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庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国の、既存工場をリノベーションした「浙江省にある麻のギャラリー」

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architecture|feature
リノベーション中国ギャラリーコンバージョン図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・照明)建材(外装・壁)建材(内装・造作家具)庄司光宏luz imagesUCHIDA SHANGHAI
庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国の、既存工場をリノベーションした「浙江省にある麻のギャラリー」 photo©luz images
庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国の、既存工場をリノベーションした「浙江省にある麻のギャラリー」 photo©luz images
庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国の、既存工場をリノベーションした「浙江省にある麻のギャラリー」
庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国の、既存工場をリノベーションした「浙江省にある麻のギャラリー」 photo©luz images

庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIが設計した、中国の、既存工場をリノベーションした「浙江省にある麻のギャラリー」です。

中国浙江省嘉興市海塩県にある1980年台後半に麻糸を生成する工場として建てられた建築のリノベーションである。

元々は一般的なラーメン構造の工場建築であり、ごく一般的な換気用の開口と採光のための窓が並ぶ建築であった。15年以上放置されていたこの建築に麻の生産を営む施主は思い入れがあり今回麻をテーマにした展示を行なうギャラリーを計画することにした。
この建物のコンセプトは時間の変化による光の体験である。その為、複数の建築言語を工場建築に追加し豊かな環境を構成することを目指した。

東立面に新規で挿入された黒い鉄板でできたBOXは室内へのアプローチ空間であり。幅2.5m高さ4.1mの大型回転ドアを開け進んでいくとまず曲面鉄板の緩やかな階段のある展示空間に進む。
そこを抜けると10mmの鉄板による螺旋階段と吹き抜けの展示空間が訪れこの施設のメイン空間へと導かれる。室内はランダムな開口からの採光とトップライト、光庭の影響で古材のタイル、鉄板、竹圧縮材などの素材の表情変化はとても美しいものになっている。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国の、既存工場をリノベーションした「浙江省にある麻のギャラリー」 photo©luz images
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庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国の、既存工場をリノベーションした「浙江省にある麻のギャラリー」 image©uchida shanghai

以下、建築家によるテキストです。


中国浙江省嘉興市海塩県にある1980年台後半に麻糸を生成する工場として建てられた建築のリノベーションである。

元々は一般的なラーメン構造の工場建築であり、ごく一般的な換気用の開口と採光のための窓が並ぶ建築であった。15年以上放置されていたこの建築に麻の生産を営む施主は思い入れがあり今回麻をテーマにした展示を行なうギャラリーを計画することにした。
この建物のコンセプトは時間の変化による光の体験である。その為、複数の建築言語を工場建築に追加し豊かな環境を構成することを目指した。

東立面に新規で挿入された黒い鉄板でできたBOXは室内へのアプローチ空間であり。幅2.5m高さ4.1mの大型回転ドアを開け進んでいくとまず曲面鉄板の緩やかな階段のある展示空間に進む。
そこを抜けると10mmの鉄板による螺旋階段と吹き抜けの展示空間が訪れこの施設のメイン空間へと導かれる。室内はランダムな開口からの採光とトップライト、光庭の影響で古材のタイル、鉄板、竹圧縮材などの素材の表情変化はとても美しいものになっている。

立面と開口部に関して
まず南側立面であるが強い採光をコントロールする意味と、立面の表情を構築する上で既存躯体の構造を避けた部分にランダムに開けた開口と外部を覆うルーバーによるダブルスキン構造でエレベーションを構成。
開口部、ルーバーピッチは複数の模型スタディから位置、寸法を決定した。

ルーバーは元々外部デッキ用の材料として生産していた工場の竹圧縮材を加工し独特の質感を得ることができた。角度や日中の光の強弱による様相の変化は素材による効果が大きい。

北側立面は室内側からの開口がそのままランダムに外部に露出している以外は唯一オリジナルの工場漂わせる立面である。

室内空間の光環境において大きな影響を与えているのが新たに追加した4箇所のトップライトと3箇所の光庭である。トップライトは深い断面計画の円筒型でリフレクションにより自然光を内部に与え、光庭はガラスによる周囲の反射により奥行きを強調している。

