中川エリカの建築展「JOY in Architecture」について、大西麻貴・百田有希・西田司・萬玉直子・中川エリカらが語っている動画「中川エリカ展を 大西麻貴+百田有希 o+hと面白がる」です。中川の建築展「JOY in Architecture」については、アーキテクチャーフォトでも特集記事として掲載しています。
本日はZOOMのラジオを飛び出し、TOTOギャラリー・間で開催中の中川エリカ展を、大西麻貴+百田有希/o+hと一緒に面白がる企画です。
中川エリカの建築展「JOY in Architecture」について、大西麻貴・百田有希・西田司・萬玉直子・中川エリカらが語っている動画「中川エリカ展を 大西麻貴+百田有希 o+hと面白がる」です。中川の建築展「JOY in Architecture」については、アーキテクチャーフォトでも特集記事として掲載しています。
本日はZOOMのラジオを飛び出し、TOTOギャラリー・間で開催中の中川エリカ展を、大西麻貴+百田有希/o+hと一緒に面白がる企画です。
中川エリカと西沢立衛が「スタディについて」をテーマに対談している動画。中川のギャラリー・間での個展に合わせて企画されたものです。動画の公開は2021年4月末までの期間限定予定との事。
第一線で活躍する建築家と中川エリカ氏が、展覧会の現場にて、中川氏の建築思想に深く関係する問題意識を手がかりに語り合います。双方向の批評を通じて、世代を超えた「建築のよろこび」「建築批評をする/されるよろこび」を見出そうとする試みです。
第2回:2021年2月19日(金)公開
出演:西沢立衛氏(建築家) × 中川エリカ氏
テーマ:スタディについて
山路哲生建築設計事務所が設計した、大阪の住宅「二枚屋根の家」です。
2枚の屋根で木造3階建ての住宅を計画した。
本件は大阪の箕面に住む夫婦のための住宅である。夫婦共にそれぞれの友人との関係を大切にしており、ゲストを自宅に誘い食事をすることも日常的だった。二人にとって自宅のリビングルームは友人と交流を深める社交場としての意味合いが強く、常に外に開かれた場所として位置付けられていた。
個室は寝室に加えて両親や友人が泊まることを想定したゲストルームを希望され、開かれたラウンジをもつコンパクトホテルのような構成を想像することができた。二人にとっての公私の境界線がエントランスや外壁ではなく、まさにホテルのように各自の個室に近い位置にあるように感じられた。
そこで、住宅内部に存在する公私の境界線によって区分された2つのエリアを2枚の屋根「母屋と庇」によって構成し、リビングルームを庇下のような開放的で風通しの良い場所にしたいと考えた。
江藤健太アトリエが設計した、大分市の住宅「政所の家」です。
敷地は、電気以外のインフラが整備されておらず、前面を流れる汚れた溝川、敷地と道路をつなぐ開発によって架けられた極太の橋、太陽光パネル群、居酒屋の駐車場・看板などが目立ち、雑多さが目に付く場所であった。
何度か敷地に通い観察していると、駅舎が近くにある事で電車がコトコトゆっくりと駅へ向かう発着の風景や、ワイワイと人の行交う通勤通学の風景、線路側にある神社の大木の連なる景色、辺に生えている雑草までもが肯定的に感じられるようになり、様々な要素がこの地域の秩序だった穏やかな日常の風景を作り出している事に気づいた。
計画では、雑多さをある程度排除しつつ、この地域の穏やかな日常風景の一瞬や借景を切取り内部へ引込む事で、半屋外の様な心地良い受け皿としての緩衝的な余白を住空間へ組込もうと考えた。
8m角の正方形平面に田の字型の図式を選択。分解して幅1.8mの十字状の土間による吹抜けホール(余白)を作成。内外のプライベートと半パブリックな空間が混じり合う中間領域とする。
隈研吾が、テレビ番組「アナザースカイⅡ」に出演します。放送は2021年2月19日23時~。
世界的建築家・隈研吾が、高知県梼原町へ。
「夢の数だけ空がある」
30年前、バブル崩壊を機に訪れた「雲の上の町」。
そこで出会い、その後の人生を変えた建物、素材、人とは?
