日建設計がコンペで勝利して、設計が進められている、FCバルセロナのスタジアム改修をスポーツメディアが紹介している記事「カンプノウ改修と日本企業(前編)」が、sportivaに掲載されています。同記事の後編はこちら。コンペでの日建設計の勝利は2016年3月に発表されていました。
以下は当時公開された計画案の動画。
culture archive
スイスにおける空き家問題を取り上げたswissinfoの記事「誰も住まないアパート」が公開されています。
建築物や内装が、特許庁の意匠登録の対象になる、2020年4月施行の「改正意匠法」について簡易的に解説している記事が、MONOistに掲載されています。リンク先は、建築設計に関する部分のページです。最初から読みたい方はこちらからどうぞ。
青木淳が外装のデザインを担当して建設が進められている、ルイ・ヴィトン御堂筋店の足場が外れて全貌が明らかになっています。twitterに写真が投稿されていました。青木が外装を手掛けているというソースはこちら。
ルイ・ヴィトン心斎橋ほぼ全景。良さそうだなーゲーリーの財団ビルとは違うけどどこかシンクロも感じる。 pic.twitter.com/LGbqFZ2pq5
— Takayoshi OKUMURA (@Tak_OKU) December 8, 2019
LOUIS VUITTON Midosuji
姿を現したルイ・ヴィトン御堂筋店。
日本最大店舗および、世界初のレストラン・カフェ併設店の誕生となる。
ブランド店が立ち並ぶ中、唯一長らく空き地だった場所に、美しく印象的なファザードの巨大店舗が出現することで周辺のラグジュアリー感が爆上がりしそう。 pic.twitter.com/jFK8d3GJ1p— Water (@water05549875) December 4, 2019
『人気の「金沢21世紀美術館」休館へ 混雑緩和へ改修工事』という記事が、毎日新聞のウェブサイトに掲載されています。金沢21世紀美術館はSANAAの設計で2004年に開館した建築。
増田友也が1982年に完成させた徳島の「鳴門市文化会館」を、鳴門市が耐震改修して存続する方針を発表したとのことです。こちらのページに建設当時のエピソードを紹介するニュース記事があります。
田根剛の設計でリニューアルした、表参道GYREのレストランフロアの写真が20枚、fashion-headline.comに掲載されています。
『「危険な空き家」自治体の撤去費用 3年間で17倍に』という記事が、NHK NEWS WEBに掲載されています。
レゴ社と建築家との取り組みや、社内の担当者の話も紹介するCNNの記事「完璧なミニチュア世界を設計する 建築家とファンが作るレゴ」が公開されています。日本語で読める記事です。
新しくオープンした渋谷パルコの全テナントの写真を紹介している記事が、fashionsnap.comに掲載されています。
建物本体の設計施工を手掛けたのは竹中工務店です。
弊サイトが建築家が設計に関わっている店舗をSNS等で調べた結果は以下です(その他情報があればお知らせください)。リンク先はfashionsnap.comによる店舗写真です。
- MARCOMONDE 設計:UUfie(4F)
- CABANE de ZUCCa 設計:スキーマ建築計画(4F)
- PEERLESS 設計:ムトカ建築事務所(3F)
- ANREALAGE 設計:針谷將史建築設計事務所(3F)
- NUBIAN 設計:トラフ建築設計事務所(3F)
- TOGA: TOGA ARCHIVES 設計:日埜建築設計事務所(2F)
- kolor 設計:Sawada Hashimura(2F)
- discord Yohji Yamamoto 設計:OSO(1F)
- CHAOS KITCHEN(共用部分) 設計:藤本壮介建築設計事務所(B1F)
- 甘味おかめ 設計:芦沢啓治建築設計事務所(B1F)
著名ファッションデザイナーのラフ・シモンズが、現代のファッションビジネスの背景について語った講演のレポート記事がWWDに掲載されています。
創造系不動産・佐竹雄太の「カタチト ナカミ」名義での、パーシモンヒルズアーキテクツの柿木佑介・廣岡周平とコラボした建築ラップ第3弾が公開されています。
カタチト ナカミ – a fact feat. PERSIMMON HILLS architects
2作目から2年。建築を歌う『建築ラップ』の待望の第3作。
今回はfeaturingに若手建築家PERSIMMON HILLS architectsを迎え、建築業界に対する思いをそれぞれのfactとして、三者三様のリリックにしている。MVの撮影の舞台となったカタチトナカミ、そしてPERSIMMON HILLS architectsそれぞれ設計の建築物も必見。location : Wall Structure in Miyane(設計:カタチトナカミ)
