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大成建設による、2020年日本建築学会作品選奨を受賞した、銀座の商業ビル「La・La・Grande GINZA」を解説する動画

大成建設(中藤泰昭・高岩遊・今村水紀※現miCo.)による、2020年日本建築学会作品選奨を受賞した、銀座の商業ビル「La・La・Grande GINZA」を解説する動画です。2020年日本建築学会賞の各賞についてはこちらで閲覧可能

こちらは大成建設公式の概要。

銀座の泰明通り近くのテナントビルです。
貸床面積が最大となる計画を行うと、ファサードには、避難階段・EVホール・エントランス・避難バルコニーが並びます。
この4つの機能を、慣習的な形からずらし、縁側の質を持つ、ひとつのファサード空間で作ることにしました。
一方で、このビルは一般的なテナントビルと同様にスケルトンの状態で竣工しています。
仕上とも躯体ともとれるコンクリートの未完成のビルは、街の側にもインテリアの側にも属することのできる縁側空間を持つことで、テナント設計を受入れ、街の変化と共に永遠に作り続けられる建築となります。
それは、ここを使う人々だけでなく、この街のデザインへとつながっています。

東急設計コンサルタントと小嶋一浩+赤松佳珠子 / CAtによる、2020年日本建築学会作品選奨に選ばれた「渋谷ストリーム」の業績紹介資料

東急設計コンサルタント(遠藤郁郎・酒井良仁)と小嶋一浩+赤松佳珠子 / CAtによる、2020年日本建築学会作品選奨に選ばれた「渋谷ストリーム」の業績紹介資料がPDFで公開されています。受賞の情報はこちらのページで。渋谷ストリームの竣工は2018年です。

竹中工務店による、2020年日本建築学会賞(作品)を受賞した「パナソニックスタジアム吹田」の動画と資料

竹中工務店(大平滋彦・浜谷朋之・奥出久人)による、2020年日本建築学会賞(作品)を受賞した「パナソニックスタジアム吹田」の動画と資料です。資料はPDFで28枚のものが公開されています。2020年は3作品の受賞があり、乾久美子による「延岡駅周辺整備プロジェクト」、MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOによる「道の駅 ましこ」が同時受賞しています。2020年日本建築学会賞の各賞についてはこちらで閲覧可能

乾久美子による、2020年日本建築学会賞(作品)を受賞した「延岡駅周辺整備プロジェクト」を解説する動画

乾久美子が設計した、2020年日本建築学会賞(作品)を受賞した「延岡駅周辺整備プロジェクト」を解説する動画です。乾のサイトにも写真が6枚掲載されています。竣工は2018年3月。受賞にあたっての業績紹介として作られた動画です。2020年は3作品の受賞があり、竹中工務店による「パナソニックスタジアム吹田」、MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOによる「道の駅 ましこ」が同時受賞しています。2020年日本建築学会賞の各賞についてはこちらで閲覧可能

「鹿島と大林組、全国で工事を中断 緊急事態宣言拡大、5月6日まで」(東京新聞)

「鹿島と大林組、全国で工事を中断 緊急事態宣言拡大、5月6日まで」という記事が、東京新聞に掲載されています。

藤原徹平+針谷將史+フジワラテッペイアーキテクツラボによる、栃木・那須塩原市の「那須塩原市まちなか交流センター/Kururu」
藤原徹平+針谷將史+フジワラテッペイアーキテクツラボによる、栃木・那須塩原市の「那須塩原市まちなか交流センター/Kururu」 photo©西川公朗
藤原徹平+針谷將史+フジワラテッペイアーキテクツラボによる、栃木・那須塩原市の「那須塩原市まちなか交流センター/Kururu」 photo©西川公朗

藤原徹平針谷將史フジワラテッペイアーキテクツラボが設計した、栃木・那須塩原市の「那須塩原市まちなか交流センター/Kururu」です。

「地域交流センター」を構成するプログラムや規模は、その地域ごとに異なり、決まったビルディングタイプというものは存在しない。那須エリアは農作や酪農が特色で、食に関する人びとの意識も高く、今回のプロジェクトには、「人と食を育む交流の家」というテーマが与えられていた。フードコートやシェアキッチン、コンサートのためのステージや音楽室、多目的に使える和室や工作室、非日常的な利用としてのお祭り広場、などの機能が求められたが、それ以上に室名に還元できない多くの活動が想定された。ここでは、定型化されたサービスのための、室の集積としての「施設」ではなく、能動的な市民活動の場がせめぎ合い、目的を持たずに訪れる人びとの居場所にもなる、多中心の広場のような建築のあり方がふさわしいと考えた。

建築家によるテキストより
針谷將史建築設計事務所による、渋谷パルコ内の、アンリアレイジの店舗「ANREALAGE SHIBUYA PARCO」
針谷將史建築設計事務所による、渋谷パルコ内の、アンリアレイジの店舗「ANREALAGE SHIBUYA PARCO」 photo©西川公朗
針谷將史建築設計事務所による、渋谷パルコ内の、アンリアレイジの店舗「ANREALAGE SHIBUYA PARCO」 photo©西川公朗

