スノヘッタが設計している、ノルウェー・スヴァールバル諸島に位置する種子保管庫等のヴィジターセンター「The Arc」と、同時にスノヘッタが手掛けているヴィジュアルアイデンティティーの写真が11枚、公式サイトに掲載されています。
design archive
クラーソン・コイヴィスト・ルーネと日本の指物師・高橋雄二とコラボした、テーブルと椅子の写真が11枚、dezeenに掲載されています。柳原照弘がクリエイティブディレクションする東京の宿泊施設「TOKYO CRAFT ROOM」(2019年2月15日開館)の為にデザインされたものだそうです。プロダクト制作の背景はこちらに。
メキシコの女性建築家 タチアナ・ビルバオによる、太めのプロポーションが新鮮な家具コレクションの写真が11枚、dezeenに掲載されています。
15組の建築家による椅子の展覧会『「建築家の椅子展」~突板合板を用いた椅子の可能性~』の会場写真です。東京展は終了していて、大阪展が2019年11月9日~11月17日に開催されます。詳細は本記事下部にて。
15組の建築家がデザインを行った椅子の展覧会です。
椅子は家具の中でも特殊な存在で、人がダイレクトに触れるものであり構造的な堅牢性、空間の中での存在感など色々な水準の課題を持っています。
そういうものである故、これまでより多くの建築家が椅子のデザインを手掛けてきました。
昨今ではコストの問題や納期の問題などにより、建築家が椅子のデザインを手掛ける機会は少なくなりました。本展覧会は、日頃から人や空間、構造のことに思いを巡らせる建築家が、現代における椅子のあり方を様々な視点で提案することを目的としています。
屋久島杉の突板合板を用い、その表情の豊かさ、合板としての利用の可能性をテーマに取り組んだ作品です。
参加建築家
池井健
板坂諭
岩崎整人+平岡知子
梅原悟
大脇淳一
岸研一
城戸崎和佐
小池ひろの
近藤正隆
高塚章夫
高安重一+小出啓太
竹口健太郎+山本麻子
殿井環+芦田奈緒
Manuel Tardits
山中コ〜ジ
ファッションデザイナーのリック・オウエンスが、ロンドンのギャラリーの為にデザインした、ブルータリズム建築にインスパイアされたソファシステムの写真が3枚、dezeenに掲載されています。
NPO法人建築思考プラットホームが、倉俣史朗などの著名デザイナーの関係者にデザインアーカイブの実態を聞いたインタビューが、公開されています。建築思考プラットホームのメンバーには太田佳代子・関康子・白井宏昌・小林恵吾が名を連ねています。
デザイナーや建築家、その親族や関係者に対し、デザインアーカイブの実態調査(ヒヤリング)を行い、テキストデータ化しWEBに公開、また報告書を作成し配布する。
以下が調査対象となってる人物のリストです。
SHARE 倉俣史朗による椅子「How High the Moon」が復刻、展示会で公開
- 日程
- 2019年11月9日(土)–11月15日(金)
倉俣史朗による椅子「How High the Moon」が復刻、Light Box Galley(Google Map)での展示会で公開されます。
ギャラリー田村ジョー(田村昌紀・ジョースズキ共同代表)は、倉俣史朗の代表作である「How High the Moon 」(1986年デザイン)を復刻し、展示・販売いたします。
お披露目は、第三回企画展である「復刻・倉俣史朗Ⅰ」にて。
【会期 】2019年11月9日(土)18:00~11月15日(金)
【主催】 ギャラリー田村ジョー
【協力】クラマタデザイン事務所
【場所】Light Box Galley 東京都港区南青山5-19-9_________________
「How High the Moon 」は、建築素材であるエキスパンド・メタルで構成された輪郭がそのまま構造となった、デザイン史の中でも重要な一脚です。フォルムは伝統的なアームチェアですが、それまで家具に使われることのなかった素材を用いることで、倉俣らしい「軽やかさ」や「儚さ」が表現されています。美術品のような雰囲気でありながら、椅子として「座る」機能が確保されているのは倉俣が意図したところです。
この椅子は、日本ではIDÉE で(1986-97年)、海外ではvitra.で(1986-2009年)製造・販売されていました。また、倉俣が設計した空間に納められたケースもあります。今回は、クラマタデザイン事務所監修のもと、オリジナルの図面にその後の改良も加味した仕様での復刻です。