Hoshoin Kannondo(設計:PERSIMMON HILLS architects)
Cut in Koganecho(設計:PERSIMMON HILLS architects)
cast : Yuki Abe, Shogo Koya, Itsuki Hirooka,
cat:Bubu
architect : Yusuke Kakinoki & Shuhei Hirooka / PERSIMMON HILLS archiects
sound produce : Kyohei Isa
film : yahikoworks
第1弾の動画は2016年10月に公開され、世界中の建築家名を盛り込んだをリリック(歌詞)でSNSを中心に注目を集めました。当時のアーキテクチャーフォトの記事はこちら。
建築を歌う『建築ラップ』の第一作。
リリックは近代から現代にかけての建築家の名前だけで構成されている。director / yahikoworks
sound produce / Boltzlight
art director / hirofumi Watanabe
photography / Hayato Mizutani
cast / Sharen Ichiba
production manager / Ryo Hayakawa , Ryu ShauWan
第2弾の動画はこちら。
「隈研吾氏を鎌倉市都市政策専門員に選定」という発表が、鎌倉市のウェブサイトに掲載されています。
続きまして、2件目の「隈研吾氏を鎌倉市都市政策専門員に選定」についてです。
本市のまちづくりを推進するにあたり、隈研吾氏を都市政策専門員に選定しました。
都市政策専門員とは、本市のまちづくりに関して必要な意見を聴くことを目的に、まちづくりの課題に応じて、専門的な知識を有する者や学識経験者の中から、選定することとしているものです。
隈研吾氏には、今後、市からの求めに応じ、本市のまちづくり推進における助言等をいただくことになります。また、来年1月25日に建長寺で開催を予定している「鎌倉市制80周年記念まちづくりシンポジウム」において、基調講演及びパネルディスカッションのパネリストとして、隈研吾氏にご出席いただく予定です。
なお、シンポジウムの詳細や参加者の募集については、広報かまくら12月15日号にて発表します。隈研吾氏につきましては、東京大学建築学科大学院を修了され、コロンビア大学客員研究員を経て、1990年に隈研吾 建築都市設計事務所を設立し、現在は、東京大学大学院工学系研究科教授も務められています。
これまで数多くの国々で建築を設計しまして、日本建築学会賞ほか、国内外で様々な賞を受賞しています。2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の設計を手掛ける世界的に注目される建築家です。また、隈氏は、中学・高校時代を本市内の栄光学園で過ごされ、2017年春にオープンした新校舎の設計監修も行っております。
隈さんからコメントをいただいておりますので、紹介します。
「鎌倉は、中学・高校の青春時代を過ごした場所であり、現在も機会あるごとに訪れる思い入れのある場所です。
鎌倉の持つ魅力、価値観を大事にしつつ、世界における新しい建築やまちのデザインの潮流や技術を取り入れ、融合させることなどにより、鎌倉市の取組を支援できることに意義を感じており、自らの経験や知識を喜んで提供したい。」とのことです。隈氏のこれまでの経験や幅広い見識を踏まえた助言をいただき、これからの鎌倉のまちづくりに生かしていきたいと思っています。

北山恒・谷内田章夫・木下道郎の設計で、JR中央線高架下に、学生向け賃貸集合住宅「中央ラインハウス小金井」が建設されるそうです。リンク先は施設の公式サイトです。こちらのページに施設の背景や住戸平面図なども掲載された紹介記事が掲載されています。開設は2020年春で既に不動サイト等で入居を募っています。また、近隣の高架下にはリライトデベロップメント(現:リライト_D)による「中央線高架下プロジェクト コミュニティステーション東小金井/モビリティステーション東小金井」もあります。
「Chuo Line House KOGANEI」(中央ラインハウス小金井)は、沿線に大学キャンパスを多く有する中央線の東小金井駅と武蔵小金井駅の駅間に位置し、延長が約400mとなります。
「プライベートに配慮しつつも、交流を育み新しいライフスタイルを提案する」ことをデザインコンセプトに建築家 北山恒氏、谷内田章夫氏、木下道郎氏を起用しました。
個室×コモンスペースで、
