ICADA / 岩元真明+千種成顕が設計した、福岡・福岡市のナイトプール「グランプール – TRIAXISヒルトン福岡シーホーク」です。施設の公式サイトはこちら。
ヒルトン福岡シーホーク・ホテルにある室内プールの改装計画。
グランピングをテーマとしたナイトプール、その名も「グランプール」という依頼をうけ、テントが浮遊する空間を提案した。既存建築はポスト・モダン期の産物であり、その内装はアフリカをテーマとし、樹木に擬態した柱などの装飾的な要素であふれていた。その原状復帰義務と、昼間のプール営業を阻害しないことが設計条件として求められた。
そこで、既存の内装を受け入れながら、軽やかなエレメント(テント、置き家具、テキスタイル、カラーフィルム)をそっと付け加え、照明デザインを刷新することによって新しい状況をつくりだすことを試みた。
グランピングを表現するテントは天井から吊られており、床側には一切の支持材があらわれない。