当時の鉄工所はすでに存在しないため「How High the Moon 」の2シーター版など、長きにわたり倉俣作品に関わってきた鉄工所が製作を行います。エキスパンド・メタルの先端と先端を「ろう付け」の技法で繋いでいるのが、日本で製作されたモデルの特徴です。メッキを取り巻く環境も変化したため、当時の仕様に近いニッケルサテンで仕上げています。これだけのサイズの椅子にメッキを施すことができる工場は、国内でも僅かしかありません。失われつつある日本の金属加工の技術を使って、「How High the Moon 」は蘇りました。
今回は、「How High the Moon 」の他に、「Sing、Sing、Sing」「Apple Honey」の2種類の椅子の復刻も行います。製造元はセンプレ。倉俣史朗のサインの入った復刻の証が付与される予定です。
nendoが、カップヌードルの専用フォークをデザインしていて、日清のサイトに写真などが掲載されています。
以下はコンセプト動画です。
坂本拓也 / ATELIER WRITEが設計した、ディスプレイ「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance × Snow Peak」です。ドーバーストリートマーケット銀座(2019年10月18日まで)とニューバランス六本木(2019年10月25日まで)にて公開されています。場所に併せてサイズ等が異なるように設計されています。坂本はスキーマ建築計画出身の建築家です。
ロープワークによるディスプレイ。
テンション(張力)によりピンと張られたロープが角度を振りながら反復されることで、あたかも曲面のような幾何が表れる。
そして、上側の面ではロープの交わりにより、勾配を持ちながらもハンガーがずれ落ちることなく定位置に保たれ、一方、下側の面ではトレッキングの様な起伏を持ってシューズがディスプレイされる。
また、建築設備のパイプ支持などに用いられる穴あきアングルと、梱包作業用のロープといった、本来表立って使われないものを材として用い、ロープワークの機能性そのものを顕在化させるように考えた。
これらの考えは、TOKYO DESIGN STUDIO New Balanceがファーストコレクションから掲げているコンセプト“REVEAL(明らかにする)”とも通じている。
ODS / 鬼木デザインスタジオによる、デザイン展「CORD/CODE」です。新作インスタレーションとチェアが展示されています。会期は2019年10月27日まで。場所は「ザ・ギンザ スペース(東京都中央区銀座5-9-15)」です。鬼木が会場にいる時間もあるようでそのスケジュールはfbに掲載されています。
昨年11月、ODS/鬼木デザインスタジオがショップデザインを担当し、銀座5丁目にオープンした「THE GINZA COSMETICS GINZA」。地下2階のギャラリー「THE GINZA SPACE」にてODS/鬼木デザインスタジオの展覧会「CORD/CODE」を開催中です。
本展では店舗の空間デザインを模型等を通じてご紹介するとともに「CORD/CODE」と題した新作インスタレーションとチェアを展示しています。タイトルの「CORD/CODE」は、 線(CORD)で規則(CORD)を生み出すことを意味し、ザ・ギンザのもつ「シンプルさ」と「安らぐ心地」を空間的に表現することを目指しました。
原田祐馬・藤原徹平・中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2019」が開催されます。最優秀賞はアジア学生サミットへの招待と賞金30万円が贈られます。
登録締切は、2019年11月12日(火)。提出期限は、2019年11月22日(金)消印有効とのこと。事前登録フォームはこちら。【ap・ad】
テーマ:「ペインティング/塗ること」
絵画はペインティングといいます。でも単にペンキを塗ることもペインティング。形式でもあり、行為でもある。お化粧する、表面を守る、塗り潰す、塗り残る、塗り替える、塗り続ける、塗りたくる、重ね塗り、塗って削る。もしかしたら、行為が形式の確かさを揺るがしているのかもしれません。ペインティング、塗ること、を深く考えることで、身体と空間の関係、身体と環境の関係を本質的に捉えなおしてみて下さい。従来の建築やランドスケープや空間創造のアプローチとは異なる新たな創造の種がこのコンペから生み出されることを期待しています。
建築出身のブランディングデザイナー西澤明洋による新著『アイデアを実現させる建築的思考術 アーキテクチュアル・シンキング』 がamazonで発売されています。
アイデアをビジネスで実現していくにはどうすればいいのか?
