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能作淳平へのインタビュー「新しいものと古いもののあいだに創造的な関係を作り出す建築家」

能作淳平へのインタビュー「新しいものと古いもののあいだに創造的な関係を作り出す建築家」が、PREMIUM JAPANのウェブサイトに掲載されています

能作淳平へのインタビュー「新しいものと古いもののあいだに創造的な関係を作り出す建築家」が、PREMIUM JAPANのウェブサイトに掲載されています。アーキテクチャーフォトが過去に特集した能作淳平の作品はこちらで。

東京藝大・中山英之研究室による、篠原一男に学んだ白澤宏規の自邸「北山・住宅」についての研究をまとめたページ

東京藝大・中山英之研究室による、篠原一男に学んだ白澤宏規の自邸「北山・住宅」についての研究をまとめたページが公開されています

東京藝大・中山英之研究室による、篠原一男に学んだ白澤宏規の自邸「北山・住宅」についての研究をまとめたページが公開されています。様々な要素や隠れた幾何学等を、簡潔な言葉とダイアグラムにまとめています。白澤は、篠原一男の「白の家」の移築も担当していたりします。

隈研吾による、スイス・ローザンヌの、スイス連邦工科大学の新施設「ArtLab」の写真

隈研吾のウェブサイトに、スイス・ローザンヌの、スイス連邦工科大学の新施設「ArtLab」の写真が掲載されています

隈研吾のウェブサイトに、スイス・ローザンヌの、スイス連邦工科大学ローザンヌ校の新施設「ArtLab」の写真が16枚、掲載されています。隈がこの建築について語っているインタビュー記事(日本語)はこちら

ローザンヌ連邦工科大学のキャンパス、新しい文化的な核となるArt Labo。 アート&サイエンスミュージアム、テクノロジー・インフォメーションギャラリー、モントルー・ジャズカフェの3つのプログラムからなり、この3つのハコを全長235mの大きな勾配屋根の下に収め、ハコとハコとの間に、孔状の空間を設計、その孔によって生まれる2つの軸線によって、人の流れを整理し、キャンパスの建築群を統合し、再整理した。
 日本のことわざで、多様なものと異質なものが集合し、連帯することを「ひとつ屋根の下に」(under one roof)というが、この建物はまさにそのことわざを建築へと翻訳したものである。
 構造体、外壁材に、スイスでよく用いられる木を用いることで、従来の大学の建築にはない、暖かい空間を作り出した。木でできた柱を両側から鉄板でサンドイッチすることによって、木のやわらかさと、空間の透明性とを両立させた。屋根も、スイスの民家で用いられる石葺きとし、内部のプログラムによって、折り紙のように変化する屋根は、光と影によって、様々な表情を生み出している。

色彩計画家・加藤幸枝による色彩の検討・選定のための50のヒント集『色彩の手帳』

色彩計画家・加藤幸枝による色彩の検討・選定のための50のヒント集『色彩の手帳』がニューショップのオンラインショップで販売されています

色彩計画家・加藤幸枝による色彩の検討・選定のための50のヒント集『色彩の手帳』がニューショップのオンラインショップで販売されています。

色彩計画家・加藤幸枝による色彩の検討・選定のための50のヒント集。 建築・土木設計を志す人やまちづくりに係わる人たちへのメッセージが詰まっています。

元は展覧会での展示の為に制作されたもののようで、一部の建築家の間で話題となっていました。

プラダ財団が、イタリア・ミラノのヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアに新しく作った展覧会スペースの写真

プラダ財団が、イタリア・ミラノのヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアに新しく作った展覧会スペースの写真がdesignboomに掲載されています

プラダ財団が、イタリア・ミラノのヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアに新しく作った展覧会スペースの写真が20枚、designboomに掲載されています。

猪熊純・成瀬友梨の責任編集による書籍『シェア空間の設計手法』

猪熊純・成瀬友梨の責任編集による書籍『シェア空間の設計手法』がamazonで予約受付中です

猪熊純・成瀬友梨の責任編集による書籍『シェア空間の設計手法』がamazonで予約受付中です。その他編集に関わったのは、山道拓人・千葉元生・西川日満里・石榑督和・藤田大樹・山野辺賢治・中里和佳です。詳細はこちらで。発売は、2016年12月24日を予定。

