
SHARE ペーター・メルクリ講演会レポート(2)
2008年6月、東京国立近代美術館で、スイス人建築家ペーター・メルクリの講演会が行われた。内容はメルクリによる作品、彫刻の家とノバルティスキャンパスビジターセンターをメルクリ自身が解説するというものであった。ここではメルクリの講演の様子をレポートする。なお、このレポートは、許可をとって取材・撮影をしたが、文責はサイト運営者側にあり、その内容に関して、メルクリおよび美術館は関知していない事をご了承下さい。
ペーター・メルクリ講演会レポート(1)はこちら。
メルクリは彫刻の家について丁寧に解説した。この解説には彼の建築に関する考え方がふんだんに盛り込まれていた。素材について、プロポーションについて、建物と敷地の関係、作品と建物の関係、全てが十分に検討され決定されていく過程を知ることができた。
そして、メルクリは近作であるノバルティスキャンパスビジターセンターの解説を始めた。