展覧会レポート”建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳”(4)

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展覧会レポート”建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳”(4)

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展覧会レポート"建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳"(4)です。
レポート(1)はこちら


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ペーター・メルクリのスタディ模型
メルクリのスタディ模型は、建物の模型と言われなければ、それとわからないくらい抽象化されている。最初見た時に、その素材感などからモランディの絵画の中の静物のような印象を受けた。全て同じプロジェクトの模型が並べられているのだが決まったスケールがなく大きさもまちまちである。素材としてはボール紙のようなもので作られており、その上に白またはグレーなどの彩色が施されている。非常に彫刻的でざっくりとした、またかわいらしい雰囲気を持ったオブジェとも言える。このようにメルクリの模型は一般的に想像される建築模型とはかなり異なっている。
この模型達を眺めているとスタディ模型とは何なのか非常に考えさせられる。一般的に建築家は自身の建物がどのように三次元として出来上がってくるのか検証したくて模型を作る。そして、できる限り実際に近づけることにより想像で補う部分を減らそうとする。しかし、メルクリはそうはしない。模型で作る部分を最小限に抑え、想像力を最大限に使っているといえる。模型と実現される建物の間には大きな飛躍がある。これはメルクリのドローイングにも言えることかもしれないが、あえて想像する余地を残すことで、模型やドローイングを出発点とし、様々なアイデアが喚起されるよう考慮された方法なのではないだろうか。
私たちにとってはオブジェに見えているのかもしれないが、この模型を出発点としてメルクリの頭の中で様々な建物が建ち上がっているのだろう。
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