―これからのコミュニティ、ビジネス、ケアを支える場所の計画、49事例の空間構成を読み解く―

「シェア空間」を持つ49作品の図面集。住居やオフィス、公共建築等、全国の事例を立地別に分類、地域毎に異なるシェアの場の個性や公共性を見出すことを試みた。
単一用途より複合用途、ゾーニングより混在と可変、部屋と廊下で区切らない居場所の連続による場の設計。
人の多様な在り方とつながりを可能にする計画手法の提案

シェア空間の設計手法
猪熊 純
4761526319

ダニエル・リべスキンドへのインタビュー動画「Tribute to New York」 増田信吾+大坪克亘が、東京・練馬区の「始めの屋根」を解説している動画 内装改修をジョン・ポーソンが、外装改修をOMAとアライズ&モリソンが手掛けた、ロンドンの新しいデザインミュージアムの動画

内装改修をジョン・ポーソンが、外装改修をOMAアライズ&モリソンが手掛けた、ロンドンの新しいデザインミュージアムの動画です。

スノヘッタによる、ノルウェー・オスロの、アウトドア用品店の内装デザインの写真

スノヘッタによる、ノルウェー・オスロの、アウトドア用品店の内装デザインの写真がdomuswebに掲載されています

スノヘッタが設計を手掛けた、ノルウェー・オスロの、アウトドア用品店の内装デザインの写真が8枚、domuswebに掲載されています。

PERSIMMON HILLS architects / 柿木佑介+廣岡周平による、神奈川・横浜の、既存建物をアトリエ/ギャラリーに改修した「黄金町の切込」

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all photos©長谷川健太

PERSIMMON HILLS architects / 柿木佑介+廣岡周平が設計した、神奈川・横浜の、既存建物をアトリエ/ギャラリーに改修した「黄金町の切込」です。

黄金町バザール2016における黄金町まちプロジェクトの一環として、元違法風俗店舗、通称ちょんの間をアーティストのアトリエへと改修する計画。
黄金町はそこかしこにアートがあり、街自体が展示空間となっている。私たちは既存建築の細長い空間に対して切れ込みを入れ、奥行を持った斜めのファサードをつくることを考えた。
切れ込みは街と共にあるような場所となり、周囲の建築と異なる軸を持つことによって、道行く人がついつい引き込まれてしまうアトリエ兼展示スペースとなる。
ちょんの間の空間形式によって街から活動が隠された状態を、切れ込みによって街へと活動が開かれた状態へと転換している。

乾久美子・青木淳・金野千恵・平田晃久が審査する、東京建築士会の「住宅建築賞」が応募作品を募集中

乾久美子・青木淳・金野千恵・平田晃久が審査する、東京建築士会の「住宅建築賞」が応募作品を募集しています

乾久美子・青木淳・金野千恵・平田晃久が審査する、東京建築士会の「住宅建築賞」が応募作品を募集しています。このアワードは、審査員が実作を訪問して、率直な批評をする事で知られています。(その様子は毎年資料として報告・公開されています。)提出期限は「2017年1月31日(火)」。

住宅建築賞の主旨

【新しい時代の住宅】

住宅は、住まい手が、環境を選びとり、建て、住まうといった一連の行為の総体として現れるものだと 思います。それは生きることと同義となるぐらい迫力のあるものだと思います。また、建てることとは 希望をつかみとるような行為なのかと思います。

しかし、近代を経て、建てることが産業の世界へと取り込まれてからというものの、建てることと生き ることのつながりは薄くなり、建てることの多くは、車やテレビなどの消費財を選ぶこととあまり変 わらなくなってしまったように思います。建売を買う、商品化住宅のメニューから選ぶというような 行為によって、あまり苦労をせずに整えられた環境を得ることができるようになりましたが、そこで 得られる環境は、地域や風土から切り離されたものにとどまるのかもしれません。同時に、住まうこ と、その先にある生きることそのものは、根底から揺らいでいるような気がします。住宅から生きる希 望が見えないのです。

東京建築士会の住宅建築賞の応募作品に確認したいのは、住宅が、施主が選びとった環境の中で、生き ることや希望とセットになって建っているかどうかです。住宅を通して、生きることの迫力や厚み、ユ ニークさが、現代においてどのように達成されているのかを見たいと思っています。骨太な作品に出 会えることを楽しみにしています。

審査員長 乾 久美子

石上純也が、広島・尾道の「千光寺公園頂上エリアリニューアル」設計プロポで最優秀者に

石上純也が、広島・尾道の「千光寺公園頂上エリアリニューアル」設計プロポで最優秀者に選ばれていて、その提案書が公開されています(PDF)