針谷將史建築設計事務所が設計した、渋谷パルコ内の、ファッションブランド・アンリアレイジの店舗「ANREALAGE SHIBUYA PARCO」です。針谷は、隈研吾建築都市設計事務所出身の建築家。

内と外の境界線。
アンリアレイジのショップの中につくられたのはパルコの廊下。
どこまでがアンリアレイジで、どこからがパルコか。
二つの世界の境界を越える。

ANREALAGEというファッションブランドの店舗を設計した。パルコの中に新しくつくったこのショップには、道とお店の境界がない。正確に言うと、来訪者が認識できない。

境界だと思っていたものが実は境界ではなく、いつの間にか境界をまたぎ、知らぬ間に私的領域に足を踏み入れている、そんな店舗をつくってみたいと思った。であれば制度上のリースラインを消し、ニセモノの境界をこちらでこしらえてしまえばいい。そもそも境界って絶対的な、揺ぎ無いものなのだろうか。そんな問いかけをするために、少し手の込んだ仕掛けを施した。

建築家によるテキストより
日本建築学会による今年の各賞受賞者が発表。日本建築学会賞(作品)は、乾久美子の「延岡駅周辺整備プロジェクト」、竹中工務店の「パナソニックスタジアム吹田」、MOUNT FUJIの「道の駅 ましこ」の3作品に

日本建築学会による今年(2020年)の各賞受賞者が発表されていて、日本建築学会賞(作品)は、乾久美子の「延岡駅周辺整備プロジェクト」、竹中工務店の「パナソニックスタジアム吹田」、MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOの「道の駅 ましこ」の3作品が選ばれています。その他の各賞の情報はリンク先でどうぞ。

以下に受賞作品の動画を掲載します。

乾久美子による「延岡駅周辺整備プロジェクト」。

竹中工務店による「パナソニックスタジアム吹田」。PDF資料はこちら

MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOの「道の駅 ましこ」については、PDF資料が公開されています。

加藤直樹 / N.A.Oによる、神奈川・平塚市の住宅「HOUSE-O」
加藤直樹 / N.A.Oによる、神奈川・平塚市の住宅「HOUSE-O」 photo©花岡慎一

加藤直樹 / N.A.Oが設計した、神奈川・平塚市の住宅「HOUSE-O」です。

この住宅には「合理的な遊び心」というテーマを設けた。合理的な考えをお持ちの奥様と遊び心を求めるご主人。二人の共通点を探りながら〝遊び心があるがしっかりと意味もある〟そんな提案を心掛けた。

計画地は、古い住宅地に存する。敷地面積は、130㎡程度と決して広くはなく、3面を道路に囲まれた状況であった。しかし、方位や道路幅の関係上、第1種低層専用地域にも関わらず、日影規制や斜線制限をクリアでき、10Mまで建設可能な特異な状況でもあった。平面的に建物を広げるのは敷地面積の関係上、限界がある。それならば、その特異な状況を生かし、ロフト・吹抜け・バルコニー等、法的に床面積に算入されない空間を断面的に縦に積み上げていくような計画とした。

建築家によるテキストより
大西麻貴+百田有希 / o+hが2019年に完成させた、東京の「世田谷の住宅 」の写真

大西麻貴+百田有希 / o+hが2019年に完成させた、東京の「世田谷の住宅 」の写真が19枚、公式サイトで公開されています。

門脇耕三・古澤大輔・米澤隆の作品を紹介した、『TOTO通信2020年春号 特集:分解、そして再構築』のオンライン版

門脇耕三古澤大輔米澤隆の作品を紹介した、『TOTO通信2020年春号 特集:分解、そして再構築』のオンライン版が公開されています。

米田雅樹 / ヨネダ設計舎による、三重・玉城町の、美容室と住宅「Nhouse + forest bois」の写真

米田雅樹 / ヨネダ設計舎のウェブサイトに、三重・玉城町の、美容室と住宅「Nhouse + forest bois」の写真が14枚掲載されています。

『風土環境の享受と構え』
周囲を田園に囲まれたのどかな環境.
建主は美容師として独立して14年、隣の市の賃貸物件にて営業をしていたが、自身が育った町に戻り、美容室を営みたいと願い続け、数年かけてこの土地を見つけた.
計画地.小さな里山がある集落のメイン道路.
集落の入口となるゆるい坂道をのぼった先、のびやかに曲がるコーナーに面する.
道路をアプローチしていくとまだ小さな建物を抱くように緑の里山が近づいてくる.
さらに近づくと、里山が背後に隠れ、だんだんと建物が大きくなる.
ひとと里山と建物の関係が変化する.
ゆるく設けた境界の屋内にくぐるように入ると、それまでは相関関係だったひとと里山と風土との在り方が、同じ相の中で混ざりあっているような関係をつくった.
この風土の空気そのものを感じる、東屋や橋の下のような質の場所.
家族とお客さんのお互いのプライバシー確保と職住の分離から1 階を美容室、2階を住居として明快に分離したプランとした.
建築予算の中で建築することと、用途上必要な絶対面積を確保させるために、建物はシンプルな角型とし、一般的な大きさのぺアガラスで多くの外皮を構築し、空間の要望と合理性を追求した.
建物の外面は、通りの往来、車のヘッドライト、来客者の視線、意識の流れを考慮し、アプローチ側と里山側で開口比率を大きく変え、場の階層をつくった.
1階、2階とも秩序をもった柱を立てた.それらが知覚の基準となることで、室内と山々や風土の風景との関係、一体感が生まれる.
明るさばかりでなく、適度なくらがりの場も欲しいという要望もあり、2階の住居部の広間と個室を隔てる土壁は天井と縁を切り、パレットのように濃淡を持ちながら光、風、家族の空気がひとつに混ざる1室空間をつくった.
この土壁は家族と空間をつなぐ住まいの背骨であると共に、冬季、薪ストーブの蓄熱層としての役割も果たす.
紀伊半島は特に台風が多く来襲する.
この風土と共存する地域に立ち並ぶ牛舎を参考に、台風時は最外周層の小径スチール柱を利用し、屋外広告用垂れ幕を転用した防風ネットをつけることでこの地域の風土に参加した.

