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「路上と観察をめぐる表現史–考現学以後」展が広島市現代美術館で開催[2013/1/26-4/7]

「路上と観察をめぐる表現史–考現学以後」展が広島市現代美術館で開催されます

「路上と観察をめぐる表現史–考現学以後」展が広島市現代美術館で開催されます。開催期間は、2013年1月26日-4月7日。藤森照信やアトリエワンが参加するイベントも企画されているようです。

時代の移ろいと都市の眺め。
観察の名手たちと、「つくり手知らず」による、
路上のマスターピース。

民家の研究者・建築家であった今和次郎(1888〜1973)は1920年代なかば、後に舞台美術家として活躍する吉田謙吉(1897〜1982)らとともに、東京の街と人々の風俗に注目し、路上における人々の生活、風俗の現状を様々な角度から調査考察する研究を始め、「考現学」と名付けました。それは、1923年の関東大震災をきっかけに人々の生活、創造を見つめ直し、作品として特別視されることのなかった、市井の創造力に注目する新たな視点の獲得と捉えることができます。その後、1986年に結成された赤瀬川原平(1937〜)、藤森照信(1946〜)らによる路上観察学会をはじめ、美術や建築など様々な分野で路上の事物を観察し、記録する多彩な活動が展開されてきました。

本展覧会は、戦前から現代にかけて観察者たちが路上に見出した創作物をあらためて紹介するとともに、様々なアプローチを通して観察/発見という行為が表現として成立する様子に注目します。観察する者と観察される物(者)の双方が、ともに表現とは何か、という重大な問いかけを投げかける、芸術の在り方について考察する展覧会です。

出品作家・グループ
今和次郎、吉田謙吉、木村荘八、岡本太郎、コンペイトウ、遺留品研究所、赤瀬川原平、トマソン観測センター、林丈二、一木努、路上観察学会、大竹伸朗、都築響一、アトリエ・ワン、ログズギャラリー、下道基行 ほか

森村泰昌がヨコハマトリエンナーレ2014のアーティスティック・ディレクターに

森村泰昌がヨコハマトリエンナーレ2014のアーティスティック・ディレクターに選ばれています

アーティストの森村泰昌がヨコハマトリエンナーレ2014のアーティスティック・ディレクターに選ばれています。概要が、リンク先のエキサイトイズムに掲載されています。

ズントー建築の写真などを撮っているヘレネ・ビネの写真集『Helene Binet: Composing Space: The Photographs of Helene Binet』

ズントー建築の写真などを撮っているヘレネ・ビネの写真集『Helene Binet: Composing Space: The Photographs of Helene Binet』がamazonで予約されています

ピーター・ズントーの建築の写真などを撮っている写真家のヘレネ・ビネの写真集『Helene Binet: Composing Space: The Photographs of Helene Binet』がamazonで予約されています。リンク先に中身のプレビュー画像が4枚掲載されています。

Helene Binet: Composing Space: The Photographs of Helene Binet
Helene Binet
0714861197

book『美術家たちの証言』

書籍『美術家たちの証言』がamazonで発売されています

書籍『美術家たちの証言』がamazonで発売されています。

東京国立近代美術館は今年で開館60周年を迎えます。同館が開館2年目から現在に至るまで刊行しているニュース誌『現代の眼』は、単なる美術館での活動報告だけでなく、同時代の美術家たち自身が、展覧会、収蔵作品、コレクションその他、東京国立近代美術館の活動と歴史をめぐって、折々に寄稿した多彩な文章も掲載されているのが特徴です。

これまで600号近くを数える『現代の眼』から、とくに著名な作家が執筆、語った文章、71篇をまとめたこの選集は、ひとつの美術館の記録以上の、日本近代美術史の貴重な証言集となっています。

【執筆、登場作家】
猪熊弦一郎 前田青邨 高村光太郎 安井曽太郎 篠田桃紅 和田三造 橋本平八 北園克衛 棟方志功 三岸好太郎 黒田清輝 岸田劉生 福沢一郎 鏑木清方 安田靫彦 北大路魯山人 石黒宗麿  東郷青児  木下秀一郎  神原泰 村山知義 麻生三郎 中原実 山脇巌 矢部友衛 浜田知明 中平卓馬 福田平八郎 小野竹喬 脇田和  駒井哲郎 恩地孝四郎 志村ふくみ 松田権六 山口長男 佐伯祐三  小倉遊亀 舟越保武  松本竣介 佐藤忠良  山大観  岡本太郎  堀内正和 八木一夫 東山魁夷 今井俊満  菊畑茂久馬 工藤哲巳  赤瀬川原平  高松次郎 中西夏之 村岡三郎 柳宗理 オノサト・トシノブ  堂本尚郎  若林奮 山本作兵衛  保田春彦 山口勝弘 藤本能道  森山大道 榎倉康二 遠藤利克 岡崎乾二郎 川俣正 柳原義達 石内都 栄久庵憲司 森正洋 四谷シモン 野見山暁治