石上純也が、広島・尾道の「千光寺公園頂上エリアリニューアル」設計プロポで最優秀者に選ばれていて、その提案書が公開されています。こちらには、審査結果のPDFがあります。行政の報告ページはこちら

 千光寺公園頂上エリアリニューアル基本・実施設計業務を委託するに当たり、高度な設計能力及び豊富な経験を有する設計者を選定するため、公募型プロポーザルにより募集をし、千光寺公園頂上エリアリニューアル設計者選定委員会による選考を経て、最優秀者及び優秀者を選定した。

中佐昭夫 / ナフ・アーキテクト&デザインによる、東京・港区の、家型ボリュームの組み合わせ方が印象的なオフィスビル「Village on the Building」の写真

中佐昭夫 / ナフ・アーキテクト&デザインによる、東京・港区の、家型ボリュームの組み合わせ方がが印象的なオフィスビル「Village on the Building」の写真がjapan-architects.comに掲載されています

中佐昭夫 / ナフ・アーキテクト&デザインが設計した、東京・港区の、家型ボリュームの組み合わせ方が印象的なオフィスビル「Village on the Building」の写真が24枚、japan-architects.comに掲載されています。

第5回京都建築賞の募集概要が公開。今回より建築士会会員以外も応募可能に。

第5回京都建築賞の募集概要が公開されています

第5回京都建築賞の募集概要が公開されています。今回より京都府建築士会会員以外も応募可能になったとの事。京都建築賞部門の審査員は、岸和郎・米田明・平田晃久。藤井厚二賞部門の審査員は、河合敏明・畑友洋・森田一弥が務めるそうです。

<趣旨と経緯>
「京都建築賞」は、京都府建築士会の創立60周年を記念して平成 24 年に創設したもので、京都の歴史的文脈を踏まえつつ創造性の高い建築作品を表彰し、その活動及び業績を広く社会に伝えることにより、京都および建築の継承・発展に資することを目的としています。
昨年度の第4回からは、次代を担っていく建築士の支援を目的として、京都建築賞に特定のテーマを設定する新たな部門として「藤井厚二賞」を創設しました。藤井氏の卓越した洞察力、探求心、行動力に、その成果である建築作品に敬意を表し、氏の建築に向き合う姿勢に相応しい意欲あふれる作品の応募を期待したものです。

<さらなる貢献を目指して>
第5回目の実施にあたり、賞の意義を発展させるため、応募資格を変更しました。これまで、本会会員の作品に限定していましたが、 京都府内の建築であれば本会会員以外の作品についても応募して頂けるようにしました。 京都府内には、 本会会員以外の方による建築が数多くあります。 こうした建築も含めて、表彰し、社会に広く伝えることで、京都および建築の継承・発展に、より一層資することができると考えるものです。

今津康夫 / ninkipen!による、東京・中目黒の店舗「Soup Stock Tokyo 中目黒店」

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all photos©河田弘樹

今津康夫 / ninkipen!が設計した、東京・中目黒の店舗「Soup Stock Tokyo 中目黒店」です。

中目黒の高架下に位置するスープ専門店のインテリアデザインである。
街の空気感をいっぱいに吸い込んだ、この場所でしかできないスープのある風景をつくることを目指した。
まず、床の仕上げをスープに見立てたテラゾーとし、そのオリジナルレシピを京都の工房で開発することから始めた。淡い灰黄色のモルタルの中に、人参やじゃがいも、ブロッコリーなどの具材に見立てた小石の種類や大きさ、分量を試行錯誤した。
そうして定義されたテラゾー製のスープは、店内に浮かぶ一つのカップからとうとうと流れ出て床全体を満たしている。
次に、鉄道高架橋のコンクリート柱と建築の鉄骨柱が奔放に乱立する空間の中に、敢えて荷重を受け持たない栗の柱を加えることで、高架下という場所性をdevelopさせた。
さらに、巨大なバルーンを2本の柱の間に挟んでサインとし、柱の塗装にはスープ特有のとろみを与えた。壁一面に貼られたタイルは遠山正道が常滑で絵付けし、焼き上げたアートワークである。
様々なスケールとマテリアルが居合わせる空間には、今日もスープを味わう様々な人が居合わせて、この場所の風景をつくっている。

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