八戸市美術館の館長に、日大建築学科教授の佐藤慎也の就任が予定されています。八戸市美術館は西澤徹夫・浅子佳英・森純平による建築です(こちらのPDFで実施設計時の図面やパース等が閲覧できます)。佐藤慎也のプロフィールはこちら。美術館についてより知るためにはこちらのページも参考になります。
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アーティストの村上隆のアート作品を客室に配した、グランドハイアット東京での1室限定の泊れるアートプライベートギャラリーです。期間限定(2021年1月9日~2021年6月1日 ※予定)で宿泊料金は45万円に設定されています。
村上隆によるコメント
“僕が世界各国を巡って、ホテルで滞在するような生活を送り始めてから、ハイアット系に泊まるとき、エントランスから各部屋まで、ビッシリとアート作品が展示されてて「アートって、こういう文脈のニーズもあるんだなぁ。」と僕のやっているARTの文脈とはある意味違っていたので、へぇ〜っと感心していました。そんな世界にも、1度入ってみたいと思ったのですが、入り口が見つからず、手も足も出ませんでした。今回、こういう特別な機会を頂いて、こうしてホテルの一室に僕の作品を飾れることになって、長い間の夢が叶ってうれしいです。
アーティストの奈良美智のロサンゼルス・カウンティ美術館での回顧展の会場動画です。奈良の日本語でのコメントも収録されています。同展覧会は2020年に行われる予定でしたが新型コロナウイルス感染症の影響で公開されなかったようです。
Yoshitomo Nara is among the most beloved and globally recognized Japanese artists of his generation. Spanning 36 years of his practice from 1984 to the present, this international retrospective gathers over 100 major paintings, sculptures, and installations as well as 700 works on paper.
In this short video curator Mika Yoshitake shares a few highlights of the exhibition as well as excerpts from her July 2020 conversation with the artist. Nara shares the story of his working process, his inspirations, his work as a catalyst for communication and shared interests, and the unanticipated inclusion of a new painting created during the pandemic that reflects a new artistic direction.

SHARE 篠原一男らの建築を被写体とした多木浩二の写真集『建築のことばを探す』の展覧会の会場写真。刊行した飯沼珠実による制作過程でのリサーチ内容を展示
- 日程
- 2021年1月13日(水)–2月7日(日)



篠原一男・坂本一成・伊東豊雄・白澤宏規の建築を被写体とした多木浩二の写真集『建築のことばを探す 多木浩二の建築写真』の展覧会の会場写真です。今回、書籍を刊行した飯沼珠実による制作過程でのリサーチ内容が展示されます。会場は、東京・文京区のトーキョーアーツアンドスペース本郷。会期は2021年1月13日~2月7日まで(月休)。新型ウイルス感染拡大防止対策の上、開催されるようです。
写真集『建築のことばを探す 多木浩二の建築写真』は、故・多木浩二氏の建築写真に関する研究を纏めた本で、2020年7月14日に第1刷を発行しました。この写真集をめぐるリサーチを発表する場として、展覧会「建築のことばを探す 多木浩二の建築写真」を開催いたします。
わたしが2017年頃に「多木さんの建築写真を一望できる写真集をつくる」という目標をめざしてこの研究をはじめたとき、写真集の完成はゴールだと思っていました。調査期間中には、たくさんの関係者の皆様から貴重な資料や個人的な記憶を預からせていただきました。また出版から半年が経過した今まで、さまざまな対話の機会や予期せぬ出会いに恵まれました。このような経験は、ひとえに多木さんが残した膨大な仕事が、今のわたしたちのなかに生きつづけていることの証であると確信しています。今、写真集『建築のことばを探す 多木浩二の建築写真』を眺めてみると、わたしはなぜだか<はじまり>を感じます。
「バーバラ・クルーガー 記憶に残り続ける作品を生み出す 希代のアーティストの軌跡<前編>」という記事が、The New York Times Style Magazine : Japanに掲載されています。
デイビッド・チッパーフィールドの設計で完成したチューリッヒ美術館新館の写真の紹介と、運営関係者の話を収録した記事「新生チューリヒ美術館は世界の一流に返り咲けるか」が、swissinfoに掲載されています。日本語で閲覧できる記事です。竣工写真はこちらのページでも閲覧可能です。
SHARE 妹島和世、ミース、ニーマイヤー等の建築を主題に写真作品を制作するルイザ・ランブリの展覧会が、ギャラリー小柳で開催
- 日程
- 2021年1月15日(金)–3月19日(金)
妹島和世、ミース、ニーマイヤー等の建築を主題に写真作品を制作するルイザ・ランブリの展覧会が、ギャラリー小柳で開催されます。会期は2021年1月15日~3月19日まで(開館時間:12:00-19:00 休館日:日・月・祝)。
以下は、2017年9月にハーバード大学でルイザが行ったレクチャーの動画。