吉田裕一建築設計事務所(環境デザイン/内装監理)・交建設計(基本調査設計)・東鉄工業・AE(実施設計)・SUPERBALL(環境デザイン/内装監理)による、東京・千代田区の、鉄道高架橋下300mにわたる商業施設「日比谷OKUROJI」です。
JR東日本(山手線、京浜東北線、東海道本線)、JR東海(新幹線)が通る鉄道高架橋の下を300mにわたって開発した計画です。
この高架下は、銀座、有楽町、日比谷、新橋などの個性的で華やかな街のどこにも属さずに、それぞれのエリア同士のノード(結節点)となりうる可能性を秘めた立地でした。8000㎡を超える都心の一等地であり、貸付面積を最大限確保するのが事業者としてのセオリーだとは思いますが、100年近くの歴史を持ち、東京都という都市の遺構ともいうべきこの高架下空間を床で埋め尽くすのではなく、誰でも利用できるオープンエアーなパブリックスペースとして開放し、通路と広場の中間的な性格をもった共用空間を中心に、その周りに建築が貼りつく構成としています。
こうして作られた共用空間は、消防活動と避難に有効な複数の通路を介して、土木柱に囲まれた広場やニッチ状の空間が数多く点在し、外部も含めた回遊性を高め、これまでと違う人の流れを生んでいます。また、鉄道高架橋が併走する特異な立地にあらためて商業施設として計画する上で、高架下空間にとってノイズとなるものを徹底的にコントロールすることを試みています。
具体的には新しく建てる建築をできるだけ簡素化し、使用するマテリアルを限定し、色数を抑え、間接光と反射を利用し、新しく作られる建築よりも高架を浮かび上がらせました。そうすることで建築はレイヤーの最背面へ滑り込み、高架橋の存在が前面に出てきます。そして建築が空間の調停役を担わず、高架下空間から店舗のインテリアへダイレクトにつながる状態になるよう心がけました。
北村直也建築設計事務所が設計した、岐阜市の、既存建物の1階部分を改修したレンタルスペース「岐阜ビル」です。施設の公式サイトはこちら。
敷地は岐阜の柳ヶ瀬商店街のすぐ隣、並木のある大通りに面した場所である。
一昔前は生地問屋で栄え、その後はシャッター街となっていたが現在では商店街で定期的な催しが行われるなど一時期よりは盛り返してきている。建物は昭和に建てられたオフィスビルで、平成に一度花屋として改修され令和になり1階部分を再度リノベーションを行うこととなった。レンタルスペースとしギャラリー、講演会、ライブや演劇等のイベントが行われる。
ベースとなる内装は部分的に剥がしてスケルトン状態とし、そこに新しく4枚の大きな開戸とカーテンを取付け3つのペースを作った。幾度も改装されてきた内装の変遷をそのまま残し、イベントが行われているときは華やかな空間、イベントが終わり扉やカーテンを開くとまた何もない状態に戻る。街の盛衰の履歴を建物にそのまま残すことで未来を考えるきっかけになるような空間をつくりたいと考えた。
y+M design officeが設計した、愛媛・今治市の住宅「被衣の家」です。
愛媛県今治市に位置する隣家に囲まれた旗竿敷地に、夫婦と子供2人のための住宅を計画した。
プライバシーを確保しつつ、通風と日射を調整するため、ふわりとやわらかい布のような大屋根をかけた。
大屋根は緩やかに生活棟から茶室、駐車場へとつながり、リビングからは中庭だけでなく、大屋根の向こう側に広がる梅林をのぞむことができる。この大屋根をかけることにより、3つの屋外スペース(中庭、坪庭、テラス)が生まれ、屋内外の関係性を親密になる。
MVRDVが計画している、イギリス・ロンドンのハイドパーク脇に仮設で作られる丘のような構築物「Marble Arch Hill」です。市議会の依頼でこの地域の関心を高めるために建設されるのだそう。
以下はプロジェクトの要約・抜粋です
MVRDVは、ロンドンのマーブル・アーチに隣接する仮設の「Marble Arch Hill」を発表しました。足場構造をベースにし、地上レベルをくり抜いた山である「Marble Arch Hill」は、オックスフォード・ストリートとハイド・パークの間のつながりを再定義し、公園とマーブル・アーチを見渡せる貴重な景色を訪問者に提供します。