美術家たちの証言 東京国立近代美術館ニュース『現代の眼』選集
東京国立近代美術館
4568202507

アーティストのトーマス・シュッテが設計したオーストリアの別荘「holiday home for terrorists」の写真

アーティストのトーマス・シュッテが設計したオーストリアの別荘「holiday home for terrorists」の写真がdesignboomに掲載されています

アーティストのトーマス・シュッテが設計したオーストリアの別荘「holiday home for terrorists」の写真が8枚、designboomに掲載されています。

ビル・ヴィオラのノースマイアミ現代美術館での展覧会の動画 塚本由晴と小沢剛による書籍『線の演習―建築学生のための美術入門』 アーティストの田中功起のインタビュー「中心を決めずに回ってみる」 ホンマタカシの写真展「北欧建築とか。」の会場写真とレポート

ホンマタカシの写真展「北欧建築とか。」の会場写真とレポートがエキサイトイズムに掲載されています

ボーコンセプトで行われているホンマタカシの写真展「北欧建築とか。」の会場写真とレポートがエキサイトイズムに掲載されています。

『アーティスト症候群』の著者による新しい書籍『アート・ヒステリー なんでもかんでもアートな国・ニッポン』

『アーティスト症候群』の著者による新しい書籍『アート・ヒステリー なんでもかんでもアートな国・ニッポン』がamazonで発売されています

アーティスト症候群』の著者・大野左紀子による新しい書籍『アート・ヒステリー なんでもかんでもアートな国・ニッポン』がamazonで発売されています。

「これマジでアートだね! 」……やたらと「アート」がもてはやされる時代=「一億総アーティスト」時代。アート礼賛を疑い、ひっくり返すべく、歴史・教育・ビジネスから「アート」を問う。

「何なの? これ」「アート」
「え、こんなことやっていいの?」「うん、だって、アートだから」

「アート=普遍的に良いもの」ですか? そこから疑ってみませんか?
『アーティスト症候群』から4年、「アート」の名の下にすべてが曖昧に受容される現在を、根底から見つめ、その欲望を洗い出す。

【! ! こんな人に読んでほしい! ! 】
1:互いの作品を批判せずなんとなく褒め合っているガラスのハートの美大生。
2:「個性と創造性が重要」と「図工って何の役に立つの?」の間で困っている先生たち。
3:「アートは希望」「今こそアートの力が必要とされている」と訴えたい業界回りの人。
4:「普通」を選んでいるにもかかわらず「ちょっと謎めきたい願望」を抱く社会人。

アート・ヒステリー —なんでもかんでもアートな国・ニッポン
大野 左紀子
4309021336

名和晃平による新しい彫刻シリーズ「trans」の写真 old book『PLAY MOUNTAIN イサム・ノグチ+ルイス・カーン』

古書『PLAY MOUNTAIN イサム・ノグチ+ルイス・カーン』がアーキテクチャーフォトブックスで販売されています

古書『PLAY MOUNTAIN イサム・ノグチ+ルイス・カーン』がアーキテクチャーフォトブックスで販売されています。詳しい状態や概要はリンク先でご確認ください。

イサム・ノグチとルイス・カーンが共同したが実現には至らなかったプロジェクト「リバーサイド・ドライブ・パーク・プレイグラウンド」の図面やブロンズ模型などを収録した書籍。ルイス・カーンとイサム・ノグチの往復書簡や、ケネス・フランプトン、磯崎新、武満徹らの論考を収録しています。その他、イサム・ノグチの遊具の模型写真や、アトリエの写真なども紹介されています。
ワタリウム美術館で行われた展覧会「イサム・ノグチ&ルイス・カーン 夢のランドスケープ」展の企画構成に基づいて出版された書籍です。

old book『リトルボーイ』

古書『リトルボーイ』がアーキテクチャーフォトブックスで販売されています

古書『リトルボーイ』がアーキテクチャーフォトブックスで販売されています。詳しい状態や概要はリンク先でご確認ください。

2005年にニューヨークのジャパン・ソサエティー・ギャラリーで行われたリトルボーイ展の図録。日本文化やアートについての図版と、村上隆、椹木野衣、松井みどり、森川嘉一郎、岡田斗司夫らの論考が掲載されています。

old book『ゲルハルト・リヒター ATRAS 展 図録』

古書『ゲルハルト・リヒター ATRAS 展 図録』がアーキテクチャーフォトブックスで販売されています

古書『ゲルハルト・リヒター ATRAS 展 図録』がアーキテクチャーフォトブックスで販売されています。詳しい状態や概要はリンク先でご確認ください。

川村記念美術館などで行われたゲルハルト・リヒターの展覧会「ATRAS」の図録。アトラスの図版やリヒターに関する論考を収録しています。

エルネスト・ネトのインタビュー「私たちは関係性のなかで生きている」

エルネスト・ネトのインタビュー「私たちは関係性のなかで生きている」がエキサイトイズムに掲載されています

アーティストのエルネスト・ネトのインタビュー「私たちは関係性のなかで生きている」がエキサイトイズムに掲載されています。

リュック・タイマンスがロンドンで行っている展覧会「Allo!」の動画

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