささと大きさを同時に体験出来るような環境、居心地の多くを屋外との関係や、他者と関係、内装の設えとの関係といった「もの、こと、ひと」に頼った空間を提案した。

建築家によるテキストより
OKDOによる、東京・杉並区の「線路のとなりの小さな家」。線路沿いの高台に計画。人が集まる“公”の空間を持つ住宅を目指し、“公”と“私”の出入口を別けて開放的な“サロン”をメインに空間を構成。“よそ行き”の場が新しい生活や繋がりを生み出す
OKDOによる、東京・杉並区の「線路のとなりの小さな家」。線路沿いの高台に計画。人が集まる“公”の空間を持つ住宅を目指し、“公”と“私”の出入口を別けて開放的な“サロン”をメインに空間を構成。“よそ行き”の場が新しい生活や繋がりを生み出す photo©鈴木淳平
OKDOによる、東京・杉並区の「線路のとなりの小さな家」。線路沿いの高台に計画。人が集まる“公”の空間を持つ住宅を目指し、“公”と“私”の出入口を別けて開放的な“サロン”をメインに空間を構成。“よそ行き”の場が新しい生活や繋がりを生み出す photo©鈴木淳平
OKDOによる、東京・杉並区の「線路のとなりの小さな家」。線路沿いの高台に計画。人が集まる“公”の空間を持つ住宅を目指し、“公”と“私”の出入口を別けて開放的な“サロン”をメインに空間を構成。“よそ行き”の場が新しい生活や繋がりを生み出す photo©木藤美和子

OKDOが設計した、東京・杉並区の「線路のとなりの小さな家」です。
線路沿いの高台に計画されました。建築家は、人が集まる“公”の空間を持つ住宅を目指し、“公”と“私”の出入口を別けて開放的な“サロン”をメインに空間を構成しました。そして、“よそ行き”の場が新しい生活や繋がりを生み出します。

敷地は都内住宅街の高台にあります。
南側隣地には高さ1.2m程の生垣が植えられており、生垣の向こうの崖下には線路が走ります。線路越しの対岸には公園の豊かな緑を借景として臨めます。

建築家によるテキストより

既成の住宅建築の枠組みに不自由を感じていたクライアント夫婦が求めたのは、夫婦各々が独立できる家であること、人が自由に集まることができるパブリックスペースがあること、そしてそこに生まれる新しいライフスタイルでした。

建築家によるテキストより

家の中に、サロンという「よそ行き」「出会い」の場があることで、夫婦が心地よい距離感を保って生活できるようになりました。また、夫婦の子どもや友人がサロンを訪れ、今まで接点のなかった者同士が自然と時間を共有することも頻繁に起こるようになりました。従来の住宅の概念に縛られた不自由な生活を解放すると、自然と新しい生活や繋がりが生まれることを、この建築は実証しています。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 ミュージアムの会場構成を中心とし様々な空間を手掛ける、中原崇志の「DFD」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
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ミュージアムの会場構成を中心とし様々な空間を手掛ける、中原崇志の「DFD」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

科学館や博物館の常設展示や展覧会の展示空間デザイン、インテリアデザイン等、多様なプロジェクトが進行中です。
この度、設計スタッフを1名募集します。

中原崇志は、建築アトリエ「有馬裕之+Urban Fourth」を経て、建築、インテリア、ミュージアムデザインの分野で活動。
科学館や博物館の常設展示や企画展示の設計を中心としながら、建築の設計、インテリア、空間インスタレーションなど多岐に渡り取り組んでいます。

ミュージアムに関連する業務が多く、グラフィックデザイナー、映像作家、テクニカルディレクター等多岐に渡るジャンルのクリエイターと協働する機会が多く、広い視野で空間デザインを楽しめる方を募集します。

【ap job更新】 岐阜を拠点に、グローバルとローカルの両極にまたがる実践に取り組む「伊藤維建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
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【ap job更新】 岐阜を拠点に、グローバルとローカルの両極にまたがる実践に取り組む「伊藤維建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中岐阜のいちご作業所・直売所・遊び場(岐阜)

岐阜を拠点に、グローバルとローカルの両極にまたがる実践に取り組む「伊藤維建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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建築や環境のことを一緒に考え、楽しくつくっていける設計スタッフを若干名募集します。
実務経験者を優先しますが、新卒・既卒の方も歓迎します。

