西沢立衛建築設計事務所が会場構成を手がけた横浜トリエンナーレ2008メイン会場”新港ピア”

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西沢立衛建築設計事務所が会場構成を手がけた横浜トリエンナーレ2008メイン会場”新港ピア”

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ミケランジェロ・ビストレットの作品。

2008年11月30日まで横浜で、横浜トリエンナーレ2008が行われている。この美術展の3つあるメイン会場のうちの一つ”新港ピア”の会場構成を西沢立衛建築設計事務所が手がけている。
巨大な倉庫のような外観の建物は松本陽一設計事務所が設計した。非常に即物的に作られた倉庫のような建物で、西沢事務所がデザインした展示空間との関係は既存の建築をギャラリーにリノベーションしたような雰囲気を醸し出している。


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会場の平面図。太線部分が建物の躯体。細い線が西沢立衛建築設計事務所による展示構成。建物との余白も動線となるように計画されている。
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エントランスホール。展示スペースの裏側はベニヤを支える鉄骨があらわになっており、表と裏の関係がはっきりと表現されている。この即物的な表現は、建物の躯体の即物さとも呼応する。
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空間の大きさと展示壁面の高さは非常に計算されている。
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荒川医と向井麻里による作品。
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ケリス・ウィン・エヴァンスによる作品。現代的なモビールとも解釈できる作品。
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スティーブン・プリナによる作品。
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ミケランジェロ・ビストレットによる作品。
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空間の明るさやサイズは、展示作品に合わせてデザインされている。
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建物を外部より見る。
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西沢立衛建築設計事務所によりデザインされた横浜トリエンナーレ2008メイン会場”新港ピア”の会場構成は現代美術を展示するのに最適な計画となっている。スペースの大きさ、壁の高さ、採光の方法、どれをとっても非常に計算されている。展示されている作品それぞれに最適なスペースが与えられていると言える。展示空間はすべてベニヤを鉄骨で支えるという即物的なデザインで、その構造部分を全く隠すことなく表に出している。この表現が、梁や設備があらわになった建物と非常に良い関係を保っている。
結果として、この空間はともに新築で作られたものであるが、古くなった建物をギャラリーにリノベーションしたような不思議な質を獲得している。
この空間の感覚は実際に訪れないと感じることはできないだろう。また展示されているアートは非常に質が高く厳選されたものばかりである。この空間と作品を見ることは非常に刺激的でエキサイティングな経験となるだろう。
□横浜トリエンナーレ2008の概要
横浜トリエンナーレ2008
YOKOHAMA 2008: International Triennale of Contemporary Art
会期:2008年9月13日 土曜日 から 11月30日 日曜日 (計79日間)
会場:新港ピア、日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)、赤レンガ倉庫1号館ほか
公式サイトにアクセスやイベントの情報などが詳細に書かれています。


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