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隈研吾による、東京の、木造住宅を改修した店舗「下北沢 てっちゃん」の写真

隈研吾のウェブサイトに、東京の、木造住宅を改修した店舗「下北沢 てっちゃん」の写真が掲載されています

隈研吾のウェブサイトに、東京の、木造住宅を改修した店舗「下北沢 てっちゃん」の写真が6枚掲載されています。アーキテクチャーフォトにて、オープン後すぐにニュース記事の写真をリンクで紹介したのですが、その際も非常に注目を集めていました。

若者に愛される焼き鳥屋てっちゃんが、新店舗に移ることになった。古い2階建ての木造家屋を、焼き鳥屋へとリノベーションするに際して、いかにしたら元々の駅前の焼き鳥屋の持っていた、空気感、粒子感、ノイズを保存するかに挑戦した。
まず既存の木造家屋の外壁に既製品のアルミサッシをランダムに取り付けた。既製品のチープなアルミサッシをアセンブルすることで、日本の都市を覆いつくしていた、「普通」の木造家屋の発するノイズを、アンプリファイ(拡声)したようなファサードを作った。アルミサッシは、日本の家をだめにしたと感じていたが、今となってみると、その発するノイズはなかなか面白い。
インテリアは、木造建築の骨組みをすべてむき出しにし、その上に、古いスキー板、スノーボードを用いて、雲のようでもあり、ゴミのようでもある階段も作った。このスキー板とスノーボードでできた階段が、空間の中にダイナミックな渦を作り、この渦が、焼き鳥屋の熱気を帯びて回転し続ける。

大西麻貴に、自身のドローイングを描く意図やその思想について聞いているインタビュー

大西麻貴に、自身のドローイングを描く意図やその思想について聞いているインタビューが公開されています(PDF)

大西麻貴に、自身のドローイングを描く意図やその思想について聞いているインタビューが公開されています。「日本アーキテクチュラル・レンダラーズ協会」が制作したものです。

中山英之に、ドローイングや模型写真の、制作の裏側にあるアイデアやテクニックについて聞いているインタビュー

中山英之に、ドローイングや模型写真の、制作の裏側にあるアイデアやテクニックについて聞いているインタビューが公開されています(PDF)

中山英之に、ドローイングや模型写真の、制作の裏側にあるアイデアやテクニックについて聞いているインタビューが公開されています。「日本アーキテクチュラル・レンダラーズ協会」が制作したものです。

妹島和世・坂東幸輔らが審査した、京都市立芸術大学移転設計プロポで、「乾・RING・フジワラボ・o+h・吉村設計共同体」が受託候補者に

妹島和世・坂東幸輔らが審査した、京都市立芸術大学移転設計プロポで、「乾・RING・フジワラボ・o+h・吉村設計共同体」が受託候補者に選ばれています。

■代表者
有限会社乾久美子建築設計事務所

■構成員
株式会社RING ARCHITECTS
株式会社フジワラテッペイアーキテクツラボ一級建築士事務所
一級建築士事務所大西麻貴+百田有希/o+h
株式会社吉村建築事務所

ズントー事務所勤務の杉山幸一郎による、ズントー初期作の「クール美術館連絡通路」の保存状況なども紹介されているエッセイ「州立美術館」

ズントー事務所勤務の杉山幸一郎による、ズントー初期作の「クール美術館連絡通路」の保存状況なども紹介されているエッセイ「州立美術館」が、ギャラリー ときの忘れもの のウェブサイトに掲載されています

ピーター・ズントー事務所勤務の杉山幸一郎による、ズントー初期作の「クール美術館連絡通路」の保存状況なども紹介されているエッセイ「州立美術館」が、ギャラリー ときの忘れもの のウェブサイトに掲載されています。現在、連絡通路は「クールとハルデンシュタインの間にあるトウモロコシ畑の傍に置かれています」とのことで、その写真はこちらです

スイスの設計事務所 ミラー&マランタのクイントゥス・ミラーの講演会「建築は記憶である」の、伊藤達信によるレポート

スイスの設計事務所 ミラー&マランタのクイントゥス・ミラーの講演会「建築は記憶である」の、伊藤達信によるレポートを掲載します。京都工芸繊維大学 KYOTO Design Labの主催で2017年2月17日に行われたものです。
伊藤はメンドリジオ建築アカデミーで彼に師事し、インターンとしても事務所に勤務した人物で、アーキテクチャーフォトが2010年に行ったミラー&マランタの特集においても、そのほとんどを手掛けてくれています。



photos©京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab

 
クイントゥス・ミラーレクチャー@KYOTO design lab レポート

text=伊藤達信

 
先日、京都工芸繊維大KYOTO Design Labで開催された、私にとってメンドリジオ建築アカデミーでの恩師であり、また同時にインターン時代のボスでもあるクイントゥス・ミラー氏のレクチャーを聴いてきました。
今回は彼にとって日本で初めてのレクチャーであり、少し緊張した面持ちを見せつつも、かなり気合が入っていました。本人は終わってから詰め込みすぎたと反省していましたが、とても充実した内容だったと思います。