ヨーロッパで最も賑やかなショッピングストリートであるオックスフォード・ストリートは、Covid-19の影響で特に打撃を受けています。通りのスペースを多様化させる計画が進行中ですが、これらの変更には数年の歳月がかかるでしょう。その頃には、ロンドンがパンデミックによって課された条件から浮上している可能性があるので、短期的に、ウェストミンスター市議会は、この地域に新たな関心を生み出すために仮設を利用しようとしていました。
MVRDVのこのインスタレーションの提案は、この場所の歴史からインスピレーションを得ています。マーブル・アーチはかつてハイドパークの角をマークしていましたが、1960年代には新しい道路が追加され、アーチは公園の他の部分から切り離されて、島のようになってしまいました。MVRDVのデザインは、芝生と木々の公園のような風景を導入し、ハイドパークのこの再現された一角を「持ち上げる」ことで、高さ25メートルの壮大なビューポイントを作りだし、オックスフォードストリートと公園の景観、そしてマーブルアーチ自体の新しい視点を訪問者に提供します。
「Marble Arch Hill」は、1本の連続したルートで体験することができます。訪問者は、丘の南側の斜面を登っていきビューポイントまで登り、丘の中心部にある大きなホールに降りていきます。ホールからの出口は、丘の角に設けられた切り欠かれた場所にあり、またマーブル・アーチからの距離が撮られています。このようにして、訪問者はマーブル・アーチを複数の視点から見ることができ、これまで当たり前と思っていたものを新たな視点で見ることができるようになります。
MVRDVの創設パートナーであるヴィニー・マースは語ります。
「このプロジェクトは、ロンドンの非常に認知度の高い場所に衝撃を与える素晴らしい機会です。ここは矛盾に満ちた場所であり、私達のデザインはそれを強調しています。このランドスケープの要素を加えることで、マーブル・アーチの都市レイアウトについての批評を行い、敷地の歴史に目を向けることで、この地域の未来についての解説を行います。公園を拡大し、角に持ち上げる。『Marble Arch Hill』は、オックスフォード・ストリートとマーブル・アーチを介した公園とのつながりを強化します。この一時的な追加は、1960年代の過ちを元に戻し、そのつながりを修復するために街を鼓舞するのに役立つでしょうか?」
「Marble Arch Hill」は、芝の上層部が成長するために必要な合板と土の層を支える足場構造を基礎に使用しています。戦略的なポイントとして、樹木を収容する大きなプランターを保持するために構造が適応されています。MVRDVは2016年にロッテルダムで行った「Stairs to Kriterion」のインスタレーションで仮設足場構造の変容の可能性を示し、一方、山のコンセプトはハイドパークの近くにあるサーペンタイン・パビリオンの2004年の提案(MVRDVの設計で建設される予定だった)を思い起こさせます。このデザインは、博物館が実現できなかったサーペンタイン・パビリオンの唯一のイテレーションであり、「Marble Arch Hill」では、この野心的なアイデアがついに実現することになります。
持続可能性は「Marble Arch Hill」の設計において重要な考慮事項です。一時的な構造物として、それが取り除かれたときに可能な限りほとんど廃棄物を生み出さないことを保証することは非常に重要です。従って設計は再利用を念頭に置いて作成されます。足場の構造はもちろん分解して再利用することができ、最上層を構成する要素である木、土、草のすべては、近くの庭や公園で利用されます。
「Marble Arch Hill」は2021年7月にオープンし、冬の閉館日は今後決定される予定です。
OMAのデザインによる、アメリカン・エクスプレスのクレジットカードの写真が公開されています。リンク先はwallpaper*です。1982年のコールハースによる実現しなかったプロジェクトのドローイングを採用しています。
