ディーラー・スコフィディオ+レンフロによる、ニューヨーク近代美術館の既存部分の改修と増築が完成していて、写真が22枚designboomに掲載されています。
以下は2017年5月の計画案公開時に合わせてアップされた動画です。
remarkable archive
デイビッド・チッパーフィールドが設計している、ニューヨークの、ロレックス社アメリカ本部の画像が4枚、designboomに掲載されています
BIGの設計で完成した、デンマーク・コペンハーゲンの、屋上がスキー場になっている廃棄物エネルギープラントの動画です。こちらのページには写真が11枚あります。
ヘルツォーグ&ド・ムーロンが設計した、アメリカ・ワシントンDCの、周囲を反射するガラスファサードと内部の柔らかな吹抜空間が印象的な宿泊施設「Conrad Washington DC」の写真が28枚、fieldcondition.comに掲載されています。2019年3月にオープンしたようです。こちらから予約も可能。
ジョン・ポーソンが設計した、イギリス・コッツウォルズの、農場の既存建物を改修した、自身の為の別荘の写真が10枚、wallpaper*に掲載されています。
OMAによる、オーストリア・ウィーンの、ヴェステンデパート新建物設計コンペの勝利案の画像が13枚、archdailyに掲載されています。
菊竹清訓の旧都城市民会館のスキャンモデルを、スマートフォンを通して実空間と重ね合わせられる「旧都城市民会館AR β」が一般にも公開されています。クラウドファウンディングファン支援者先行公開だったものが、広く一般にも公開されたようです。
twitterにも沢山写真が投稿されています。
渋谷ストリームに遊びに来た旧都城市民会館。#旧都城市民会館AR pic.twitter.com/KBz7zKmt56
— masanaga (@tasklong) August 3, 2019
クレジットは以下。
『旧都城市民会館デジタルアーカイブプロジェクト』
・ドローン撮影:大隣昭作 facebook
(福岡大学工学部社会デザイン工学科)
・フォトグラメトリ/WebAR制作:藤原龍 twitter
(ホロラボ / 龍lilea@xRArchi)主催:gluon+KUMONOS
ヘルツォーグ&ド・ムーロンが設計した、スイス・バーゼルの、集合住宅・オフィス・店舗等の複合ビル「meret oppenheim hochhaus」の写真が13枚、yohanzerdoun.comに掲載されています。designboomにも他の写真が掲載されています。外壁全周に取り付けられた可動式建具によって、建物外観の見え方が変わるのが興味深いです。
以下はtwitterに投稿されている写真。
Meret Oppenheim Hochhaus (by Herzog & de Meuron), Basel (7 June 2019) ※着々と工事が進んでいる模様。 pic.twitter.com/mlZM7oAg6u
— 福居伸宏 Nobuhiro Fukui (@n291) June 7, 2019
NHK・クローズアップ現代の特集『「ウサギの彫刻」に100億円!? 現代アート高騰の舞台裏』の内容が公式ウェブサイトに掲載されています。
長谷川豪とアーティストのジョナサン・モンク、MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOとアーティストのリアム・ギリックがコラボして設計した、岡山の小型宿泊施設2棟の写真と図面が、A&Aのサイトに掲載されています。A&Aはこの建築家とアーティストがコラボして宿泊施設をつくるプロジェクトの名称で、今後、青木淳、藤本壮介、アトリエワンがアーティストとコラボした宿泊施設も竣工するそうです。完成した長谷川とMOUNT FUJIの施設は2019年10月7日に開業でリンク先ページから既に予約可能。
以下はA&Aのプロジェクト背景。
公益財団法人 石川文化振興財団は、岡山の芸術文化振興および地域の活性化を目的としたプロジェクト「A&A」を発表いたします。
このプロジェクトは、約20年かけて岡山市内の歴史文化ゾーンおよびその周辺に、世界的に活躍する現代アート作家と日本人建築家がタッグを組んでデザインした宿泊施設を岡山に誕生させるもので、宿泊施設(作品)に滞在することでアートを体験してもらい、芸術への理解促進と芸術を楽しめる滞在型都市岡山への発展を目指します。
A&Aはディレクターにギャラリストの那須太郎氏(TARO NASU代表)、アドバイザーに建築家の青木淳氏(青木淳建築計画事務所)を迎え、当財団理事長の石川康晴がプロデューサーを務めます。