スイスから帰国し、2020年から岐阜で活動を本格化させましたが、2022年にはこれまでに増して多種多様なプロジェクトが各地で竣工し、海外含めていくつか発表の機会も頂きました。

個性的なスタッフそれぞれと一緒に、目の前の状況・物にひとつひとつ向き合って、新築・リノベーション・規格住宅・展示計画・屋外家具など、規模や枠組みも多種多様なアウトプットをしてきました。引き続き、住宅・産業施設・醸造所・医療施設・ギャラリー・ワークスペースなどが全国で進行しており、大きな規模や、新たな課題に向き合う機会も増えてきています。

加えて、これまでに廃材や端材、また人びとを巻き込んだプロジェクトも継続して取り組んできましたが、拡張移転工事中の新事務所では、マテリアルやものづくり、リサーチを通じ、地域社会との関わりしろをより広げるような場づくりを計画しています。

MVRDVによる、中国の武漢図書館。伝統的な機能と最新の機能を併せ持つ施設。要望への応答と都市経済の工場を目指し、都市の“地形”を参照して“渓谷”の様な内部空間を考案。巨大な窓で内部の活動を視覚的に表現し好奇心も刺激
MVRDVによる、中国の武漢図書館。伝統的な機能と最新の機能を併せ持つ施設。要望への応答と都市経済の工場を目指し、都市の“地形”を参照して“渓谷”の様な内部空間を考案。巨大な窓で内部の活動を視覚的に表現し好奇心も刺激 image©MVRDV
MVRDVによる、中国の武漢図書館。伝統的な機能と最新の機能を併せ持つ施設。要望への応答と都市経済の工場を目指し、都市の“地形”を参照して“渓谷”の様な内部空間を考案。巨大な窓で内部の活動を視覚的に表現し好奇心も刺激 image©MVRDV
MVRDVによる、中国の武漢図書館。伝統的な機能と最新の機能を併せ持つ施設。要望への応答と都市経済の工場を目指し、都市の“地形”を参照して“渓谷”の様な内部空間を考案。巨大な窓で内部の活動を視覚的に表現し好奇心も刺激 image©MVRDV

MVRDVが設計している、中国の武漢図書館です。
伝統的な機能と最新の機能を併せ持つ施設として計画されました。建築家は、要望への応答と都市経済の工場を目指し、都市の“地形”を参照して“渓谷”の様な内部空間を考案しました。また、巨大な窓で内部の活動を視覚的に表現し好奇心を刺激する事も意図されました。

こちらはリリーステキストの翻訳

本の渓谷:MVRDVが、武漢図書館の勝利案を公開

MVRDVは、中国・武漢の新しい中央図書館の設計コンペを勝利しました。中国最大級の図書館となる予定のこのプロジェクトは、14万㎡の敷地に、書斎、リビングルーム、読書室、スタジオなどの多様なスペースを備え、伝統的な機能と非伝統的な機能を併せ持っています。この建物は、3つの大きな開口部を通して周囲とつながり、建物内の生活を視覚的に表現することで、好奇心を刺激することでしょう。この特徴的な3面体の流線型は、2つの川の合流地点にある「百湖の都市」の位置を祝しています。そして、武漢の新たなランドマークとなることでしょう。

武漢図書館は、武漢の中心街にある宝峰陸橋のすぐそばの視認性の高い場所に位置しています。武漢図書館は、文学、情報サービス、科学技術革新と研究資源を統合した図書館です。新図書館は、武漢の公共情報サービスシステムを改善し、読書、学習、コミュニケーション、イノベーションなどの機能的なニーズを満たすとともに、市の都市経済を向上させるものです。

建物のコンセプトは武漢の地形からヒントを得て、川の彫刻的な力をその形だけでなく、内部の特性、空間の質、素材に反映させています。周囲の建物の異なる高さを参考にしたフォルムで、3つのドラマチックなピクチャーウィンドウが、それぞれ異なる視点で都市に面しています。各開口部からは、それぞれ異なる景色を眺めることができます。3つの窓のうち最も高い窓は、CBDのスカイラインに面しています。低くて広い窓からは、向かいの公園のパノラマビューが楽しめます。そして、長くカーブした窓は隣接するプラザを取り囲み、通行人に内部の活気を垣間見せるようになっています。