ロジカルな左脳とクリエイティブな右脳、その両方を使いこなすヒントが「建築的思考術」にあった!建築を学んだ後、企業のブランド開発を数多く手掛ける、ブランディングデザイナー西澤明洋氏が
同じく建築を学び、新領域を開拓、活躍するクリエイターへインタビューを敢行。インタビューと考察から見えた「建築的思考術」の7つのキーワード
「構造」「コンテクスト」「コンセプト」「場」「考える」「共創」「構想力」から、
企画や交渉などあらゆる仕事でイノベーションを起こし、アイデアを実現させるコツを解き明かします。●隈研吾氏との対談より一部抜粋
西澤:アーキテクチュアルシンキングというキーワードを聞いて、なんと定義されますか
隈「:正解がないこと」と言えるでしょうね。建築では「これが正しい」というものがありません。模範解答なら誰でも出せますが、それでは楽しくて、みんなを喜ばせることはできません。今までの 延長線上ではダメです。しかも、自分と違う考え方やセンスを持つ人たちに理解してもらわないと成立しない。建築ほど社会性があり、他者からの目にさらされている分野は少ないでしょう。建築系出身の人が、他分野でもユニークな活躍ができるのも、建築の特殊な厳しい環境で 鍛えられたからではないでしょうか。建築教育でも、建築界だけの美学や論理を押し付けるのではなく、あらゆる状況に適応する柔軟な能力を、もっと教えなければなりません。●目次
はじめに
第1章 「構造」
事例1 tha ltd.代表 ウェブデザイナー 中村勇吾氏
第2章 「コンテクスト(文脈)」
事例2 NOSIGNER代表 太刀川英輔氏
第3章 「コンセプト」
事例3 KIRO代表 多摩大学大学院教授 紺野登氏
第4章 「場」
事例4 シゴトヒト代表 求人サイト「日本仕事百貨」運営 ナカムラケンタ氏
第5章 「考える」
事例5 リビングワールド代表 働き方研究家 西村佳哲氏
第6章 「共創」
事例6 studio-L代表 コミュニティデザイナー 山崎亮氏
第7章 「構想力」
事例7 ライゾマティクス代表 齋藤精一氏
特別対談 建築家・隈研吾氏
終章 「アーキテクチュアル・シンキング」とは何か
ヴァージル・アブローによるファッションブランド「オフ-ホワイト」が2020春夏よりロゴのフォントを変更したそうです。以前のロゴは、建築関係者にもなじみ深いヘルべチカを使用していたとの事。以前のロゴのイメージはこちらで。
ミース・ファン・デル・ローエのデザインによるバルセロナチェアが、バウハウス創立100周年記念で、世界限定365脚発売されるそうです。そのうち日本では約170万で2脚を販売されるそう。この椅子は1929年のバルセロナ万国博覧会でのミース設計のドイツ館(バルセロナパヴィリオン)用にデザインされました。展示販売場所は、Knoll Japanショールームとの事。また関連展示も行われるそう。
ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエが校長を務めたドイツの総合的造形教育機関バウハウスの創立宣言(1919年)より今年で100年となったことを記念し、ノルはミースがデザインしたバルセロナチェアを限定製造しました。このアニバーサリー・エディションのバルセロナチェアは全世界で365脚のみ製造され、バウハウス創立100年およびノルとミース作品との長年にわたるパートナーシップを記念して、エディションナンバーがつけられています。日本では、ショールーム(東京都港区北青山)にて全世界限定365脚のうちの2脚を10月18日(金)より展示販売いたします(バルセロナチェアとスツールのセットでの販売となります)。
バルセロナチェア&スツール(数量限定・エディションナンバー刻印 *スツールには刻印はありません)
[仕様]クッション:バウハウスレザー ストラクチャー:ブラッククロームフラットスチール
[価格]¥1,704,000-