岡山は瀬戸内の玄関口であり、3 年に 1 回の開催をめざす「岡山芸術交流」の舞台でもあります。アートの島として世界的に注目される直島を中心とした瀬戸内の島々や、倉敷の大原美術館などにも近く、国内でもまれに見る文化資源の豊富な地域です。また日本近代建築において重要な位置を占める前川國男氏設計による岡山県庁や、林原美術館等をはじめとした、名建築が数多く残る土地でもあります。
宿泊施設を「アート作品」として体験してもらうために、宿泊施設は一軒家サイズ、1日1組の宿泊を想定しています。
通過点としてではなく、岡山に滞在してもらうことで岡山の魅力をより深く知ってもらい、岡山滞在のリピーター増加につなげます。
畑友洋建築設計事務所が設計した、兵庫の、武骨な構造体と長細いプロポーションが印象的な「明石市大蔵海岸公園施設」の動画です。こちらのページでは写真を10枚見ることができます。
以下は建築家によるテキスト。
2017年事業者コンペによって始まったプロジェクト。敷地である大蔵海岸公 園は近年の2度の悲しい歴史から、地方都市において貴重な浜であるにもかか わらず、長く更新されることから遠ざかっていた。そんな中、改めてこの浜の 空間を力強く更新し、漁業を中心とする港町として、より多くの人々に、浜の 魅力を発信しようという市全体の動きがそもそもの始まりである。 このプロジェクトは、大蔵海岸で行われているバーベキューサイトの機能は維持しながら、公園を訪れる全ての人に開放されるコミュニティーの場を創出す ることが求められた。 私たちは、明石海峡大橋を一望できる海岸に位置し、海と街の境界の場として、木造による素朴なまでの列柱空間を提案した。 列柱空間は古くから漁業の町にある番小屋の風景と呼応することを意図した木造建築であり、海と街をつなぐ場として、T字組柱と鳥居型トラスによって3 層にわたり耐震壁のない純粋な列柱空間として実現させることにこだわった。 それは、列柱による回廊空間は、海と街の風景をつなぎ、人をつなぎ、風をつなぐ水際のゲートのような場と位置付けることが重要であると考えていたからである。 この水際の木回廊が、これまでの大蔵海岸における悲しい歴史を克服し、海と 街を力強くつなぐ存在となることで、街にとっての浜が本当の意味で回復され ることの一助になることを願っている。
ザハ・ハディド・アーキテクツとADPアンジェニエリ(ADP Ingeniérie)の設計でオープンした北京の新空港「北京大興国際空港」の高クオリティな動画です。ザハ・ハディド・アーキテクツ公式の動画です。
ユルゲン・マイヤー・Hによる、ドイツの、既存住宅を改修した異なる仕上げを同じトーンでまとめた繊細な表情が印象的な住宅「Casa Morgana」の写真が22枚、archdailyに掲載されています。建築家のサイトには既存建物の写真も2枚掲載されています。過去の曲線を多用した近未来的なデザインとは異なる表情の住宅です。
隈研吾が設計した、トルコ・エスキシェヒルの現代美術館「The Odunpazari Modern Art Museum」がオープンしていて、dezeenに写真と図面が10枚掲載されています。パートナーインチャージ:池口由紀。
以下は、計画段階で公開されたテキストです。
トルコのエスキシェヒル市に計画されているOdunpazari Modern Art Museumはクライアントでオーナーのトルコ現代美術のコレクションを展示するための美術館。生まれ育ったエスキシェヒルで美術館をつくり、トルコの現代美術と市に貢献する事がオーナーの長年の夢であった。エスキシェヒルは学園都市として知られていて学生や若い世代が多い活気のある町である。
美術館が計画されている敷地はOdunpazariというエリアの中のアーバンスケールとオスマン帝国時代に見られた伝統的な形式の木造住宅エリアの間に位置する。2階部分がはねだしている構造が特徴的な住宅は曲がりくねった細いでこぼこした道沿いに建ち並び、ユニークなストリートスケープを形成している。
新しい美術館は住宅の小さいスケールを反映させつつ、アーバンスケールに埋もれないような設計を試みた。大きさの異なる箱を積み上げて中央に向けて高くなる構成とし、ストリートスケープの連続性を保つようにした。大きさの異なるボリュームは展示室に多様性を持たせている。地上階の展示室はラージスケールインスタレーションやイベント、企画展に対応できるようにゆったりとした空間とし、上階はオーナーのコレクションに合わせたスケールの展示室になっている。建物の一番高い中央にアトリウムを設け、スカイライトから自然光を各階へ取り込んでいる。
“Odunpazari” という地名はトルコ語でウッドマーケットという意味があり過去に木材を売り買いしていた事から由来している。この土地の歴史とリンクするように美術館の外壁は全面木材で構成している。