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ルイス・バラガンによる、メキシコの住宅「ヒラルディ邸」の現在の様子を伝える動画

ルイス・バラガンが設計した、メキシコの住宅「ヒラルディ邸」の現在の様子を伝える動画です。ヒラルディ邸は1977年に完成、世界遺産にも登録されています。開口部を開ける際の光の動きや、水面に反射する光の様子などが紹介されていて見ごたえがあります。

【特集:書籍・リノベーションプラス】 青木淳による書評『自分が楽しいと思うことの先に「仕事」がある。先に「建築」があるのではない。』

※アーキテクチャーフォトによる『リノベーションプラス』の書評についての解説テキストはこちら


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自分が楽しいと思うことの先に「仕事」がある。先に「建築」があるのではない。

text:青木淳

 
 出版業について、ほとんどなにも知らない。が、ひとりで出版社を立ち上げ、企画を立て、インタビューに人を訪ね、文字を起こし、編集し、自腹を切って印刷し、流通に乗せ、営業にまわる、しかもそれで生計を立てる、ということが大変なことくらい、さすがに想像がつくというもの。だから、ひとり出版社「ユウブックス」の記念すべき出版第1作『リノベーションプラス 拡張する建築家の職能』の見本が刷り上がった翌日、キャリーバックを引き引き、本を届けに私の仕事場にやってきてくれた「発行人」の矢野優美子さんに、出版のこと、そこに至る経緯を、根掘り葉掘り、聞いてみたくてたまらなかったのは、いたしかたがないことだった。
 初対面ではなかった。最初にお会いしたのは、私がまだまだ新米の部類だったとき、いちはやく、特集号を出しましょうと言ってくれた「建築文化」編集長・富重隆昭さんの下で彼女が働かれていたときのことで、つまり1999年、もう20年近くも前のことだ。その後、「ディテール」の編集にまわり、そこでも何回かお会いしたこともあったはずだが、3年前、彰国社を辞められたという。「ふと、このままいけば、『ディテール』の編集長になって、ずっと建築の納まりを相手にしていく人生、それはちがうな、と感じて。まわりの人たちが止めるのもかまわず、ともかく辞めてしまったんです。」

frontofficetokyoによる、東京の住宅「Oyamadai House」の写真 アンディー・マーティンによる、ロンドンの、曲面の盛り下がってくる天井が特徴的なレストランの写真

アンディー・マーティンによる、ロンドンの、曲面の盛り下がってくる天井が特徴的なレストランの写真がdezeenに掲載されています

アンディー・マーティンが設計した、ロンドンの、曲面の盛り下がってくる天井が特徴的なレストランの写真が7枚、dezeenに掲載されています。

オディール・グジーによる、パリの、ホワイトの空洞ブロックを使用したファサードが爽やかな印象の集合住宅の写真

オディール・グジーによる、パリの、ホワイトの空洞ブロックを使用したファサードが爽やかな印象の集合住宅の写真がdezeenに掲載されています

オディール・グジー(Odile Guzy)が設計した、パリの、ホワイトの空洞ブロックを使用したファサードが爽やかな印象の集合住宅の写真が10枚、dezeenに掲載されています。

カンパーナ兄弟による、ブラジル・サンパウロの、ブロックのパターンが印象的な、イソップの店舗の写真

カンパーナ兄弟による、ブラジル・サンパウロの、ブロックのパターンが印象的な、イソップの店舗の写真がdezeenに掲載されています

カンパーナ兄弟による、ブラジル・サンパウロの、ブロックのパターンが印象的な、イソップの店舗の写真が8枚、dezeenに掲載されています。

建築家の木下道郎に、自邸「ドッグハウス」について聞いているインタビュー

建築家の木下道郎に、自邸「ドッグハウス」について聞いているインタビューが、WEB版建築討論に掲載されています

建築家の木下道郎に、自邸「ドッグハウス」について聞いているインタビューが、WEB版建築討論に掲載されています。

TANK+POINTによる、東京・外苑前の、ブリヂストンサイクルのコンセプトショップ「RATIO &C」

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all photos©長谷川健太

TANKPOINTによる、東京・外苑前の、ブリヂストンサイクルのコンセプトショップ「RATIO &C(レシオ・アンドシー)」です。

自転車のあるライフスタイルを提案する新しい形のコンセプトショップのリニューアル。
<カフェ・物販・シティバイクの販売スペース>がゆるやかに混在した空間となっている。
エントランスに設けたスロープは、道の延長として歩道から店内への引き込みと同時に、自転車をそのまま駐輪できるスタンドも設えている。また、空間の軸となる長いカウンターは、スロープ下ではハイカウンター、スロープ上ではデスクとして機能し、連続しながらも使い方に合わせて異なる場所を生み出している。店内什器は木材や金属パイプなど素材をそのまま生かした造作とし、自転車のシンプルな素材感や美しさとマッチする空間を目指した。

山崎壮一建築設計事務所による、兵庫の住宅「芦屋の家」

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all photos©下村康典

山崎壮一建築設計事務所が設計した、兵庫の住宅「芦屋の家」です。

兵庫県芦屋市に建つ木造2階建ての住宅。敷地は駅からほど近い住宅地にある。東と南に接道する角地で、街区も比較的ゆったりとしているため、街中でありながら空間の広がりが感じられる。しかし目の前の道路は交通量が多く、社員寮や店舗、住宅の建ち並ぶ風景はやや煩雑な印象があった。
建主からは開放性が高く広がりのある空間を求められた。角地であること、建主の要望、を考えればできるだけ開かれた住宅としたい。一方で、周辺環境・プライバシーを考慮すれば一定のコントロールが必要である。そこで、主空間を置いた2階を高い「腰壁」で囲い、その上を水平連続窓とする構成にした。