床に関しては素材を切り替えることにより同一空間での意識の変化を誘発することを目的としている。光庭による採光がマテリアルの層を統合する機能を果たすだろう。

繊細に変化する展示環境で麻の質感、ニュアンスの変化、そして空間体験自体を記憶にとどめてほしいというのがこの建築のシンプルなコンセプトである。

■建築概要

プロジェクト名:浙江省にある麻のギャラリー
設計分野:工場リノベーション
設計者:庄司光宏
設計事務所:uchida shanghai
施工:Shanghai Yongsheng Decoration & Engineering Limited
撮影:luz images  
面積:850 sqm
主な使用素材:竹圧縮材、鉄板、古材タイル
設計時期:2020年9月
場所:中国浙江省

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁外壁1

ルーバー:竹圧縮材t=30mm

外装・壁外壁2

杉板型枠による壁面模様

内装・床床1

古材タイル

内装・床床2

オークフローリング t=15

内装・壁壁1

鉄板 t=3mm

内装・壁壁2

竹集成材 t=19mm 炭化色

内装・照明スポットライト

TR-UII(opple)

内装・造作家具造作家具

竹圧縮材、麻糸

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


in zhejiang, china,mitsuhiro shoji of uchida shanghai has completed the renovation of this 1980s linen factory. the client – a linen thread producer – had an attachment to the former factory and therefore enlisted the help of shoji to transform the building into a contemporary gallery that exhibits the life of linen.

the main design concept of the project uses the change of light to express the passage of time. to create an architecture that focuses on spatial experiences,mitsuhiro shoji utilizes a limited material palette of concrete, iron, glass, bamboo and old tiles.

the south elevation has a double-skin façade with random openings and louvers made of compressed bamboo.depending on the time of day, a play of light and shadow subtly changes, creating a variety of spatial effects in the interior space throughout the day.

the roof is designed with four rooflights and three light gardens. this is an important aspect of the design as the openings help to show the changes in light. the top light is a cylindrical structure with a deep cross-sectional plan that provides a mysterious light inside through reflection, and the light garden emphasizes depth through the reflection of the surroundings by glass.

he purpose of the floor is to induce a change in consciousness within the same space by switching materials. the light from the courtyard will serve to integrate the layers of materials. the primary concept of the space is to use primitive materials to control light and to allow the visitor to experience the subtle changes in everyday life.

The linen gallery in Zhejiang
project type: Factory renovation
designer: mitsuhiro shoji
design company: uchida shanghai
construction: Shanghai Yongsheng Decoration & Engineering Limited
photo: luz images
area: 850 sqm
main materials: bamboo, steel
design time:2020
location: Zhejiang, china

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    岡田一樹 / R.E.A.D. & Architectsによる、長野の住宅「軽井沢のセカンドライフハウス」 photo©Masaya Yoshimura, Copist
    岡田一樹 / R.E.A.D. & Architectsによる、長野の住宅「軽井沢のセカンドライフハウス」 photo©Masaya Yoshimura, Copist

    岡田一樹 / R.E.A.D. & Architectsが設計した、長野の住宅「軽井沢のセカンドライフハウス」です。

    仕事をリタイアする夫婦が、南軽井沢という地で第2の人生を再スタートさせるための住宅の計画である。夫婦が避暑や週末を過ごし、家族やゲストが集い、夫婦の終の住処として機能した後、次世代へと渡すことを前提としている。

    人生100年時代のセカンドライフとは。日本古来の「共生」という生き方をヒントに、夫婦の暮らしに寄り添う家を考えた。

    計画地は、モミの高木に囲まれ、浅間山への眺望が広がる別荘地の一角にある。南東のモミの高木の緑陰、南西に広がる木立の奥行、北東に見える山の稜線、北西に遠く望む浅間山。計画地に立った時、景観が方位ごとに異なり、様々な緑に抱かれた環境であることを強く感じた。そこで私たちは、この緑豊かな周辺環境と東西に長い敷地形状を活かし、軽井沢らしい景観を創出すると同時に、建物の中を歩く中で移り変わるように現れる四季折々の庭々に囲まれた住環境にしたいと考えた。