藤原・室 建築設計事務所が設計した、大阪・箕面市の住宅「箕面森町の平屋」です。
クライアントは、新居を建てるにあたって土地を探しはじめた頃、私たちの事務所に来られました。
当初は土地を探すエリアも大まかでしたが、私たちと話合いを重ねながら、山々に囲まれ、新しく開発された分譲地に決まりました。まだ鹿が道を歩いていることがある環境です。そこは平屋でも十分建てられる広さで、家から見上げると山が見えるだろうと想像できる立地でした。
その敷地に、コンクリートの塀を迷路のようにめぐらし、その迷路のある範囲に屋根を被せると、そこは内部空間となるという方針のもと計画を進めました。
目隠したいという要件で出来上がるであろう塀は、家の外部にあっても内部にあっても、要件は同じであるのですが、外は雨が降る、風が吹く。内部は雨風を防いでいる屋根、外壁がある。
内部に塀が入り込むと、それは塀と呼ばれないかもしれない、それはたぶん間仕切りという名前に変更させられるが、塀が入り込むという視覚的な印象により外部と内部の境界を紛らそうと考えました。
菊竹清訓建築設計事務所の元副所長 遠藤勝勧による講演「菊竹清訓 ホテル東光園誕生の舞台裏」がオンライン開催されます。上記youtubeから登録なしに閲覧可能です。2021年2月23日13時からオンライン配信されます。
建築家 菊竹清訓の代表作の一つである「ホテル東光園」。 鉄筋コンクリート造による構造表現主義が牽引した 日本の戦後モダニズム建築においてひとつの到達点とも いえる建築でもあります。
2017 年には登録有形文化財に登録されました。
折しも菊竹の設計による島根県立美術館にて企画展 「菊竹清訓 山陰と建築」が開催されます。
大胆さと繊細さを併せ持つこの建築が、いかに考えられ、 いかにつくられたのか。 当時を知る 菊竹清訓建築設計事務所 元副所長 遠藤勝勧氏にお話を伺い次世代に伝える機会とします。
y+M design officeが設計した、兵庫・神戸市の住宅「浮きヤネの家」です。
兵庫県神戸市の閑静な住宅街の一画に夫婦二人と子供たちのための住まいを計画。
近隣の視線が気になりがちなひな壇造成された整形の住宅街において、プライバシーを確保しながら、通風、採光を確保するため、屋根を上下の二重屋根とし、上屋根から吊るされたイメージの外壁で四周を囲い、南側一部から路地テラスが内部へ入り込む構成とした。
上屋根から突き刺さる通し柱は、下屋根で拘束されることで座屈がとめられ、曲線を描く吊るされた外壁によりひねりをとめる。
先端を極限まで薄くし存在感をなくした上屋根とそこから点で吊るされたような外壁、さらに道路面からのアプローチを考慮して地盤面から少し堀り下げた1階FLにより、ファサードには平屋のような軽やかさが生まれ、周囲への圧迫感が軽減される。そして薄くて広い上屋根に守られた下屋根は、自然光が室内に届くように、半透明な素材を使い、か弱いイメージとした。これにより、天井を見上げると下屋根を通り抜けた間接光で日中は明るく、室内にいながらにして、時間や天候による太陽光の移ろいを感じることができる。
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シンテグレートではスタッフを募集しています。
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これまで槇総合計画事務所、青木淳建築計画事務所、日建設計、竹中工務店といった業界を代表する会社と協働してプロジェクトを行ってきました。最近では隈研吾建築都市設計事務所、鹿島建設の「ところざわサクラタウン」の外装パネル生産設計支援、坂茂建築設計の「富士山世界遺産センター」のBIM業務支援を行っています。その他にも海外の水準でのBIMマネジメント支援、BIM関連の業務で用いるシステムの開発等を多数行っています。
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