大西麻貴+百田有希 / o+hによる、伊勢丹新宿店などでの、エルメスのポップアップストア「Hermès in Colors」の写真

大西麻貴+百田有希 / o+hのウェブサイトに、伊勢丹新宿店などでの、エルメスのポップアップストア「Hermès in Colors」の写真が22枚掲載されています。

こちらで大西が作品についてのコメントを書いています。

戸石あき / lemnaによる、東京・池袋の店舗「コ本や honkbooks」
戸石あき / lemnaによる、東京・池袋の店舗「コ本や honkbooks」書店内。 photo©aki toishi

戸石あき / lemnaが設計した、東京・池袋の店舗「コ本や honkbooks」です。戸石はスキーマ建築計画出身の建築家。店舗の公式サイトはこちら

コ本やはメディアプロダクションも行う古書店で2016年東京都王子にオープンしてから展覧会、上映会、トークショーなどのイベントを通してファンを獲得してきた。
王子では路面店を構えていたが、イベントスペースの拡充を求め、池袋に移転することとなり、プロジェクトは始まった。資金面も限られていたためDIYで工事し、設計者である私を含め、王子店時代からの常連、アーティスト仲間を巻き込んで作られた。

表通りに面した建物の2階にあり、時間帯によって入店方法が異なるテナントは外から全く見えず、事情により看板も出せない。本来、小売店として弱点となるこのような状況に、小規模であり、顧客に密着してきたコ本やにしかできないような形を目指し設計された。
元々古書店以外の活動も活発でWebサイトやSNSでの露出頻度も高いことから、インターネット上に露出するものが”店構え”であるとしてとらえ、写真を始め、口コミなどによって出来上がるバーチャルなイメージによって行って見たいと思わせることが課題となった。

建築家によるテキストより
植田開 / steam一級建築士事務所による、東京・北区の住宅「空き地の家」
植田開 / steam一級建築士事務所による、東京・北区の住宅「空き地の家」 photo©中野幸英(SKYLAB)

植田開 / steam一級建築士事務所が設計した、東京・北区の住宅「空き地の家」です。

旗竿敷地、前面道路幅員3m程度、最低限高さ7m以上といった厳しい敷地条件において、ただ自然に過ごせる住環境を目指して設計を行っています。

配置・断面計画は、箱型、屋根型の内外一体のボリュームを噛み合わせて配置し、身体寸法や、材料や工法の合理性から導き出した寸法によってコントロールし、住宅に求められる複数の居場所を作っています。部分の計画では、特定の目的に特化しすぎないかたちとなるように設えています。

建築家によるテキストより
中野晋治 / 中野晋治建築研究室による、熊本・宇城市の住宅「松橋の家」
中野晋治 / 中野晋治建築研究室による、熊本・宇城市の住宅「松橋の家」 photo©八代哲弥 / 八代写真事務所
中野晋治 / 中野晋治建築研究室による、熊本・宇城市の住宅「松橋の家」 photo©八代哲弥 / 八代写真事務所

中野晋治 / 中野晋治建築研究室が設計した、熊本・宇城市の住宅「松橋の家」です。

代々所有する大きな土地を引き継いだ夫婦のための家である。

敷地は並行する幹線道路を繋ぐ抜け道に沿った三角形の土地で、周辺には新旧入り混じった住宅地が広がる。定年退職を控えたなかで発生した熊本地震によって、かつて高齢の母が住んでいた母屋は解体を余儀なくされ、住み手を失った敷地は一部借家として利用されている納屋と庭木が残されたまま背の高いブロック塀に囲われていた。

周辺の住宅も徐々に建て替わり住み手も変化していくなかで、この場所を住み継ぐことに決めた夫婦に寄り添い、この場所に建っていた母屋のようなおおらかで力強い建築を目指した。

夫婦が求めたプライバシーと採光の確保に対して敷地内に残された納屋や周辺に散見される越屋根を参照し、一部屋根を持ち上げ下屋とのあいだをハイサイドライトとすることで、周辺環境に左右されない安定した光と風を内部に届ける断面構成とした。

建築家によるテキストより

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