タイトルは「建築は記憶である」というもので、常日頃から彼が強調している言葉です。まず、彼自身の建築に対する考え方及びアプローチという抽象的な部分についての話からスタートしました。その中で彼が特に強調したのは、建築は必ずある環境の中において建つものであり、敷地や社会的な状況を含めたコンテクストに応じて設計する必要があるということです。現代のメディアにおける建築の取り上げられ方は、一過性のイベントと化してしまっており、スターアーキテクトがその土地のコンテクストを無視して自らのサイン代わりのような建築を世界中に建てている事例が多く見られます。しかし、建てるということは本来、文化的なランドスケープに介入するということを意味し、建物は何世紀にも渡ってその土地に影響を与えうるということを意識しておく必要があり、建築家はそういう意味で大きな責任を負っているのだと主張していました。

最も注目を集めたトピックス [期間:2017/9/4-9/10]

アーキテクチャーフォト・ネットで、先週(期間:2017/9/4-9/10)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


1、MVRDVが、過去20年の建築作品を概観できるPDFポートフォリオを公開

2、ツバメアーキテクツによる、埼玉の「半仕上げの保育所」

3、西澤俊理 / NISHIZAWAARCHITECTSによる、ベトナムの多世帯住宅「チャウドックの家」

4、ヘルツォーク、ギゴン&ゴヤー、ケレツら著名建築家が教鞭をとるスイス連邦工科大学建築学科の優秀学生作品集「Yearbook 2016」のPDF版

5、篠崎弘之建築設計事務所による、茨城県つくばみらい市の住宅「つくばみらいの家」の内覧会が開催 [2017/9/9]

6、中山英之による、東京・世田谷の住宅「弦と弧」の写真

7、安藤忠雄の国立新美術館で開催される建築展に向けて建設される、実物大の「光の教会」の現場写真

8、コム デ ギャルソンが新しくオープンさせた東京・六本木の店舗「トレーディング ミュージアム」の写真など

9、藤田雄介 / Camp Design inc.による、東京の「太子堂の住宅」

10、藤田雄介 / Camp Design inc.による、東京・新宿区の「外堀通りの住宅」

11、建築写真家のイワン・バーンが、コールハースによる「ボルドーの家」を訪問してスナップを公開

12、平田晃久研究室(京大)らによる、京都・北大路のシェアハウスが、入居者を募集中

13、古谷誠章・SANAA・坂茂の講演会が、それぞれ東京・大阪・名古屋で10月に開催

14、ジャン・ヌーベルによるアブダビのルーブル美術館の、美術館が公式に公開した最新写真と動画

15、佐々木慧+佐々木翔 / INTERMEDIAによる、長崎県長崎市の「あたご保育園」

16、ザハ・ハディド・アーキテクツによる、エストニア・タリンの、湾岸施設のマスタープランコンペの勝利案の画像

17、MVRDVによる、アムステルダムの、細かいヴォリュームをずらして積み上げることで生まれるテラス空間が外観の特徴にもなっている、集合住宅・オフィス・カルチャー施設などの複合ビル「valley」の画像

18、2017年度日事連建築賞の国土交通大臣賞を、アーキテクチャーフォトでも特集したINTERMEDIAの「あたご保育園」が受賞

19、『年配客多かった城下町が…「インスタ映え」若者だらけに』(朝日新聞DEGITAL)

20、OMAの設計で完成した、フランスの、都市計画の考え方にインスパイアされた、教育機関エコール・サントラル・パリの新施設の写真


過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ

【ap job 更新】 ラブアーキテクチャーが、建築設計監理スタッフ(正社員)を募集中

 
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

ラブアーキテクチャーの、建築設計監理スタッフ(正社員)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

ラブアーキテクチャーは、建築設計監理スタッフ(正社員)を募集します。
設計監理実務経験者は優先的に採用を検討致します。
新築戸建て住宅を始め、集合住宅、商業施設、オフィス、礼拝堂等の宗教施設、リノベーション等、様々なジャンルで、インテリアやプロダクトまでトータルに設計活動を行っています。

[応募資格]
40歳位まで

青木淳と長坂常によるトークイベント「アートと建築/インテリアをめぐって」が開催 [2017/09/22]

青木淳と長坂常によるトークイベント「アートと建築/インテリアをめぐって」が開催されます

青木淳長坂常によるトークイベント「アートと建築/インテリアをめぐって」が開催されます。開催日は2017年9月22日。元木大輔や木村太陽らが出展する展覧会「ポスト・リビングルーム」の関連イベントとして企画されたものです。

