前川尚治 / codeによる”GR230”

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前川尚治 / codeによる”GR230”

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前川尚治 / codeが設計した北海道虻田郡喜茂別町のロードサービス施設"GR230"です。


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以下、建築家によるテキストです。
*********
「GR230」は北海道の喜茂別町に計画されたロードサービス施設である。
計画地は国道230号線沿いにあり、ニセコ、倶知安町方面と留寿都町方面への分岐点に位置し、後志管内の観光スポットや美術館、日常の生活や仕事など、様々なシーンにおいて各地をつなぐ"要"となる地点である。
後志管内の"食"を中心とするサービスを提供するのがこの施設の主な役割であり、販売と休憩、飲食のスペースからなる単純な平面構成となっている。
この計画は2005年からスタートしている。
町内のど真ん中を通る国道230号線の拡幅事業が事の起点である。
町はこの計画に必要な敷地を用意し、駐車スペースとトイレ棟・観光案内所を管理し、「GR230」を民間で建設、営業する方向で進めた。
同時に町内で「町づくり委員会」が発足し、我々は当初から参加している。
ロードサービス施設として、通過交通に対してどのように存在感を示すかが、ひとつの課題である。
「建築自体がサインとなるように」というテーマの中、この場所にふさわしいあり方や地域のランドマークとしての役割などを考慮し、スタディが繰り返された。
最終的に完成された形態には多くの意味が含まれているが、敷地の南側には尻別岳、西側には羊蹄山を望む山あいの風景こそ、この形態のモチーフが隠されている。
周囲の雄大な風景からは、夏場の緑豊かな季節を想像しがちだが、北国には半年間におよぶ、長い冬の季節がある。葉が落ちた木々の織り成す黒い帯は、夏場にはわからなかった本来の大地の姿をあらわにする。
起伏の状態によって、織り成す黒い帯のグラデーションと白い雪原とのコントラストが抽象的な造形をつくりだすのである。
この建築の形態が初めてスタディの中で姿を現した瞬間、北国の冬の原風景が記憶の底から浮かび上がるのを感じた。
長く閉ざされた冬の季節には、周囲の風景に溶け込むように、静かなたたずまいをみせ、緑多い夏の季節には凛とした存在感を示す美しい建築が実現した。
■建築概要
設計監理:株式会社コウド一級建築士事務所 代表:前川尚治(まえかわなおじ)
建築場所:北海道虻田郡喜茂別町
竣工:2010年3月
主な用途:物品販売店舗
用途地域:指定ナシ
建築面積:462.73m2
延床面積:371.38m2
構造:木造平屋建
施工会社:有限会社富田工務店


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