インテリアのコンセプトは、武漢が川の合流地点に位置し、都市の景観に囲まれているという概念をさらに強めています。階段状の本のテラスは渓谷の彫刻的なラインを思わせます。そして、1階の広いパブリックスペースで一日中楽しむことができます。テラスにあるパヴィリオンのようなスペースには、図書館のさまざまなプログラムが収められ、渓谷は、静かな読書エリア、グループ作業エリア、本棚を地形の一部として、異なるゾーンとインテリア体験を形づくります。リーディングキャニオンは極めて重要な空間であり、建物内に集まる知の合流点を表現しています。

MVRDVの創設パートナーであるヤコブ・ファン・ライスは、言います。
「中に入ると、ある種の風景的な要素がまとまっています」「勉強に使える一連の台地があります。一番大きいのは、人気のあるエリアの為でしょう。上に行くほど静かな書斎や読書スペースがあり、来客のニーズに応えています。武漢の地形は、重要なインスピレーションの源でした。私たちは、湖に向かって水平に広がる景色を思い浮かべ、一方では、高層ビルが立ち並ぶ都市に向かって垂直に広がる景色を思い浮かべました。自然対都市ということで、そこに焦点を合わせた建物になっています。そのため、人が集まる場所として刺激的な場になると思います。

蘆田暢人建築設計事務所による、東京・渋谷区の住宅「神宮前の踊居」。賑やかな商業エリアの敷地。“開放的で伸びやかな”在り方を求め、外部に突き出て弧を描くガラス張りの階段空間を考案。“都市を拒絶する”時代に“都市の中で踊るような”住宅を作る
蘆田暢人建築設計事務所による、東京・渋谷区の住宅「神宮前の踊居」。賑やかな商業エリアの敷地。“開放的で伸びやかな”在り方を求め、外部に突き出て弧を描くガラス張りの階段空間を考案。“都市を拒絶する”時代に“都市の中で踊るような”住宅を作る photo©中山保寛
蘆田暢人建築設計事務所による、東京・渋谷区の住宅「神宮前の踊居」。賑やかな商業エリアの敷地。“開放的で伸びやかな”在り方を求め、外部に突き出て弧を描くガラス張りの階段空間を考案。“都市を拒絶する”時代に“都市の中で踊るような”住宅を作る photo©中山保寛
蘆田暢人建築設計事務所による、東京・渋谷区の住宅「神宮前の踊居」。賑やかな商業エリアの敷地。“開放的で伸びやかな”在り方を求め、外部に突き出て弧を描くガラス張りの階段空間を考案。“都市を拒絶する”時代に“都市の中で踊るような”住宅を作る photo©中山保寛

蘆田暢人建築設計事務所が設計した、東京・渋谷区の住宅「神宮前の踊居」です。
賑やかな商業エリアの敷地に計画されました。建築家は、“開放的で伸びやかな”在り方を求め、外部に突き出て弧を描くガラス張りの階段空間を考案しました。そして、“都市を拒絶する”時代に“都市の中で踊るような”住宅を作る事も意図されました。

「住居は都市を拒絶する」現代における都市住宅のあり方は、そう表現できると言えよう。
プライバシー、防犯、空調、高気密・高断熱など、都市という外的環境を拒絶することで「都市に住む」ということが成り立っている。かつては、まちに開かれた縁側や、窓が開けられた居間から溢れ出る家族団欒のにぎやかな声。住宅はそれぞれが都市に対しての振る舞いを演じていた。

建築家によるテキストより

この住居は、都内でも有数のにぎやかな商業エリアに計画された。
建築面積は約10坪。いわゆる「狭小住宅」と呼ばれる大きさの建物である。この「狭小」という言葉を全否定するような開放的で伸びやかな住居のあり方を模索した。

建築家によるテキストより

敷地の大きさから水平的な伸びやかさは得られないため、垂直方向に伸びやかさを求め、その役割を階段に委ねた。
2階から3階に向かう階段を前面道路側に出し、弧を描きつつ外壁を曲面ガラスで覆った。そのため、この階段は2階のダイニングに光を落とし、2階から3階にあがるときには、まるで天に登るような体験を与える。

建築家によるテキストより

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