アルヴァロ・シザとカルロス・カスタニェイラが設計した、台湾の霊廟(死者を祀る宗教施設)の写真と図面が29枚、designboomに掲載されています。
remarkable archive
ディブーム・ゼインが2014年に完成させた、台北の森の中に建つ、網で覆われた半屋外のスペースを持つ住宅「woodland greenhouse」の動画です。中国の一条が制作したものです。作品の写真はこちらのページで閲覧可能です。
杉本博司と榊田倫之による新素材研究所の建築展「新素材×旧素材」の会場写真が9枚、WWDに掲載されていますです。以下は展覧会公式の概要です。
本企画展は、世界的に活躍する現代美術作家 杉本博司が建築家 榊田倫之と共に2008年に設立した建築設計事務所「新素材研究所」の10年にわたる活動を、建築模型・写真、そして新素材研究所の使用する特徴的な古材や道具、素材等の展示を通してご紹介するものです。
『旧素材こそ最も新しい』という理念のもと、古代や中世、近世に用いられた素材や技法を、現代にどう再編して受け継いでいくかという課題に取り組む新素材研究所は、カタログからは建材を選ばず、骨董から産業資材まで独自の視点で見立てた素材を日頃から集め、それらを設計に生かし、空間を作っています。そのデザインは、素材の良さを最大限に引き出すための伝統的な職人の技術と最新技術とを融合させ、現代的なディテールで仕上げられます。新素材研究所の活動の軌跡を振り返る本企画展にご期待ください。
【新素材研究所 創業記】
私は現代美術界の中で写真家として自身の作家活動を開始した。その後ある時から建築写真を撮るようになった。ロスアンゼルスの現代美術館から20世紀建築を概観する展覧会の為の、主要建築の写真作品化を依頼されたのがきっかけだった。またある時から、美術館と呼ばれる建築の内に自身の展覧会という空間を構築するという作業をするようになった。特に出来立ての美術館空間には手を焼いた。リベスキンドによるロイヤルオンタリオ美術館での開館記念杉本博司展で私は途方にくれた。展覧会の初日はまだ工事中だった。私は建築家の理屈とアーティストの使い勝手が相反する幾つもの空間で苦戦を重ねることになった。ゲーリーのビルバオ、ヌーベルのカルティエ、ヘルツオーグのデヤング、ズントーのブレーゲンツ、クールハウスのリウム、そしてミースのノイエナショナル。私はその戦いの中で私自身の空間感を研ぎ澄ましていった。幾多の苦戦は反面教師となって私の感性にフィードバックされ、ある時から私の欲する建築の姿が私の脳裏に浮かび上がるようになっていった。齢を重ねるにつれて、私は私の人生に関わってきた全ての仕事を俯瞰的に統合してみようと思い立ち、小田原文化財団、江之浦測候所の構想に取りかかった。その頃思いもかけない建築設計の仕事が舞い込んで来た。それは福武氏からの直島護王神社再建の仕事だった。私はこの仕事から日本の古代の信仰の姿を考える機会を得た。この仕事が終わってみると次に三島に写真美術館を設計するという仕事がやってきた。これを機に、私は榊田倫之と共に建築設計事務所を開設した。こうして私は日本建築から顧みられなくなりつつある旧素材を救うために「新素材研究所」を創業した。旧素材こそが今や最も新しい素材であることを実証するために。ここでは時間は遡行する。江之浦測候所が人間の意識の起源へと人々の心をいざなうように。
杉本博司
アルヴァロ・シザとカルロス・カスタニェイラが設計した、中国・杭州市の、中国美術学院内の美術館の写真が11枚、dezeenに掲載されています。

田根剛の、東京オペラシティアートギャラリーで始まった建築展「未来の記憶」の新しい会場写真がjapan-architects.comに掲載されています
田根剛の、東京オペラシティアートギャラリーで始まった建築展「未来の記憶」の新しい会場写真が20枚、japan-architects.comに掲載されています。
OMAの重松象平へのインタビュー「建築家は、社会に変化をもたらす原動力となれるのか?」がFREEに掲載されています。

田根剛のギャラリー間での建築展「未来の記憶」の会場写真が、japan-architects.comに掲載されています