トラフ建築設計事務所の会場構成による「眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで」。東京国立近代美術館にて2021年2月23日まで開催中。
東京国立近代美術館で開催された「眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで」の会場構成。この国立美術館の合同展では、幅広いジャンルの約120作品により、美術における眠りが持つ可能性を7章構成でたどる。
「眠り」というテーマを象徴するように、展覧会は寝室のカーテンを想起させる重厚な布で装飾したエントランスから始まる。
各章の入り口には、グラフィックによって表現されたカーテンの隙間に、案内役とする18〜19世紀の巨匠・ゴヤの作品が掛けられている。
通路では、ドレープをあしらった布カーテンが蛇行し、先へと人々を誘う。「目を閉じて」、「夢かうつつか」、「生の悲しみ」、「目覚めをまつ」と各章を順に進むにつれ、描かれる眠りの段階が変化する。
混在する実物とグラフィックのカーテン、不安定な印象のタイポグラフィなど、夢うつつを感じる仕掛けによって、鑑賞しながら「眠り」に引き込まれるように錯覚する空間を考えた。
中谷芙二子(霧の彫刻家)と高谷史郎(ダムタイプ)による、京都市 北川原市営住宅(マンモス団地)跡地でのインスタレーション「霧の街のクロノトープ」の動画です。中谷は過去(2014年)にフィリップ・ジョンソンのグラスハウスでも霧のインスタレーションを公開しています。プロジェクトの公式サイトはこちら。2020年12月20日まで開催されています。
以下は展覧会公式の概要。
「人類の進歩と調和」が謳われた1970年から半世紀を経た現在、これまでの枠組みで応じることができない分岐点が私たちに訪れています。本企画は、大阪万博ペプシ館での発表をはじめとする「霧の彫刻」を世界各地で展開してきた中谷芙二子とダムタイプの高谷史郎との協同プロジェクトとして進めてまいりました。プロジェクトの拠点は京都駅東南部に位置する東九条の北河原団地跡地としています。この地域は戦前・戦後期の混乱や差別、バブル期の地上げや都市開発により大きな変容を受けながらも、違いを認めあい支え合う多文化共生の文化を育んできました。化学薬品ではなく“純粋な水”による「霧の彫刻」と東九条の出会いは、ヒトとヒト・ヒトと自然の信頼関係への新たな視座を与えてくれることになるでしょう。
プログラムディレクター 高橋悟(美術家/京都市立芸術大学美術学部教授)

Tom Sachs – 展示と陳列のExperience
昨年のティーセレモニー展(東京オペラシティアートギャラリー)に続いて、日本では2回目となるTom Sachs : RETAIL EXPERIENCE 展が新宿伊勢丹本館で開催されている(※会期は2020年11月30日まで)。
ここで展示されているチェア、テーブル、ランプ、キャップ、ノート、シャツ、バッグ、などはすべて手製の彫刻作品であり、かつ全て購入可能な日用品でもある。「店舗体験」という展覧会名が示す通り、百貨店の他のプロダクトと同じように商品を手に取り、吟味してショッピングすることができる展覧会というわけだ。
以下の写真はクリックで拡大します

そのうえで月面をテーマに(宇宙旅行はトム・サックスに通底するテーマになっている)、米ソの宇宙競争を下敷きにしたチェス盤(駒にはそれぞれ米ソの宇宙飛行士の名前がついている!)や月面着陸船を描いたイサム・ノグチのランプシェード、月面で絶対になびかなさそうな国旗など、相変わらず立体としてのバリエーション、ユーモア、その先に見え隠れするスタジオの哲学は、どれも見ていてとても楽しい。
トム・サックスはこれまでナイキとのコラボレーションを行ってきたが、かつてアンディ・ウォーホルがブリロボックスを店舗陳列に似せてギャラリーに展示してみせたように、彫刻/プロダクト、展示/陳列、鑑賞者/消費者の区別はもうほとんど無意味になった。
西沢立衛・石上純也・ホンマタカシの対話を収録した記事が、IMAに掲載されています。妹島和世のドキュメンタリーの話から妹島の建築の作り方等も語られています。
日建設計の山梨知彦と、森美術館特別顧問の南條史生が対話している動画です。
日建設計では、コロナウイルス感染拡大により変わっていく「場」をテーマとして、各界第一人者と建築設計者のスペシャルトーク動画を配信いたします。
第1弾は
南條史生氏(森美術館特別顧問)× 山梨知彦(日建設計チーフデザインオフィサー)による対談です。「AIはゴッホになれるのか!?」
「リアルとアンリアルの境界を壊すアート?」
「二人が思い描く未来の美術館とは?」
…など、これからのアート界を予測する話題をお届けいたします。●COVID-19スペシャルトークについて
都市や建築のみならず、「場」を介してサービスを提供してきたエンターテインメント、飲食などの各業界は、この度の感染拡大により大きな変革を迫られ、今も模索の真っただ中にあります。これまで都市デザインや建築設計を通じて人の集まる空間を提案してきた弊社としましては、これまで以上に、業界を超えてさまざまな分野の方々と知見を共有し、議論を重ねることで、これからの新たな未来を皆様とともに描いてまいりたいと願っております。このスペシャルトークはその第一歩として、企画されました。日建設計は、これらの活動を通じて、今後も、より良い社会に貢献できる環境、都市、建築づくりに努めてまいる所存です。
是非、多くの皆様にご覧いただき、未来に向けた共創の一助としていただけたら幸いです。
アーティストのゲルハルト・リヒターの、メトロポリタン美術館で行われた展覧会「Gerhard Richter: Painting After All」の会場の360°VR動画です。新型コロナウイルスの影響で2020年3月4日の開始から9日で閉幕してしまった展覧会です。展覧会の公式ページではその他の動画も閲覧できます。
This 360º video commemorates the landmark exhibition, Gerhard Richter: Painting After All, providing an immersive experience for all those who could not see it in person. Developed in close collaboration with the artist, this was the final major exhibition at The Met Breuer. The exhibition was forced to close prematurely due to the COVID-19 pandemic just nine days after its opening.
アートディレクターの北川フラムに、新型コロナウイルス下での活動について聞いているインタビューが、国際交流基金のウェブサイト「をちこち」に掲載されています。「新型コロナウイルス下での越境・交流・創造」という特集の一環で制作されたものです。
安藤忠雄の設計で完成し2020年10月に開館した、中国・広東省の美術館「He Art Museum」の高クオリティな動画です。制作は一条。こちらのページには竣工写真が15枚掲載されています。