

arbolが設計した、兵庫・宝塚市の住宅「宝塚の家」です。
兵庫県宝塚市の山手の住宅街にあり、なだらかな坂の中腹に立地する住宅。
建主は、子供たちと自然との接点を大切にしのびのびと育ってほしいという気持ちがあり、休日の過ごし方は、
家族で街に出かけるよりも公園でのピクニックやキャンプに繰り出されることを好まれることから、
住宅についても大らかで伸びやか、コンパクトながらも開放感のある豊かな暮らしを求められた。
そこで、暮らしの中で自然の美しさ等の感性を育んでいけるようにと思いを込めて計画した。敷地は3面が道路に面している。敷地をめいいっぱい活用し、建物は平屋としている。
建物形状については、なだらかに上昇する丘の稜線に沿って屋根を設け、屋根は片流れとしたが、
外周は建物から外壁にかけて一筆書きになめらかにすることで、合理的な構造で且つ造形的な建物を目指した。