アート界とも関わりの深い建築家、青木淳氏そして長坂常氏。
この二人をお招きし、アートと建築・インテリアをめぐるトークショーを開催します。

【出演】青木 淳氏(建築家・青木淳建築計画事務所)×長坂 常氏(建築家・スキーマ建築計画)
【日時】 9月22日(金) 17:00 – 18:30
【会場】渋谷ヒカリエ8階 8/COURT
 
要予約(チケット購入はこちら⇒ http://ptix.co/2uN5LVV ) 
入場料 1,080円(税込)/定員110名

安藤忠雄の国立新美術館で開催される建築展に向けて建設される、実物大の「光の教会」の現場写真

安藤忠雄の国立新美術館で開催される建築展に向けて建設される、実物大の「光の教会」の現場写真がtwitterに投稿されています。展覧会は2017年9月27日から開催。特設サイトはこちらです。大阪に立つ実際の「光の教会」の写真はこちらでどうぞ。

今村水紀+篠原勲 / miCo.の建築展「実践と考察展 / miCo.」が、プリズミックギャラリーで開催 [2017/9/16-10/29]

今村水紀+篠原勲 / miCo.の建築展「実践と考察展 / miCo.」が、プリズミックギャラリーで開催されます

今村水紀+篠原勲 / miCo.の建築展「実践と考察展 / miCo.」が、プリズミックギャラリーで開催されます。会期は2017年9月16日~10月29日。

miCo.の近作での実践とそこでの気づきや、その考察を展示します。
模型やドローイング、モックアップやムービー、インスタレーションなど多くの形式を用いて、展示作品・ギャラリー・打ち合わせスペースと外苑西通りの一角を、形づくります。この展覧会を体験していただけると幸いです。

〈作品タイトルリスト〉
軸組で街をみる
抽象的ではなく具体的な白
装飾の機能 実践1:群で全体の雰囲気が現れる
いくつかの周縁でつくる
サイトスペシフィックにカーテンを作る
風景の来歴を積み重ねる
装飾の機能 実践2:ばらばらな体験をつなぐ
装飾の機能 実践3:環境をチューニングする表面

【展覧会概要】
会期 2017.9.16(土)~2017.10.29(日)
開廊時間 (平日)10:00 ~ 18:00 (土日祝)13:00~18:00
※土日祝は9.16(土)、10.7(土)、10.8(日)、10.28 (土)、10.29(日)のみ
その他休廊

2017年度日事連建築賞の国土交通大臣賞を、アーキテクチャーフォトでも特集したINTERMEDIAの「あたご保育園」が受賞

2017年度日事連建築賞の国土交通大臣賞を、アーキテクチャーフォトでも特集したINTERMEDIAの「あたご保育園」が受賞しています

2017年度日事連建築賞の国土交通大臣賞を、アーキテクチャーフォトでも特集した佐々木慧+佐々木翔 / INTERMEDIAの「あたご保育園」が受賞しています。

ドイツのテレビで2013年に放送された安藤忠雄のドキュメンタリー「FROM EMPTINESS TO INFINITY」の予告動画

ドイツのテレビで2013年に放送された安藤忠雄のドキュメンタリー「FROM EMPTINESS TO INFINITY」の予告動画です。2017年8月に制作会社がyoutubeに公式にアップしたものです。ピーター・ズントーの発言も紹介されています。

安藤忠雄による、北海道の、巨大な仏像が頭を出している作品「真駒内滝野霊園頭大仏」を空撮した動画 ヴァレリオ・オルジアティやアイレス・マテウスらが指導する、スイスのメンドリジオ建築アカデミーの優秀学生作品集「Yearbook ’16」のPDF版

ヴァレリオ・オルジアティやアイレス・マテウスらが指導する、スイスのメンドリジオ建築アカデミーの優秀学生作品集「Yearbook ’16」のPDF版が公開されています

ヴァレリオ・オルジアティやアイレス・マテウスらが指導する、スイスのメンドリジオ建築アカデミーの優秀学生作品集「Yearbook ’16」のPDF版が公開されています。36MBで175枚のPDFです。

【ap job 更新】 建築写真専門の写真事務所「有限会社オープンハウス」が、撮影アシスタントを募集中

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アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

建築写真専門の写真事務所「有限会社オープンハウス」の、撮影アシスタント募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

有限会社オープンハウスは、建築写真専門の写真事務所です。
CMやカタログ、新聞、webなどの媒体に高級住宅を中心に、公共施設、社寺仏閣、医療機関等建築を幅広く撮影しています。

撮影機材は、世界的に数少ない建築専用のカメラSInar artec、canon、Leica、sony,
ドローン(Phantomやinspire)などの空撮とその日その時にベストなカメラを使用して撮影しています。

建築写真のスペシャルな現場を体感したい方、建築の広告の世界を見たい方、是非ご応募ください。

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