田根剛のギャラリー間での建築展「未来の記憶」の会場写真が38枚、japan-architects.comに掲載されています。以下は、展覧会公式の概要です。
このたび東京オペラシティアートギャラリーとTOTOギャラリー・間は、田根 剛の展覧会を同時期に開催します。「Archaeology of the Future――未来の記憶」を共通のテーマにしながら、田根の密度の高いこれまでの活動と、建築は記憶を通じていかに未来をつくりうるかという挑戦を、ふたつの会場で紹介します。東京オペラシティアートギャラリーでは「Digging & Building」と題して、場所をめぐる記憶を発掘し、掘り下げ、飛躍させる手法と、そこから生み出された〈エストニア国立博物館〉、〈古墳スタジアム〉といった代表作や最新プロジェクトを大型の模型や映像などによって体感的に展示します。TOTOギャラリー・間においては「Search & Research」にもとづき、建築における思考と考察のプロセスが展開され、田根のすべてのプロジェクトで実践されている「Archaeological Research(考古学的リサーチ)」の方法論を展観します。ふたつの展覧会は、場所の記憶をさまざまな角度から分析することで新たな系をつくり、未来につながる建築へと展開させていく、田根の探求と実践のプロセスを総合的に提示しようとするものです。
「喫茶ランドリー」の運営が建築内外から注目される田中元子と大西正紀へのインタビュー「あまねく人の能動性を喚起する」がnoteに掲載されています。
田中と大西は表参道の同潤会アパートの保存を訴える活動の中から生まれた建築ユニットで、初期にはmosakiという活動名を前面に掲げていました。建築の存在を、業界外の視点(一般社会からの視点)でプレゼンテーションする姿勢は常に一貫しており、建築史家の米山勇らと開始したプロジェクト「けんちく体操」では、活動が広まっていった結果、テレビ番組・わらっていいともに出演するなどの実績もあります。2017年に創造系不動産がコンサルとして関わり、山崎裕史が再生した墨田区のイマケンビルの一階部分の企画・運営を田中・大西が依頼され、開設したのが「喫茶ランドリー」です。大西が2018年1月にnoteに執筆した同施設に関する記事がかなりの注目を集めtwitter上でも著名人がリアクションを行う様子も見られました。それが様々なメディアなどに取り上げられ今に至っています。田中・大西の活動は、建築業界も注目すべきでしょう。
ネリ&フーが、コロンビア大学で2018年10月8日に行った講演の動画です。
隈研吾が2015年に中国・杭州で完成させた「中国美術学院民芸博物館」の様子と、隈のインタビューを収録した高クオリティの動画です。中国のメディア一条が制作したもの。隈の公式サイトには写真とコンセプトテキストが公開されています。
伊礼智が建築設計の考えを語っているインタビューと、実際の住宅作品の様子が収録された高クオリティの動画です。
隈研吾が2000年に完成させた「那珂川町馬頭広重美術館」の様子と、隈のインタビューを収録した高クオリティな動画です。中国のメディア一条が制作しyoutubeに2016年11月に公開したものです。隈の公式サイトでは竣工写真やコンセプトテキストも閲覧可能です。
手塚貴晴+手塚由比 / 手塚建築研究所が2013年に完成させた「茅ヶ崎シオン・キリスト教会/聖鳩幼稚園」の使用されている様子と手塚由比のインタビューを収録した動画です。中国の一条が制作して2017年11月にyoutubeに公開されたものです。
東孝光が1966年に完成させた自邸「塔の家」の現在の様子と、娘で建築家・東利恵のインタビューも収録した高クオリティの動画です。製作は中国のメディア「一条」です。2018年9月5日に公開されyoutubeで約40万回再生されています。
サミープ・パドラが設計した、インド・コパルガウンの、レンガ造のシェル構造で作られた登れる屋根が特徴的な図書館の写真が27枚、archdailyに掲載されています。
ヘルツォーク&ド・ムーロンが計画している、ベルリンのミース・ファン・デル・ローエ設計の新ナショナルギャラリー横に建つ新美術館の最新画像が9枚、archdailyに掲載されています。
コンペでヘルツォークの勝利が発表されたのは2016年10月でした。