緩やかに関係を築き成長できる空間。
〜北山恒の想い〜L棟はトイレやシャワー、ベッド、クローゼットにデスクを機能的に配置したコンパクトな居室に加え、建築計画学で最適とされる10名くらいのコミュニティスケールに対応する、魅力的な共有空間(コモンスペース)を用意しています。1階の「キッチン・コモン」では簡単な調理が行え、2階の「ライブラリー・コモン」では、吹き抜けを望むロングデスクで勉強や読書など、おのおのの時間を有意義に過ごすことが可能です。また、L棟にはレストランを併設。学生がC棟やH棟の学生も含め健康的な生活を送れるようにサポートしていきます。
私は集合住宅の設計を通して、緩やかにお互いが関係できる空間形式を目指してきました。C・L・Hも同様の思想で設計しています。日常生活を通して共同性を感じ、お互いに感性を響かせ合い成長する場としていただけたらと考えています。
想像力を喚起する、ゆとりのある空間。
〜谷内田章夫の想い〜C棟は立地の特徴を活かした、天井高最大3.5mという広がりのある空間が最大の特徴です。独立性を高めた集合住宅形式で、住戸内はコンパクトながら生活を充足できるよう機能的に設備を配置しています。居室の床はプライバシーを重視し、道路より34cm高く設計。奥の水回りは23cm下げ、その上に天井高140cmのロフトを設けました。高低差210cmのロフトは上りやすく、居室とつながった天井は専有面積いっぱいの開放感あふれる空間性を感じていただけます。住棟の間にはコモンスペースを設けました。コンクリートの土間空間にはテーブルや椅子を設置したり、ワークショップのスペースとして活用したりと、学生同士のコミュニケーションの場となります。
吹き抜けや居室のつながりなど空間に変化をつけたC棟は一言で言うならクリエイティビティを促す触媒です。建築空間の豊かさを身近に感じ、感性をより磨いてください。
合理性を追求した自由度の高いドミトリー。
使い始めてから成長する建築で感性を磨く。
〜木下道郎の想い〜H棟の居室はトイレと浴室を備えた独立性の高いスペースとして設計しました。最大の特徴は大型ダイニングテーブルやラウンジ、ライブラリーを備えたキッチン・コモンでしょう。個室とキッチン・コモンを使い分けることで、常に学生同士が交流し合う豊かな生活を楽しむことができます。入るとまずキッチン・コモンに入り、その奥にある個室に入ります。路地の雰囲気が漂う廊下経由で居室にアクセスするタイプや水回りを間に挟むことでプライバシー性を高めたタイプ、また、道路から直接アクセス可能な土間を設け、アクティブな学生生活に応えうるプランなどバリエーションも用意しました。
合理性を追求したH棟は、住まう人の感性次第でいかようにも活用できるはずです。建築は使い始めてから成長するもの。世界でひとつだけの空間で、オンリーワンの生活を送り、感性を無限に伸ばしていっていただきたいと思います。
以下にその他の計画案の画像を掲載します。
建築出身のブランディングデザイナーでエイトブランディングデザインの西澤明洋が、「経営リテラシー」を身に着けるのに有用な書籍を連続ツイートで紹介しています。西澤は2019年10月に著書『アイデアを実現させる建築的思考術 アーキテクチュアル・シンキング』を刊行しています。
デザインシップ楽しかったですねー。学びの祭みたいで。
登壇後に、一番多かった質問が「経営リテラシーの学び方教えてください。」
でした。そりゃそうですよね。
プレゼンでは時間なさすぎて、具体的な学び方の話には踏み込めなかったんで。
なんでちょっとだけつぶやきます。— 西澤明洋 (@nishizawa8) November 24, 2019
学び方はいろいろあるんですが、基本的には「本」からと「人」からです。
「本」から話すとエイトではその名も経営リテラシーという読書会をスタッフと定期的にしてます。
経営ができるようにというよりは、経営者の言語を理解できるように、という目的。https://t.co/yAdlbHBCMw
#Designship2019— 西澤明洋 (@nishizawa8) November 24, 2019
課題図書も教えてください、といくつか質問いただいたんで、たくさんあるんですがいくつか切り口までに。
「マーケティングとブランディングは異なる」とプレゼンではいいましたが、当然経営者はマーケティングを勉強してるのでその方面でブランディング的良書と思われるものから。
— 西澤明洋 (@nishizawa8) November 24, 2019
朝日新聞が、隈研吾を「建築界のイチロー」というフレーズでその仕事を紹介しています。記事タイトルは「建築界のイチロー 圧倒的な多作、隈研吾の仕事の流儀」。有料記事ですが、最初の部分のみ閲覧できます。