アトリエ・ワンによる、ギリシャ・アンティパロスの住宅「ツリー・ハウス」の写真

アトリエ・ワンのサイトに、ギリシャ・アンティパロスの住宅「ツリー・ハウス」の写真が掲載されています

アトリエ・ワンのウェブサイトに、ギリシャ・アンティパロスの住宅「ツリー・ハウス」の写真が8枚掲載されています。

青木淳による、岡山の内部空間に入ることができ、動きのあるパヴィリオン「A&A TUBE」の動画など

青木淳による、岡山の内部空間に入ることができ、動きのあるパヴィリオン「A&A TUBE」の動画などです。2016年11月27日(予定)まで公開されているようです。詳細な場所などはこちらで

小嶋一浩さんが亡くなりました 最も注目を集めたトピックス [期間:2016/10/10-10/16]

アーキテクチャーフォト・ネットで、先週(期間:2016/10/10-10/16)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


1、川島範久+佐藤桂火 / ARTENVARCHによる、京都・山科の住宅「京都の三段屋根」

2、コンマによる、東京都港区新橋の、都市に開かれた店舗併用住宅「TENTOSHI」の内覧会が開催 [2016/10/15]

3、服部信康建築設計事務所による、愛知県名古屋市の住宅「鶴舞の住まい」(2016/10/23に見学会が開催)

4、POINTによる、東京・中野のバー「夜咄Sahan」

5、CAPDによる、徳島の住宅「LOFT HOUSE」

6、永山祐子が、社殿や授与所を設計した群馬の「山名八幡宮」の画像など

7、長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・丸の内の店舗「DESCENTE BLANC 丸の内」

8、西沢大良研究室が倉庫をリノベーションした交流施設「しばうらまちづくりセンター」で、展示を公開中

9、川島範久+佐藤桂火 / ARTENVARCHによる、埼玉県所沢の住宅「Diagonal Boxes」

10、千葉学と久米設計のチームによる府中市新庁舎の基本設計(案)の概要

11、谷尻誠+吉田愛 / SUPPOSE DESIGN OFFICEによる、神奈川の「逗子の家」

12、隈研吾が、アウトドアメーカー・スノーピークの為にデザインしたモバイルハウスの新しい写真

13、レム・コールハースを中心にしたOMAが設計に取り組んでいる、ドイツのアクセル・シュプリンガー社新社屋の新しい画像

14、ピーター・ズントー事務所スタッフの杉山幸一郎による、スイスでの篠原一男の展示やその受け入れられ方について書いたエッセイ

15、C+A・土井 建築設計共同体が、広島の「グローバルリーダー育成校(仮称)」設計プロポで設計候補者に選定

16、木村松本建築設計事務所らに、「ハイツYの修理」での特殊な設計・施工のプロセスについて、ざっくばらんに聞いているインタビュー

17、川崎市役所新本庁舎設計プロポで、最優秀者に選ばれた久米設計の提案書

18、隈研吾による、東京・調布の「桐朋学園音楽部門 仙川新キャンパス」の画像

19、スティーブン・ホールの設計で完成した、アメリカの「アイオワ大学新芸術学部棟」の写真

20、BIGが計画している、ニューヨークの、捻じれた二つの高層ビルからなる、ホテルと集合住宅の複合施設「the eleventh」の画像


過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ

【ap job】 アーキテクチャーフォトジョブボードに掲載されている求人情報一覧(2016/10/14)

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現在、アーキテクチャーフォトジョブボードに掲載されている求人情報一覧です

現在、アーキテクチャーフォトジョブボードに掲載されている求人情報一覧です。画像に掲載されている事務所に加え、様々な職種・地域の情報が掲載されています。是非ご覧ください。
新規の求人掲載のお申し込み等は、こちらからお気軽にどうぞ

静岡を拠点とする建築家たちに加え、倉方俊輔・橋本純らがコメンテーターとして参加する「静岡建築茶会」が開催 [2016/10/23・11/12・12/11]

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静岡を拠点とする建築家たちに加え、倉方俊輔・橋本純らがコメンテーターとして参加する「静岡建築茶会」が開催されます

静岡を拠点とする建築家たちに加え、倉方俊輔・橋本純らがコメンテーターとして参加する「静岡建築茶会」が開催されます。静岡県の浜松(2016/10/23)・掛川(2016/11/12)・静岡(2016/12/11)の計3回行われ、それぞれの回の参加者は異なります。リンク先で参加申し込みや、概要のPDFを見ることができます。

POINTによる、東京・新宿区の小間の立礼茶室「夜咄Sahan」

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all photos©淺川敏

POINTが設計した、東京・新宿区の小間の立礼茶室「夜咄Sahan(よばなしさはん)」です。

茶事の雰囲気をしっかりと気軽に味わえる小間の立礼茶室。
茶室の親密感を味わいながら、気軽に茶事やお酒を楽しめるように、畳敷きのカウンターを掘りごたつで囲んだ空間をつくった。
これにより、客は畳の上で正座をすることなく、亭主の茶事やバー形式での飲食を楽しむことができる。
茶事における亭主と客の関係と、バーにおけるバーテンダーと客の関係に共通点を見出し、これらを融合させた新しい世界を体験できる空間を目指した。

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