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    建築家によるテキストより
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    山﨑健太郎デザインワークショップによる、静岡の「熱海の茶房」
    photo©黒住直臣

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    architecture|feature
    店舗静岡黒住直臣山﨑健太郎熱海図面あり建材(内装・照明)建材(内装・キッチン)建材(内装・その他)建材(外装・その他)建材(内装・柱)多田脩二構造設計事務所
    山﨑健太郎デザインワークショップによる、静岡の「熱海の茶房」 photo©黒住直臣
    山﨑健太郎デザインワークショップによる、静岡の「熱海の茶房」 photo©黒住直臣
    山﨑健太郎デザインワークショップによる、静岡の「熱海の茶房」 photo©黒住直臣

    山﨑健太郎デザインワークショップが設計した、静岡の「熱海の茶房」です。店舗のウェブサイトはこちら。

    計画は60平米ほどの小さな建築で、仕事をリタイアしたご夫婦が営む茶房である。

    敷地は、来宮神社から急な坂を登ってしばらくのところにある。斜面地を敷地分だけ削り取られ、その環境は暴力的に感じられた。しかしながら、奥行きの長い敷地には、奥に向かってわずかに勾配があったり、敷地に沿って、心地よいせせらぎの音が聞こえる。このように暴力的な環境から客を守り、周辺に見えがくれする小さな魅力を存分に味わえる建築をイメージした。

    細長い敷地の長手方向に崖条例のため、崖上からの土砂崩れに対してコンクリート擁壁、一方崖下からからは安息角の下までの基礎を下げた深基礎になっている。この地面から持ち上げられたL字型のRC造の上に、軽やかな木造の架構をかけた。

    建築家によるテキストより
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    店舗静岡黒住直臣山﨑健太郎熱海図面あり建材(内装・照明)建材(内装・キッチン)建材(内装・その他)建材(外装・その他)建材(内装・柱)多田脩二構造設計事務所
    2020.09.24 Thu 12:43
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    2020.09.24 Thu 09:00
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    ザハ・ハディド・アーキテクツが計画している、香港の36階建ての高層ビル「2 Murray Road」。香港蘭のつぼみを再解釈した有機的な外観は、隣接する公園との調和を意図し、環境性能も考慮
    image©Arqui9

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    architecture|feature
    香港中国ザハ・ハディド高層ビル
    ザハ・ハディド・アーキテクツが計画している、香港の36階建ての高層ビル「2 Murray Road」。香港蘭のつぼみを再解釈した有機的な外観は、隣接する公園との調和を意図し、環境性能も考慮 image©Arqui9
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    ザハ・ハディド・アーキテクツが計画している、香港の36階建ての高層ビル「2 Murray Road」。香港蘭のつぼみを再解釈した有機的な外観は、隣接する公園との調和を意図し、環境性能も考慮 image©PixelFlakes

    ザハ・ハディド・アーキテクツが計画している、香港の36階建ての高層ビル「2 Murray Road」です。写真の末尾には動画も掲載します。

    香港の金融街の中心部に位置するこのプロジェクトは、香港の高架歩道ネットワークの東西南北の分岐点に位置していて、周辺の庭園やショップ、レストラン、大手金融機関や市民機関のオフィスと直接つながっています。
    この特徴的な形態は、バウヒニア(香港蘭)のつぼみを再解釈し考案されたそうで、敷地が隣接する公園の自然との連続性・調和を意図しているとの事。
    ファサードは、この地域の強力な夏の台風にも耐えられるように設計されていて、香港では初となる4層構造のガラスユニットで構成され、建物を効果的に断熱し、冷房負荷を軽減するのだそう。
    また、構造的には、高張力鉄骨構造(high-tensile steel structure)により、階高が5m、スパン26mの柱のないオフィス空間が実現していると言います。
    そして、環境へも配慮した建築とのことで、ヘンダーソンランドとアラップのビルサステナビリティチームとの協力により、この設計はLEEDプラチナとWELLプラチナの事前認証を取得し、中国のグリーンビルディング評価プログラムで最高の3つ星評価を受けています。更に、スマート管理システムを導入し、道路からオフィスまでを非接触でアクセスできるようになっているのだそう。

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    香港中国ザハ・ハディド高層ビル
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